すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

金曜日のお昼は浦和で新馬戦が3つ☆

そろそろ来春の活躍が期待できる2歳馬たちが続々とデビューしてくる頃かな?
金曜日の浦和では新馬戦が3つ行われます。
浦和→大井を完走するためにも(?)、新馬戦をキッチリ当てましょう!!!

☆第1レース(800m・11時10分発走予定)

◎4.ホワイトネイル
〇1.ユウユウピクニック
▲2.エイムダウンサイト

ホワイトネイルの母ダイトカイはJRAで大敗が続き、門別に移って1勝という成績(ただし、大崩れは少なかった)。
それでも母のきょうだいにはJRAで好走した馬が多数という、スピードとパワーがある流れを持っています。
本馬は昨年のオータムセール(1歳馬における最後の市場販売機会)で税抜き160万円。
6月10日の能試は馬体重の発表がなかったのがアレですが、映像を見た感じはメチャメチャ小柄ではなさそう。
能試は3着でしたが、実戦なら前半の行きっぷりがもう少し良くなると思います。

ユウユウピクニックは能試で好スタートから先手を取って、秋元騎手がずっと抑えっぱなし。
そして最後まで馬なりでしたから、時計はあまり関係ないでしょう。
実戦でも好スタートが切れるとみて、逃げ切りまで期待してみます。

エイムダウンサイトは4月22日の能試で4頭立ての3着。
同じ能試で1着だったノブレスノアは実戦でも快勝。
この馬は“順番待ち”でここに出ることになったと思われます。
浦河のBTCでしっかりと育成されてきましたから、初戦から結果を出す可能性は十分あると思います。

☆第2レース(800m・11時40分発走予定)

◎6.ライアン
〇5.モンバイト
▲2.ゴールドキングダム

このレースはなんといっても、ディープインパクト産駒のライアンが注目でしょう。
4月22日の能試はモッサリとしたスタートから行き脚がつかず、
それでも3コーナーあたりから加速がついて、最後はクビくらいの差をつけて1着。
その脚さばきを見る限り、ダート向きとは思えません(笑)。
しかし最後の直線で遊びながら走っていましたから、持っている素質には高いものがあると思います。
ただ、馬券勝負はできても「すぱっと!POG!」ではどうかなあ。
JRAに移籍する可能性があるような気がするので……

相手筆頭はモンバイト。
全兄のロビュストは2歳時に門別で2勝を挙げ、3歳1月に浦和で勝利を挙げました。
母のダナエは3歳1月に浦和でデビューして、8戦連続で3着以内を記録。本馬も早い時期から稼げそうです。

ゴールドキングダムは能試のスタートで大出遅れ。
その後も行き脚がいまひとつでしたが、最後の直線に入ってからはまずまずの伸び脚を見せていました。
その内容なら上積みが見込めるとみて3番手に据えます。
……ただ、このレースは選択が難しい印象。3列目は総流しでいいかもしれません(汗)。

☆第3レース(800m・12時10分発走予定)

◎2.クロノニジュウロク
〇4.クレールアドレ
▲7.カシノペルル

クロノニジュウロクは能試で上々のスタートから2番手で流れに乗って、最後の直線でムチが入って差し切り勝ち。
逃げ粘った2着馬(1レースに出走するユウユウピクニック)は完全な馬なりでしたが、
まっすぐ走った点と折り合いがついていた点を評価しました。

クレールアドレは能試で出遅れて、その後は追い上げる脚を見せましたが、最後の直線では外を回ってワイルドに蛇行。
それが実戦でも出ないかどうか心配ですが、この組み合わせなら素質的に上位でしょう。

カシノペルルは祖母がJRAの芝短距離で5勝を挙げたスイートクラフティで、祖母の半兄がG1馬のシンボリインディ。
母とそのきょうだいには目立った活躍馬がいませんが、スピードは秘めているように思います。
能試は上位3頭から離れた5着でしたが、道中は前向きに走っていた様子。
スピードは微妙でも、このレースの馬券では押さえる必要があるでしょう。

というわけで今開催の浦和の新馬戦は、メンバー間の力量さがあるような気が。
これはいわゆる“当てやすい新馬戦”かもしれません!?

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