すぱっと！POG！は、門別、大井、船橋、浦和、川崎でデビューする2歳馬を対象にした仮想オーナーゲーム。
すでに2021-22サイトがオープンしており、競走馬の指名登録も可能となっている。
門別では2歳馬の仕上がりが例年以上に順調だ。

前回に続いてホッカイドウ競馬のNo.1トレーナー、田中淳司厩舎から有力2歳馬をピックアップ。
今回は大手牧場で生産・育成された良血馬たちに注目する。

能検で驚愕時計・シャルフジン
まずは坂東牧場生産、ノーザンファーム育成のシャルフジン。
近親にタイセイレジェンドがおり、父ヘニーヒューズ、母父クロフネというダート適性に特化した血統背景。
さきの能検では後続に2秒1の大差をつけ、47秒７という歴代最高タイムを記録した。
「このあと牧場で調整してレースに臨むことになるので、能検では最後までびっしり追ってもらいました。
それにしても47秒台とは驚きましたね。改めて能力を感じる走りでした」（田中師）。
早期デビューから大きな舞台を狙っていける器だ。

超大型馬ノックスコースト
日高の名門・下河辺牧場のノックスコーストは能検時540キロと超大型馬ながら、
その重さを感じさせない素軽い走りがアピールポイント。
「大柄ですし、血統的にも短距離向きではないので800メートルの能検はどうかと思っていましたが、
馬なりで流れにのって50秒フラット。
あの走りができるなら1,200メートルの新馬戦でも十分に対応できるでしょう。
先々を含めて楽しみです」と新馬戦Vを意識している。

交流重賞狙うクライオブデライト
追分ファーム生産・育成のクライオブデライトはまだ入厩して間もないが、
牧場でかなりの本数をこなしており、早期デビュー見込み。
母クライリングも田中淳司師の元からデビューしており、厩舎ゆかりの血統だ。
「思い入れのある母の初仔ですし、縁があって預けていただいて嬉しいです。
牧場での評価は抜群だったようで、本当に楽しみ。距離適性はこれから判断しますが、
いずれにしても秋にはダートグレードの舞台に立っていられるようしっかりと準備していきます」。

母も田中淳厩舎で川崎のローレル賞を制している。
厩舎ゆかりのクライオブデライト

田中淳司厩舎イチオシ2歳馬②
シャルフジン　牡、父ヘニーヒューズ、母シャーペンエッジ、母の父クロフネ、平取町・坂東牧場生産
ノックスコースト　牡、父ディープブリランテ、母ランフォーイット、母の父エルプラド、日高町・下河辺牧場生産
クライオブデライト　牝、父パイロ、母クライリング、母の父ハーツクライ、安平町・追分ファーム生産