7月15日(木)は大井競馬場で1600mの新馬戦！

◎6.シェーナディーヴァ
〇1.フォルストライカー
▲2.デルマアズラエル
△3コイゴコロ

シェーナディーヴァの母スイートマトルーフはJRAの芝中距離で5勝。
祖母の全兄が短距離で活躍したシンボリスウォードなどがいます。
本馬は昨夏のセレクションセールで税抜き800万円にて落札。
ドレフォン産駒は7月初旬までにJRAで4頭が勝利しており、注目度が上がっている種牡馬。
ダートでもイケそうな気がします。

フォルストライカーの母ミュゲドボヌールは2歳時に北海道(門別・旭川)で2勝を挙げ、その後はJRAのダートで2勝、芝で2勝。
スピードタイプの母系といえます。本馬は第11仔で、兄姉にJRAでの勝ち馬が3頭(交流で勝利した1頭を含む)。
ダート歓迎の血統で、タイプ的にマイルも合いそう。小柄でも丈夫な感じがあるとみました。

デルマアズラエルは6月11日の能試で僅差2着。
母のマインツは笠松競馬の下級条件で通算62戦10勝という成績でした。
それでも浦河の辻牧場で繋養され、昨年のサマーセールで税抜き1,000万円にて落札されました。
それだけ馬体のデキがよかったようで、能試では499kgで登場。タイプ的にも初戦から動けるとみました。

コイゴコロの母マーティンスリープはJRA育成馬で、1,200万円くらいで落札していただきましたが、
実戦では惨敗の連続(T_T)。
それでも繁殖牝馬として高橋修さんの牧場に預けられ、兄姉5頭のうち3頭がセリ市場で落札されました。
本馬も昨年のサマーセールで税抜き300万円で落札。
兄姉5頭はJRAで3着が最高成績となっていますが、浦河のBTCで鍛えられた本馬は初の地方入厩馬。
ひと味違う走りが見られるかと思って連下に入れます。

☆そして金曜日には新馬戦が2コ！

7月16日(金)第3レース(1400m・15時40分発走予定）

◎5.エーピーアロー
〇4.マイラシャーン
▲9.ジュキシ
△8.エスポワールガイ

エーピーアローの母オーガストウェイは社台ファーム産で、JRAの芝中距離で2着2回。
全兄ミステリアスライトはJRAの芝で5勝を挙げました。
本馬は昨年のサマーセールで税抜き900万円で落札。
兄姉5頭は成績的にサッパリですが、本馬は能試の内容と馬格からシルシに入れます。

マイラシャーンは半兄2頭がJRAで勝利を挙げました。
やや小柄でもスピードを見せて1着になった能試の走りならば、メンバー構成から地力上位と判断しました。

ジュキシは能試快走で、7月2日の分では1番時計。
母は未勝利で繁殖入りしましたが、
母の半弟ラストインパクトは重賞3勝、ジャパンカップ2着で4億円以上を稼ぎました。
本馬は80歳近くでもメチャ元気な田中春美さんの牧場で誕生し、昨年のサマーセールで税抜き700万円で落札。
兄姉の成績はイマイチですが、この馬は小柄だった兄姉よりもひと回り大きい分、しっかり動けると思います。

エスポワールガイの母グラナディラはJRAのダート1200mで勝利。
母の半弟には南関東で勝利を挙げたパフュームクラスタがいます。
ただ、全体的に近親の成績が微妙……。
能試は2着でも内容的には上々でしたが、馬券的には連下までにします。

第4レース(1200m・16時10分発走予定)

◎8.エコロタイタン
〇5.ハッピースパイラル
▲3.ファイエル

エコロタイタンの母ナイキアクトレスは、ひとつ上の半兄がナイキアディライト。
もうそれだけで本命という感じですが(汗)、本馬の兄姉もナイキアドヴァンスなど、
南関東で勝利を挙げた馬が多数います。
こちらは昨年のサマーセールで税抜き890万円で落札。
能試で見せたスピードからも、初戦から注目できるでしょう。

ハッピースパイラルは社台地方競馬オーナーズの募集馬(60万円×20口)。
母はデビューが遅れ、JRAで3着に入ったあと金沢で2勝して、JRAに戻ってダート短距離で2勝しました。
母系もダート向きの血統で、本馬の馬体もダートっぽい感じ。
能試1着の走りを含めて、いきなりからチャンスがありそうです。

ファイエルは能試で上々のスタートを切って、インコースを馬なり。
最後はハナ差くらいで2着でしたが、最後まで馬なりでした。
大型馬だけに無理しなかったのでしょうし、その後の上積みには大きいものがありそう。
第4レースはこの3頭の三つ巴が本線です。