すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

船橋での新馬戦・初日!

船橋競馬場は大型連休中の昼間開催(ちゅうかんかいさい)が終わりまして、
木曜日と金曜日は通常営業のハートビートナイター。
でも金曜日の新馬戦は、照明にスイッチが入らない時間にスタートが切られます。
第3レースは16時ちょうど。
第4レースは16時30分。
忘れないうちに投票を済ませておきましょう!

船橋での初日の新馬戦に出走する12頭は、すべて4月20日に能試を受けた馬。
ということで、わりと力量差がハッキリしているように思います。
では、最初の新馬戦(第3レース)からシルシをつけていきましょう。

◎アカリラジアン
○カスミノコゲンタ
▲ダーラナホース
△ミゲル

◎アカリラジアン
母は、船橋で7勝を挙げたタイヨウガデテキタ。
勝ち星はすべて1,200m以下というスピードタイプです。
兄姉にはデビュー戦を制した馬が2頭。
この馬も初戦から力を出せるタイプでしょう。
能試ではインコースを回って、いい動きをしているように見えました。
結果は3着でも森泰斗騎手がムリさせていなかったので、気にする必要はないでしょう。

○カスミノコゲンタ
母マンノアクトレスは、JRAの芝中長距離で好走。
初仔のキーパンチはアメリカンボス産駒で長距離タイプでしたが、
こちらはビッグアーサー産駒で父の影響がどこまで出ているかがカギとなります。
能試ではメンコ着用で、加速がつくと走るフォームが良化。
持続するスピードがありそうという印象でした。
ちなみに馬主さんは父のビッグアーサーと同じ中辻明さん。
馬名の意味由来は「人名+人名」なので「カスミさんの子供がゲンタくん」なのかなと推察します。

▲ダーラナホース
母のバトルバーズアイはセイウンスカイ産駒で、ホッカイドウ競馬と名古屋競馬で計9勝。
祖母ナカミジュリアンは1987年のクイーンカップを勝利しました。
半兄ドリームスイーブルは、門別の一般戦で1勝し、平和賞に遠征して4着。
その後は名古屋の駿蹄賞で2着、金沢のMRO金賞で1着という実績を残しています。
父のウォーターリーグはJRAのダートで6勝。
本馬もダート向きでしょうが、能試時で430kgという点は気がかり。
それでも走りは軽快で、初戦向きという感じがありました。

△ミゲル
母のトーセンディオールはJRA未勝利から浦和に移って3勝。
祖母の半兄がサクラバクシンオーという血統です。
能試では出遅れたもののすぐに追いついて、最後は馬なりで走って4頭立ての4着でした。
ただし、50秒6という時計は上々。
追い始めると前進気勢が出たように見えたので、能試4着で人気薄になるようなら馬券的に妙味かも?

続いて第4レースの新馬戦。

◎ノブオートーケン
○ピボット
▲レティクル

◎ノブオートーケン
母ベルプラージュは、JRAのダート中距離で3勝。
初仔のロスコフは今年1月の中京ダート1,900mで初勝利を挙げています。
本馬は母の第2仔で、社台グループの白老ファームで誕生し、秋の静内・北海道市場で取引(税抜き700万円)。
能試では鞍上がガッチリと手綱を抑えて2番手から。
最後の直線で手綱を放すと、軽いフットワークで伸びていきました。
その走りなら、50秒8という時計以上の評価をしていいでしょう。

○ピボット
母のコドウはJRA未勝利。
祖母のバーガンディレッドはJRAの短距離で4勝し、母の半兄は短距離で好走というスピード系。
本馬の半兄トーセンドナルドは、昨年4月の浦和でデビューして、2歳秋に2勝を挙げています。
能試では鞍上の庄司大輔騎手が馬の後ろに入れて、最後は外に出して伸び脚を見せるという内容でした。
なお、馬主さんは「トーセン」の島川隆哉さんです。

▲レティクル
母のマルデデルマは3歳春にJRAのダート中距離で勝利。
母の産駒は3頭とも苦戦しましたが、半姉グリエクレールは2歳春の時点では育成場で良い動きを見せていました。
本馬は浦河のBTCで育成されて、早い時期に船橋に入厩。
能試では好スタートからいったん控えて、最後の直線は馬なりで2着。
追えばもっと伸びたと思います。
ただ、血統的な面を含めた「すぱっと!POG!」の観点では、シルシとしては「▲」。
でも馬券は単勝で狙っていいと思います。

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