すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

6月の金曜川崎の新馬戦

木曜日に続いて、金曜日も新馬戦が2レース!
木曜日は1400mが2つでしたが、金曜日は両方とも900m。
そして出走頭数が多い!
激戦の短距離を勝ち抜いたなかに大物がいるのかも?
ということで、予想とともに将来性も展望できればと思います。

☆第1レース(15時00分発走予定)

◎4.ユランマグノリア
○10.メガフラッシュ
▲8.カネトシケッソク
△7.サンエイジロー

ユランマグノリアは能試でスタートの瞬間こそモッサリと出ましたが、二の脚は上々で先頭に立ち、
後続が接近しても最後まで粘って1着となりました。
雰囲気的には余裕がある1着で、実戦ならもっと時計は詰まりそうです。
母系は堅実に活躍する馬が多い一族。
本馬の半姉は大井で4勝を挙げているウズメヒメで、こちらもタイプ的に短距離向き。

メガフラッシュの能試はスタート直後に気合をつけられて、最後の直線でもムチが入って逃げ切り。
おそらく新馬戦に勝負をかけている感じでしょう。
というのも、個人的に馬主さんとは長い付き合いがあるもので、おそらく……という推理。
ちなみに馬主さんはたぶん「日本でいちばん多くの女性騎手に手綱を取ってもらった」人だと思います(笑)。

カネトシケッソクは能試で僅差2着となりましたが、最後は流していたようですし、能試後の上積みが大きそう。
生産牧場はPRIDE ROCKという最近できた会社ですが、本社の位置がグランド牧場と同じなので、
ダートの流れがあると考えていいでしょう。

サンエイジローは能試でスタートを決めて逃げ切り。
最後の直線ではフラフラする面が見られましたが、ゴール直前での伸び脚は上々でした。
ただ、心配点は11頭いる兄姉の成績がイマイチということと、首が低い走行フォーム。
ただ、馬券には入れる必要があると思います。

☆第2レース(15時30分発走予定)

◎9.シゲルコウモリ
○7.ナインバイパー
▲2.ライクアビー
△1.ルリール
△3.ブレイクアンドキル

シゲルコウモリの母シゲルシュサはヘニーヒューズ産駒の持ち込み馬で、
しかし誕生したダーレー・ジャパンからはデビューできず、秋のセリに出されて税抜き120万円で落札されました。
しかし実戦では良さをみせて、JRAのダート短距離で3勝。
本馬はその第3仔です。能試では好スタートを決めて押し切り勝ち。
実戦でもそのスピードの再現に期待がかかります。

ナインバイパーは能試ではイマイチのスタートでしたが、
3番手で折り合って直線でうまく外に出すとまっすぐ伸びて差し切り勝ち。
それでも最後は馬なりでしたし、距離が延びても走れるような感じがします。
ただ、心配は母のきょうだいの成績がすさまじくサッパリなことと、本馬の半兄2頭もビミョーなところ。
本馬の祖母はJRAの桜花賞で3着に入ったノースサンデーなんですが……。

ライクアビーは4月23日の能試を受けて4着。
あまり無理しなかったという印象で、間隔をあけて実戦に臨むのはプラスに捉えていいでしょう。
51秒3というタイムはメンタイマヨの50秒2に比べるとアレですが、地力的には互角以上と判断しました。

ルリールはシゲルコウモリと同じ能試に出て僅差3着。
道中はマジメに走っていたようで、時計はまだ詰まりそう。
母のアヴァールはJRAのダート短距離で2勝。
本馬は初仔でやや小柄ですが、2歳戦向きと考えていいでしょう。

ブレイクアンドキルはアンタノムスメに千切られましたが、馬なりで走って2位入線。
ただ、3コーナーあたりで森泰斗騎手が促しても進んでいかなかったようで、初戦向き&短距離向きではないかも。
ただ、フットワークには軽い感じがあったので、将来性はあるように思いました。

ということで、金曜日の新馬戦も各馬の指名検討とともに馬券でもお楽しみください!

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