すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

ホッカイドウ競馬 注目2歳馬紹介 ~ホッカイドウ競馬ゆかりの2歳馬編~

すぱっと!POG!は、門別、大井、船橋、浦和、川崎でデビューする2歳馬を対象とした仮想オーナーゲーム。
ホッカイドウ競馬編のラストは、地方競馬史に名を刻む2頭の名牝の産駒を紹介する。

母はホッカイドウ競馬史上初の牝馬の3冠馬
堂山芳則厩舎のクラグローリー(牡)は牝馬で初めて道営3歳3冠を達成したクラキンコの4番子。
これまでの産駒は2歳戦では目立たなかったが、本馬は「これまでの産駒とはちょっと違う」と堂山師。
能検時476キロは歴代産駒の中で最重量。
骨格、筋肉量も恵まれていて、能検では重心がブレない動きを見せていた。
「クラキンコはもともと気性が荒い馬でした。母になっても当たりがきつく、
そのため、クラグローリーは生まれて間もなく他の牧場に預けられ、そこで成長期を過ごしました」(堂山師)。
3冠牝馬の能力を受け継ぎ、ここまで順調に調教は進んでいる。
「母と同じレベルとまではまだ言えませんが、良いものを持っています。
門別で走らせなければいけないと思っている血統。今年は少し期待していますよ(笑)」。
早ければ2回門別後半にもデビュー予定。

クラグローリー

母譲りのスピードを披露・アイアンサイズ
同じく堂山厩舎ゆかりの血統馬といえばアイアンサイズ(牡)。
母はデビューから3連勝で栄冠賞を制し、船橋移籍後も重賞3連勝の偉業を成し遂げたネフェルメモリー。
産駒のチサット(京浜盃)、ネフェルリリー(13勝)と好成績を残しているが、
移籍後の華々しい活躍を喜ばしく思う一方で、競馬を一から教えてきた堂山師としてはそこに複雑な思いがあった。
「成長が早い血統ではないから、仕方がないところもあるけど、
ホッカイドウ競馬ではまだこれといった成績を残せていないからね。うちの厩舎で、この門別で走らせたい血統です」。
4月20日の能検では母譲りの豊かなスピードを披露して、50秒3のタイムで1着入線を果たした。
「デビューはもう少し先になりそうですが、前向きな走りを見せますし、
良いものを持っています。期待に応えて欲しいですね」と現時点でも評価は上々だ。

アイアインサイズ


ホッカイドウ競馬ゆかりの2歳馬
クラグローリー
父ベルシャザール、母クラキンコ、母の父クラキングオー、日高町・倉見牧場生産
アイアンサイズ
父コパノリッキー、母ネフェルメモリー、母の父アジュディケーティング、新ひだか町・フジワラファーム生産

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