すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

6月前半の大井の新馬戦!

そろそろ私も「すぱっと!POG!」で南関東所属の2歳馬を選ばなければ……!
6月前半の開催に出走する馬たちから選べるかな?
ギリギリではありますが、木曜日と金曜日の新馬戦からレース予想とともに見ていきましょう!

☆6月10日(木)の第3レース(1600m)

◎1.サブノリョウマ
○7.モルトフレイバー
▲3.マーゴットヴァール

◎サブノリョウマはご存知、JBCスプリントを制したサブノジュニアの半弟ですよ!
全兄のサブノクロヒョウは東京記念を制したステイヤーですが、
初勝利は2歳8月で3歳春までに計3勝を挙げて羽田盃で4着。
全姉のサブノアカゾナエは東京2歳優駿牝馬で3着と、早い時期からでも動ける傾向があります。
そして母の産駒は過去に7頭いて、すべて大井競馬で勝利を挙げているという実績はチョー優秀!
能試は3着でしたが、前の2頭が速すぎただけで、差して50秒7ならぜんぜん問題ないでしょう。

○モルトフレイバーもご存じ、モジアナフレイバーの半弟という注目の存在。
なにも新馬戦で対決しなくても……とは思いますが、次の1600mのレースは次の開催だから仕方ないですよね。
モジアナフレイバーはデビュー戦から4連勝して、羽田盃と東京ダービーで4着。
半兄ゴルトマイスター、ヴォルストは3歳春までにJRAのダート中距離で2勝を挙げています。
能試は4着でしたが、厩舎が小林分場なので「初めての大井」という点を考えれば及第点といえそう。
能試時で500kgという体重からも、上積みには大きいものがありそうです。

▲マーゴットヴァールは「単穴」というよりは「3着候補」という見立て。
能試は3着でもスピードを見せていて、しっかりと育成で実力をつけてきた様子。
私がコレを作成している時点では指名者が30人台なので、穴狙いの手はあるかもです。

☆6月11日(金)の第4レース(1400m)

◎1.マウイフレイバー
○6.トップアメリカン
▲2.ジャイアントジョイ

◎マウイフレイバーはランリョウオーの半弟だけあって、すでに大人気。
ちなみにモルトフレイバーと同じ、静内の桜井牧場の生産馬です。
祖母がジャパンカップでハナ差2着のファビラスラフイン。
その底力が隔世遺伝とダートで花開いたのかなという気がします。
ただ、ランリョウオーがパイロ産駒で、こちらはロードカナロア産駒なのはちょっと心配。
でもメンバー的に恥ずかしい競馬にはならないと思います。

○トップアメリカンは近親に活躍馬があまりいない点が不安。
それでも能試の内容と血統構成からは、初戦からチャンスありとみていいでしょう。

▲ジャイアントジョイの母系は大柄な傾向があるのですが、それにしても能試時で550kgはデカすぎ(汗)。
大型馬の早期デビューは体がデキているかという点で不安ですが、
母は関東オークスで4着に入ったことも含めて、素質はあると考えていいでしょう。
本馬は指名者が作成時点で2ケタ。

☆6月11日(金)第5レース(1200m)

◎3.ラインブレイカー
○2.モンサンアロー
▲1.ママママカロニ
△5.コブラ

◎ラインブレイカーは社台オーナーズクラブの募集馬(1口50万円×20口)。
能試は2着でしたが、小林分場からの輸送があったという点を考えれば上々の結果とみていいでしょう。
早い時期に稼げるタイプだと思います。

○モンサンアローは能試で3着でしたが、無理しなかったところをプラスに評価。
能試から実戦まで中2週ですからね。さらに距離も延びますし。
母のモンサンビアンカはJRAの芝で3戦未勝利でしたが、初ダートとなった4戦目が7馬身差で逃げ切り。
本馬は母の初仔でも馬格十分で、いきなりから動けるとみます。

▲ママママカロニはスピードタイプで、メンバーが揃っていない早い時期にたくさん稼ぎたいところ。
小柄だけに上積みと将来性がどうかという気はしますが、デビュー勝ちをおさめる可能性は十分にあります。

△コブラは能試で快走を見せて、実戦でもその再現ができる可能性は十分。
母の第13仔ですが兄姉は丈夫なタイプが揃っているので、本馬も長く活躍できるタイプに育ってくれると思います。

指名馬の検討は新馬戦での馬券的中につながるハズです。
ぜひとも、その両方で注目してください!

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