すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

ホッカイドウ競馬 注目2歳馬紹介【5月~6月デビュー予定の注目馬編】

開幕から連日、2歳新馬戦が行われているホッカイドウ競馬。
ハイレベルな調教と熟練の技術による早期仕上げにより、今年も全国トップレベルの2歳戦が繰り広げられている。

例年どおり春先の新馬戦は1,000m、1,100mが中心となっているが、
5月中旬以降は1,200m、1,700mのフレッシュチャレンジ競走が組まれる予定だ。
距離が欲しいタイプの馬たちはここへ向けて調整されており、秋を見据える大物たちはここから始動することになる。

今回は5月中旬~6月デビュー予定の注目馬を紹介していこう。

背中が良く、スタッフ評価が高い1頭、ジャスタウェイ産駒のアヴナント
精鋭揃いの田中淳司厩舎の中でも「馬っぷりの良さが目立つ」(田中師)と評価されているのが、
ジャスタウェイ産駒のアヴナント(牝)。

3月13日の能検では好スタートからハナに立ってレースを引っ張り、ゴール前は流して2着入線という内容だった。
母系は短距離タイプが多いが、本馬のゆったりと伸びのあるフォームは距離が延びても良さそうだ。
能検時482キロと牝馬としては十分なボリュームで、まとまりのある好馬体の持ち主。
田中師も「距離の融通はききそうですね。背中の感触も良いですし、スタッフの評価が高い1頭ですよ」と期待を寄せている。

順調に乗り込まれて時計も詰まってきたことから、早ければ3回開催中にもデビュー予定とのこと。

アヴナント

アヴナント(左)

大きく変身する可能性を秘めた好素材、ナダル産駒の大器、トラブルメーカー
「この先、どんどん変わってきそう」(田中師)と成長が見込まれているのはナダル産駒のトラブルメーカー(牡)。
昨年のサマーセール出身馬で、母ヤクマンブルースは南関東の1,200~1,400mで3勝を挙げている。

3月13日の能検では五分のスタートから向正面でハナを奪うと、直線は2頭で競り合いながら後続との差を広げて2着入線。
50秒7の好タイムをマークしている。能検時484キロとすでに十分なサイズがあるものの、
お尻からトモにかけてのラインはまだまだ成長途上。
それでいて水準以上の動きを見せたのだから、能力の片鱗は見せたといえる。

「現時点ではそれほど目立つ存在ではないのですが、楽しみな馬ですね。
これから幅が出て、後躯に肉がついてくれば。かなり変わってきそうな雰囲気がありますよ」と田中師。

フォームや血統から忙しい距離よりも1,200m以上が合いそうなタイプということで、
秋を見据えたローテーションになりそうだ。一戦ごとに力をつけていく過程を楽しみたい。

トラブルメーカー

トラブルメーカー(左)

先々は芝の走りも見てみたい!ノーザンファーム育成のマインドユアビスケッツ産駒、モンビスキュイ
夏のJRA北海道シリーズ参戦を目標に掲げているのは、社台コーポレーション白老ファーム生産、
ノーザンファーム育成のモンビスキュイ(牝)。
母はJRA芝2,000mで2勝を挙げており、おじに中日新聞杯勝ちのメートルダール、
祖母は伊G3を2勝のイグジビットワンという良血馬だ。
ノーザンファーム空港時代から騎乗スタッフの評価が高かった1頭で、芝・ダート兼用の活躍が見込まれている。

4月9日の能検では五分のスタートから好位で流れにのり、直線ではやや若さを見せながらも50秒8の好タイムで2着入線。
砂をしっかりととらえ、安定感のある走りだった。
田中淳司師も「(能検は)入厩から間もない中でも走りはまずまず。折り合いも問題なかったですし、
距離は延びても問題ないでしょう。芝も合いそうな走りですから、楽しみですね」と好感触。

能検後は一旦、牧場に戻って調整されており、6月中のデビューを目指していく予定だ。

モンビスキュイ

モンビスキュイ

角川厩舎出身の種牡馬ヒガシウィルウインの初年度産駒、騎乗スタッフの評価がすこぶる高いピタゴラ
角川秀樹厩舎の騎乗スタッフの間で「背中が良く、バネ感のある動きをする」と評価されているのは、
新種牡馬ヒガシウィルウイン産駒のピタゴラ(牡)。
父は同厩舎からデビューしてのちに東京ダービー→ジャパンダートダービーを制覇しており、
角川師にとっても思い入れの強い1頭だ。

「厩舎ゆかりの種牡馬の初年度産駒。うちで走らせたいという気持ちはあります。
普段はこれといって目立たない馬ですが、スタッフの評判が良いですし、見た目以上に走ってきそう。楽しみですね」。

3月13日の能検は2着入線ながら、序盤の行きっぷりや、並ばれてからのしぶとさは父を彷彿とさせた。
能検後も順調に乗り込みを重ねており、間もなく初陣を迎えられそうだ。

ピタゴラ

ピタゴラ

距離が延びて真価を発揮!五十嵐厩舎の期待馬、クリシュナラブリー
「500キロある好馬体。走りのセンスを感じる」と五十嵐師が推奨するのは、アルアイン産駒のクリシュナラブリー(牡)。
祖母にフラワーカップ勝ちのマルターズスパーブ、おじにチャレンジC3着のシベリアンスパーブがいる血統で、
母の産駒は芝・ダートを問わず堅実に勝ち上がっている。

3月13日の能検ではややもっさりとしたスタートとなり、中団から流れ込んで5着入線。
この結果だけを見るともうひとつだが、直線ではあえて砂を被せに行っており、経験を積ませることに重点を置いたもの。
五十嵐師も「ストライドの大きな馬で、距離は長いところの方が良さそう。
動きそうな雰囲気を持っている」と話しており、800mの能検はいかにも距離が足りなかった。

能検後も坂路中心のメニューでしっかりと乗り込まれており、調整は順調。
距離が延びる実践で真価を発揮してくれそうだ。

クリシュナラブリー

クリシュナラブリー

5月~6月デビュー予定の注目2歳馬
アヴナント(牝) 父ジャスタウェイ、母ショウナンワヒネ、母の父シンボリクリスエス 桑田牧場生産
トラブルメーカー(牡) 父ナダル、母ヤクマンブルース、母の父カネヒキリ 大作ステーブル生産
モンビスキュイ(牝) 父マインドユアビスケッツ、母マスターワーク、母の父ダイワメジャー 社台コーポレーション白老ファーム生産
ピタゴラ(牡) 父ヒガシウィルウイン、母アポロドリーム、母の父ドゥラメンテ ヤスナカファーム生産
クリシュナラブリー(牡) 父アルアイン、母マルターズクリス、母の父シンボリクリスエス 天羽禮治牧場生産

馬券は20歳から、適度に遊ぶ、大人のたしなみ。
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