すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

金曜日の川崎は新馬戦が3つ!

金曜日の川崎競馬では16時ちょうどから新馬戦が3連発!
さっそく予想とともに将来性を展望していきましょう。

☆第3レース(900m・16時00分発走予定)

◎4.レアリゼシチー
○2.ベニヒメ
▲3.コスモヴェレッド

レアリゼシチーは能試でスピードを見せて、2番手に1.1秒差をつける内容。
友駿ホースクラブの地方募集馬で、地方募集馬では初めての200口(1口4万円)として設定されました。
そのためオーナーサイドは募集開始時に完売するか心配していたのですが、
それは杞憂でして、あっさり満口になりました。
まだ脚元が固まっていない状況ではありますが、この距離なら素質で押し切れるでしょう。

ベニヒメはレアリゼシチーと同じ、高月賢一厩舎所属。
同じ厩舎で同じレースに出さんでも……とは思いますが、高月厩舎はこの開催で4頭がデビュー。
新馬戦は3つなので、これは仕方ないですね。
能試はスタート後の加速が良く、先手を取って馬なりのまま1着。
走りかたを見ると、ある程度の距離にも対応できる感じがしました。

コスモヴェレッドは母がJRAのダート短距離で3勝。
本馬は母の初仔で、ビッグレッドファームの地方競馬オーナーズの募集馬(40万円×20口)。
小柄でもパワーがありそうな体型で、短距離向きの感じがします。
能試ではレアリゼシチーから離れた2着でしたが、折り合いがついてインコースをピッタリと回った内容は良好。
実戦での前進が期待できると思います。

☆第4レース(1400m・16時30分発走予定)

◎6.エースストライカー
○3.ジーショッカー
▲2.サツキフジ

エースストライカーは能試で1馬身ほど出遅れましたが、加速がついてからの伸び脚が良好。
トビが大きく、長くいい脚を使えるタイプと見ました。
最後の直線では馬が気を抜いたのか鞍上の森泰斗騎手に怒られて、しかしそのあとはまっすぐ走って1着。
ストライドを含めて高い素質を秘めていそうです。
父のマクリーンズミュージックは競走実績が1戦1勝でもスピード能力の高さを買われて種牡馬入り。
産駒もスピードタイプが多いようです。ちなみに本馬はアメリカ産で、80万円×20口で募集されました。

ジーショッカーは兄姉が12頭いて、活躍したのはJRAで3勝を挙げたトロピカルスパートだけ。
その点は少々心配ですが、能試で見せた完歩の大きい走りからは、1400mのほうが合う感じがします。
どちらかというと、瞬発力よりは先行粘り込みタイプかな。

サツキフジは能試で僅差2着でしたが、最後は無理しなかったという感じ。
能試受験時が402kgと小柄ですから、余力を残す形にしたのだと思います。
全姉のシスルはJRAのダート短距離で3勝。
その姉よりデビュー時の体重は70kgほど少ないですが、これから成長してくると思います。

☆第5レース(1400m・17時00分発走予定)

◎1.ハーピーブロッサム
○2.マニフィックブリエ
▲4.イライジャ
△6.ダイヤ

ハーピーブロッサムは祖母がフジキセキの全妹という血統。
母系は芝向きの相がありますが、能試の走りからはダートが合いそうな印象を受けました。
能試の時計はイマイチですが、この組は流れが遅かったので気にしなくてよさそう。
この距離もタイプ的にプラス材料といえそうです。

マニフィックブリエは祖母がJRAで重賞を制したマジックキス。
母はJRAで3戦とも大敗でしたが、きょうだいにはJRAで勝利を挙げた馬が5頭。
そしてたくさん出走した馬が多いファミリーです。
2つ上の半兄イチライジンは、園田ジュニアカップを勝ち、兵庫ダービーで3着と善戦。
早い時期から動けるとみていいでしょう。

イライジャは能試で50秒5と、6月18日ではもっとも速い時計を記録しましたが、
4コーナーまでマニフィックブリエと競り合ったのがその要因。
直線に入ると加速してマニフィックブリエに1秒7の差をつけましたが、左右にふらつく面がありました。
それを考えると1400mは微妙かも。
ただ、血統的には早期から動ける感があります。

ダイヤは能試で3着でも、ゴール前は3頭がほとんど横並び。
小柄という点は微妙ですが、母の半兄はコスモバルクという血統。
母は名古屋で2勝という成績ですが、通算36戦とタフに走りました。
デビュー戦で勝利までは厳しいかもですが、馬券には入れておく必要があるかなと思います!

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