すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

南関東競馬 注目2歳馬紹介 ~大井編~

すぱっと!POG!は、門別、大井、船橋、浦和、川崎でデビューする2歳馬を対象とした仮想オーナーゲーム。
門別に続き30日、大井でも第3Rで今シーズン初の新馬戦が行われる。
いよいよ指名馬選択も本格化する。

隠し切れないポテンシャル・コパノダイリン
昨シーズンの大井競馬最初の新馬戦の勝ち馬マテーラフレイバー(牡)は、2歳時にJRA指定競走を含み3勝をマークした。
冬場を休養にあて、4月13日マーガレット特別(3着)で復帰。
ここからポイントを積み上げそうだ。

すでに能試を合格した組からは大井の名門・荒山勝徳厩舎が送り出すコパノダイリン(牡)をピックアップ。
16日の能試はゲートこそまともに出たものの、その後は全く走る気を見せず最下位でゴールした。
ただ500キロを超えるひと際目立つ好馬体で大物感はたっぷり。
血統的にも15年JRA2歳最優秀牝馬メジャーエンブレムの近親で、
これまでデビューした6頭の兄・姉がすべて勝ち上がっている。
父コパノリッキーは新種牡馬。
馬主はDr.コパこと小林祥晃氏で、門別で世代一番星に輝いたラブミードールと全く同じ組み合わせ。
ガラリ一変の可能性を秘め、先々がかなり楽しめる素材だ。


兄はランリョウオー・マウイフレイバー
すぱっと!POG!2020-21の2歳シーズン3位で現在総合2位ランリョウオーの半弟・マウイフレイバー(牡)。
全兄のニシノアクシスはJRA未勝利に終わり、今年、大井に転入した。
大井初戦は初のダート競馬で14頭立の大外枠だったが、好位を確保し楽々と直線抜け出し初V。
続く2戦目も勝ち連勝を飾っている。
パイロからロードカナロアに父が変わってもダート適性に問題ないと見ていいだろう。


伝説の名馬の血を繋ぐ・カイゲン
カイゲン(牡)は99年のエーデルワイス賞馬リードスキーが22歳で出産した子。
15歳上の兄・ロイヤルボスは川崎でデビューから5戦負けなしでハイセイコー記念を制し、東京ダービーが3着。
5歳時にアジュディミツオーらを下しマイルグランプリに勝っている。
そのリードスキーはマルゼンスキーの産駒。
種牡馬としてだけではなく、母の父としてもスペシャルウィークやウイニングチケットらを輩出してきたが、
時代が流れ、その名前を見ることはほとんど無くなってきた。
カイゲンには〝幻のダービー馬〞を後世に伝える役割にも期待したい。



大井デビューの注目2歳馬
コパノダイリン 父コパノリッキー、母メルセンヌナンバー、母の父ワイルドラッシュ、新冠町・ムラカミファーム生産
マウイフレイバー 父ロードカナロア、母ファビラスタイム、母の父シンボリクリスエス、日高町・桜井牧場生産
カイゲン 父アンライバルド、母リードスキー、母の父マルゼンスキー、日高町・小西ファーム生産


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