すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

浦和最初の新馬戦

浦和でも新馬戦がスタートします。
現3歳の浦和所属の活躍馬といえばケラススヴィア。
昨年7月3日に能試を受けて、しかし7月27日の新馬戦は出走取消。
改めて9月25日に登場して、5馬身差での圧勝となりました。
ケラススヴィアが出した能試の時計は50秒4。
良馬場での能試では、50秒前後がひとつの目安になるでしょう。

ただし浦和では、能試の時計と同じくらい、指名馬選びの大きな要素があるのです。
それは、
●小久保智厩舎のどの馬を選ぶか
「nankankeiba.com」の出馬表には「初出走時勝率」というデータが表示されていて、
小久保厩舎は4割を超える圧倒的な数字。
小久保厩舎に入ってくる大量の2歳馬のなかで、どの馬が大物なのか。
それを判断するのがとても重要になります。

そのことをまず頭に入れて、さっそく金曜日の浦和新馬戦を血統背景と能試の内容から検討していきましょう。
ところで浦和最初の新馬戦。
当初は2レースで5頭立て&6頭立ての予定でしたが、7頭立ての1つだけになりました。

第1レース(12時00分発走予定)

◎7.ジョーストーリー
○5.シェナコロネ
▲4.マウコノミタマ
△2.ヒカリガサスホウヘ

◎ジョーストーリーの母ネバーエンディングはJRAのダートで2勝。
産駒は第2仔のメイスンウォーがJRAで4勝を挙げましたが、それ以降は低調な結果になっています。
しかし本馬は能試の走りが良好。
道中で砂をかぶらせて、最後の直線では見せムチで気合をつけられた瞬間に加速。
その内容なら新馬戦だけでなく、将来的にも期待できそうです。

○シェナコロネの母タッチブライトは、2歳夏に道営・旭川で連勝し、その後は南関東で7勝。
繁殖入りしてから誕生した馬は、すべて元調教師の冨田藤男さんがオーナーです。
能試では少し出遅れたものの、その後はインをピッタリ回り、最後に福原騎手が手綱を押して気合いを付ける内容。
兄姉と同様に、2歳戦向きのタイプかなと思います。

▲マウコノミタマは、母のヴァルホーリングがエイシンプレストンの半妹という血統。
兄姉は12頭いて、そのうち4頭がJRAで勝利を挙げています。
本馬は能試で馬体重が“計量不能”。
走りもスタートで後手を踏み、道中もなかなか前に進まずという感じ。
最後の直線での走りからは素質が感じられますが、精神面の成長が必要でしょう。
ただ、そういうタイプだけに「無観客」はプラスかも。

△ヒカリガサスホウヘの祖母マイスイートホームは、ダート戦線で活躍したバーディバーディの全姉。
本馬は第2仔で、半姉ケイティミシェル(父ヴァンセンヌ)はJRAの芝短距離で4着1回があるものの、
苦戦傾向となっています。
ただ、本馬はその姉よりも体重が30kgほど多いのはプラス。
能試ではインコースを回って2着でしたが、回転力がある脚さばきを見せていました。

このなかから「浦和枠」の馬を選択するかどうか。それはアナタ次第です!

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