すぱっと！POG！は、門別、大井、船橋、浦和、川崎でデビューする2歳馬を対象とした仮想オーナーゲーム。
これまで新馬戦が組まれていなかった川崎で28日、新馬戦が3鞍実施される。
6月3日には門別でウィナーズチャレンジ競走が、同24日には重賞・栄冠賞が行われ、世代最初の重賞ウイナーが誕生する。

～兄弟が全馬勝ち上がり・フウト～
昨年のトレーナーリーディング1位の高月賢一厩舎からは、フウト(牡)がデビューを予定している。
母オボロヅキは南関東2勝。
初産だった2011年産のウルフマンから途切れることなく産駒を競馬場に送り出しこれまで8頭がデビュー。
全馬が勝ち上がり通算で34勝をあげている。
中でもラブミークンはJRA所属時に4勝を挙げ、船橋の川島正一厩舎に移籍し南関東のオープンを5勝。
ジュンアイノキミは門別でJRA認定競走に勝ちブロッサムカップを制覇している。
4月23日の能試に森泰斗騎手騎乗で出走。
道中は抑え、直線で一気に脚を伸ばして先頭でゴールしている。
距離の融通性もあり、先々まで楽しめそうだ。

能試好時計マーク・社台ファーム生産アンコロモチ
同2位の内田勝義厩舎からは名前も個性的なアンコロモチ(牡)を推奨する。
4月23日の能試では、テンからスピードを上げ、緩むことなく最後まで駆け抜けた。
時計はこの日受験した2歳馬29頭中3番目に速かった。
母アナモリはJRAでダート1200メートルを5勝したスプリンター。
後方待機から末脚勝負の個性派で、記憶に残っている競馬ファンもいるはず。
ダイワメジャー産駒は芝の活躍馬が多いが、ブルドッグボス、ノーヴァレンダらダートのJpn1馬も輩出している。

ディープインパクトに繋がる・ダダダン
ダダダン(牡)は能試で前向きな姿勢を見せ、好タイムを記録した。
父はエスポワールシチー。
昨年はヴァケーションやインペリシャブルが活躍した2年前ほど目立たなかった同馬の産駒だが、
今年はすでに2頭が新馬戦を勝ち上がっている。
平田正一厩舎(川崎)に所属する半兄アークリオーソは、
7月の新馬戦2着後休養し、3月の復帰戦で2着を8馬身ちぎり今後が期待されている。
そして祖母インヴァイトは、ディープインパクトの母ウインドインハーヘアの姉にあたる。
筋肉質で小柄な馬体には無限の可能性を秘めている。

川崎デビューの注目2歳馬
フウト　父エスポワールシチー、母オボロヅキ、母の父カリズマティック、新ひだか町・沖田哲夫氏生産
アンコロモチ　父ダイワメジャー、母アナモリ、母の父トワイニング、千歳市・社台ファーム生産
ダダダン　父エスポワールシチー、母ジプシーダンサー、母の父ウォーニング、日高町・中川欽一氏生産