すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

優駿スプリントの日の新馬戦☆

月曜大井の新馬戦展望はお休みしましたが、火曜日の第3レースと第4レースはやりますよ!
まずは6月29日(火)の第3レース。1600mで15時40分発走予定です。

◎4.エンバイロメント
○2.スパルタレオニダス
▲6.パワポケトシ

エンバイロメントは能試で上々のスタートを切って、いったん息を入れて最後の直線もしっかり。
2位入線でもしぶとい粘り脚があるタイプといえそうで、距離延長がプラスになると判断しました。
母はJRA未勝利で近親にも目立った活躍馬はいませんが、初仔でも馬格がある点と、能試の走りぶりから本命に推します。

スパルタレオニダスは能試で外を回って流れに乗って、
最後の直線は前の馬がフラフラするなかでも併せ馬の形に持ち込んで僅差3着。
こちらもゆったりした距離のほうが合っている感じがします。
半兄のディープボンドは今年の天皇賞(春)2着で、秋には凱旋門賞に出る予定。
4つ上の全兄ダンケシェーンは、JRAのダートで3勝を挙げています。

パワポケトシは能試でスタート上々でもその後の行き脚がいまひとつ。
それでも徐々に加速がついて、最後までインコースを回って走り切りました。
最後に遅れた点は微妙ですが、今回の顔ぶれで距離が延びれば善戦できると思います。

☆第4レース(1400m・16時10分発走予定)

◎10.クールフォルテ
○8.モッテルネ
▲9.カセノウィン
△4.シンギングファイブ
△6.ミンナノブンモ

クールフォルテの母シュシュブリーズも社台グループの白老ファームの生産馬で、2歳6月に函館の新馬戦を快勝。
その後は脚元に不安が出て、5歳3月にダート1800mで勝利を挙げただけにとどまりました。
それでも母系は優秀で、ルヴァンスレーヴ、チュウワウィザードとはイトコという間柄。
本馬は母の初仔でも能試で470kgなら十分で、能試で見せたバネのある動きは将来性も含めて期待できるかと思います。

モッテルネの母ランデックギブリは、セレクトセールで税抜き4,000万円で落札されましたが、
JRAでは未出走で岩手2勝という成績。
それでも近親には活躍馬が多数という、繁栄の母系を持っています。
本馬は社台グループの追分ファームの生産馬で、昨年9月のセリ市場で税抜き300万円で落札。
しかし能試では前開催の新馬戦を快勝したママママカロニと互角の走りを見せていました。

カセノウィンは能試で好スタートを決めて先手を取りましたが、外に逃げるような走り方。
しかし最後に後続の馬に差し切られると、そこからはまっすぐ前を向いて走っていました。
その様子からは、素質はあっても気性の成長が必要なのかもしれません。

シンギングファイブは能試でまずまずのスタートから馬群の外を回って、最後まで馬なりでアタマ差ほどの差で1着。
時計的には平凡ですが、全馬の鞍上が強く追わなかった組なので、そこは気にする必要がないでしょう。
脚さばきは軽くて、距離が延びても対応できそう。
軽さとパワーをあわせ持つ母系という点にシニスターミニスターという血統構成には魅力があります。

ミンナノブンモは個人的な注目馬。
茨城県稲敷市出身で、能試の走りが上々だった……というだけです。
兄姉の成績はサッパリなのですが、この馬はタニノギムレットが父という点が違うところ。
そんなプロフィールをお知らせしたくて5番手に入れました。

そろそろ新馬戦も佳境に入ってくるところ。ぜひぜひ馬券とともに検討をお願いいたします!

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