すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

ホッカイドウ競馬 注目2歳馬紹介【田中淳司厩舎編】

2026年シーズン(4月15日~11月12日)の開幕を間近に控え、2歳馬の調教が急ピッチで進められている門別競馬場。
ホッカイドウ競馬では今シーズンも全国最多のJRA認定レースが施行され、
開幕初日には〝日本で一番早い2歳新馬戦〟こと『スーパーフレッシュチャレンジ競走』(1着賞金500万円、1,000m)が
行われる予定だ。

開幕に先駆けて2歳能力検査は3月12日からスタートしており、3月末時点で291頭が合格。
デビューへの第一関門を突破している。今年も他地区を圧倒するレベルと量。
この中からJRA北海道シリーズや、来春のダート三冠路線を狙う存在が出てくることだろう。
当コラムではリーディング上位厩舎の所属馬を中心に、選りすぐりのスターホース候補を紹介していく。

まずはホッカイドウ競馬で11年連続リーディングトレーナーに君臨する田中淳司厩舎から。
能検初日と2日目で総勢43頭を送り、全頭が合格。今年も充実のラインナップで開幕を迎えられそうだ。

能検初日に一番時計をマーク!すべてがBIGなクライングコール
初日一番時計となる49秒8(良、800m)をマークして一躍、注目の的となったのはモーニン産駒のクライングコール。
能検時526キロと雄大な馬格の持ち主で、抜群のダッシュで先手を主張すると、そのまま後続を突き離した。
見た目どおりの大きなストライドと伸びのあるフットワーク。推進力があり、一完歩で確実に距離を稼げるタイプだ。

田中師は「最初から時計を出すつもりで気合をつけていきました。
ラップが速かったですし、道中のスピードは良いものがありましたね」と評価しつつも、
「最後は苦しくなって頭が高くなっていましたので、実戦で200m延びてそのあたりがどうか」。

デビュー前からハードル高めの注文がつくのも期待馬だからこそ。
能検後も順調に調教を重ねられており、しっかり開幕初日のスーパーフレッシュ候補に入っている。
半姉に関東オークス4着のシンメルーブス、叔父にトーセンスターダムがいる血統ということで成長力も確か。
先々まで楽しませてくれそうだ。

クライングコール

クライングコール

田中師も素質を高評価、ベストグリーンの半妹ベストカーラに熱視線
血統的な注目度でいえば、昨年のNAR2歳最優秀牡馬に選出されたベストグリーンの半妹、ベストカーラ。
能検時468キロと牝馬としては十分な馬格があり、「馬っぷりの良さでいえば兄以上」と田中師も素質を高く評価している。
3月12日の能検では五分のスタートから徐々にスピードにのると、直線で力強く抜けきって1着入線。
一番時計とはならなかったものの、最後は完全に流して50秒2と上々の内容だった。

田中師は「じつは一番時計はこの馬だと思っていたのですが、ゲートをうまく出られなくて、
牝馬なのでジョッキーも無理をしませんでした。センスが良いですし、スピード能力が高い馬。
この馬も開幕戦候補に入っています。兄同様、ダートグレード競走を狙っていきたい」とすでに秋の大舞台を意識している。

ベストカーラ

ベストカーラ

成長途上でもキラリと光る存在感、2歳女王の半弟リュウノジェット
リュウノジェットは昨年、2歳牝馬戦線を席巻したリュウノフライト(エーデルワイス賞)の半弟。
半兄に道営記念馬リンノレジェンドもいる門別ゆかりの血統だが、田中淳司厩舎からデビューするのは本馬が2頭目となる。

「こちらに来た当初は小柄だったのですが、どんどんと成長してくれています。
血統のいい馬ですし、このまま良くなっていけば。楽しみな素質を持っています」とのこと。

能検時448キロとまだまだ成長の余地がありそうだが、兄姉たち同様、ポテンシャルは高いものがありそうだ。

リュウノジェット

リュウノジェット

調教の動きは厩舎で一、二のレベル、スタッフ評価も高いシアンディオ
普段の調教で前出3頭と遜色のない動きを見せているのが、ドレフォン産駒のシアンディオ。
3月12日の能検は無理せず2着入線というかたちだったが、追走に余裕があり、
ボリューム感のある馬体と重心の低い走りが目を引いた。

「現時点ではありますが、うちで一、二の動きを見せています。どっしりと落ち着いた気性で距離の融通もききそう。
芝・ダート兼用のイメージを持っています」と田中師。

完成度の高さから早期デビュー予定。
順調に勝ち上がってくればJRA北海道シリーズ参戦という選択肢も出てくるだろう。

シアンディオ

シアンディオ

類まれなるスプリント能力、前進気勢の塊、ショートフィルム
社台ファーム生産、育成馬ではマテラスカイ産駒のショートフィルムに注目したい。
3月13日の能検ではスタートで後手を踏みながらも、抜群のダッシュ力でハナを奪うとそのまま押し切って1着入線。
スピード能力の高さを示した。

田中師は「調教では併せ馬に苦労するほど前進気勢が強い馬。軽めの調整で能検に臨みましたが、
動き、内容ともに良かったですね」と評し、「能検を使って変わり身があり、息遣いも良化。
5月のGW前後にデビューさせたい」とのこと。

春先からシーズンを通して楽しませてくれそうだ。

ショートフィルム

ショートフィルム

田中淳司厩舎の注目2歳馬
クライングコール(牡) 父モーニン、母エクレールアンジュ、母の父ゼンノロブロイ グッドラック・ファーム生産
ベストカーラ(牝)父フォーウィールドライブ、母ピースフルジョイ、母の父パイロ ヤスナカファーム生産
リュウノジェット(牡)父クリソベリル、母ピエールナオチャン、母の父ケイムホーム 上山牧場生産
シアンディオ(牡)父ドレフォン、母タキオンレディー、母の父クロフネ 宮内牧場生産
ショートフィルム(牝)父マテラスカイ、母チェインストーリー、母の父カジノドライヴ 社台ファーム生産

馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
Copyright.SPAT4 PREMIUM POINT . All Rights Reserved.
TOPへ