すぱっと！POG！は、門別、大井、船橋、浦和、川崎でデビューする2歳馬を対象とした仮想オーナーゲーム。
各場で2歳戦がスタートし、門別では今シーズン初の2歳オープンが3日第8Ｒで実施され、
新種牡馬・コパノリッキー産駒のラブミードールが2勝目をマーク。
大井では9日に南関3歳の頂点を決める東京ダービーが行われヘニーヒューズ産駒のアランバローズが優勝した。

大舞台で真価発揮・トリアージ
アランバローズを管理しているのは船橋の林正人調教師。
エメリミットに続き、同レース2連覇を達成した。
2歳世代も先鋒のレティクル(牡)が5月7日にデビュー戦を勝ち上がっている。

20年北海道サマーセールで1,000万円を超える価格で落札されたトリアージ(牡)に注目したい。
母の半兄ハタノヴァンクールは、川崎記念(Jpn1)、ジャパンダートダービー(同)などを勝ち交流重賞で活躍した。
父ホッコータルマエはハタノヴァンクールと同じキングカメハメハ産駒。
短距離向きとは言えないが、成長力に富み大舞台に強い血統だ。
デビューはまだ先になりそうだが、後々まで楽しめそうな1頭だ。

母は門別・南関で活躍・プラチナプライド
8日の能試に2頭出走させ、その2頭ともが1位入線した佐藤裕太厩舎からは、
1番時計をマークしたプラチナプライド(牝)を紹介。
母のノットオーソリティは門別、南関東で6重賞を制覇した。本馬はその2番仔。
長男は門別でデビュー勝ちし、ブリーダーズGJC2着。
現在は船橋の川島正一厩舎に所属している。
能試では好発を決め、マイペースで先行。
4角手前で軽く仕掛けると、直線は鋭く脚を伸ばした。
馬体重以上にスッと見せていた馬体が印象的だった。
24日第3Rでデビュー予定。

叔母は桜花賞馬・ソリダリエタ
追分ファーム生産でヘニーヒューズ産駒の良血・ソリダリエタ(牝)。
母の全姉がレジネッタ(桜花賞)で、2頭の半兄はともに地方で9勝をあげている(現役)。
能試では、出遅れて最後方を追走。 先頭に8馬身近く差を付けられたが、コーナーワークで差を詰め、
直線狭いところを抜け出て2位で入線している。
管理する山下貴之調教師は今年、カジノフォンテンで川崎記念、かしわ記念の2つのJpn1を制覇し、
船橋のトレーナーリーディング収得賞金順で首位を独走。
ゲートをしっかり修正し25日第3Rの新馬戦でベールを脱ぐ。

船橋デビューの注目2歳馬
トリアージ　父ホッコータルマエ、母レッドジュピター、母の父プリサイスエンド、新ひだか町・米田牧場生産
プラチナプライド　父マジェスティックウォリアー、母ノットオーソリティ、母の父スウェプトオーヴァーボード、千歳市・社台ファーム生産
ソリダリエタ　父ヘニーヒューズ、母ソルダテッサ、母の父フレンチデピュティ、安平町・追分ファーム生産