すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

7月の浦和の新馬戦

週明け月曜日の浦和競馬は12時20分が第1レース。
そのオープニングから新馬戦が3連発で行われます。
じつはわたくし、まだ浦和所属馬を指名していないのですよ……
さっそく、予想をしながら指名候補を探していきます!

☆第1レース(800m・12時20分発走予定)

◎4.ローズルルスス
○3.ユメミルツキ
▲1.ツインティアラ
△2.アースミラーレ

ローズルルススは4月27日に中山競馬場で開催された「JRAブリーズアップセール」にて税抜き1,050万円で落札。
JRA浦河育成牧場で順調に育ち、中山競馬場から野田トレセンの小久保厩舎に直行。
そして5月14日の能試に登場し、4位入線で合格しました。
能試受験時は449kgで、北海道にいるときより10kgほど体重が減少。
それもあって、合格すればオッケーという能試だったと思われます。
兄姉の成績はいまひとつですが、母の半兄にロサードやヴィータローザがいる、ステキな血統の持ち主です。

ユメミルツキは母のマーメイドナナが大井所属で36戦1勝。
その成績はイマイチですが、半姉のマーメイドジャンプは笠松所属で2歳戦から活躍しました。
半兄のナットグレースワンは兵庫で2歳時に2勝。
本馬は第3仔で、能試は2馬身ほどの出負けから追い上げて5頭立ての3着か4着。
(能試はカメラが2号スタンドにあるので、ゴールは斜め後方からの映像なのです)
この組み合わせなら時計的に勝負できるとみて対抗に推します。

ツインティアラの能試は、まずまずのスタートから二の脚を利かせて先頭に立ち、そのままの勢いで逃げ切り。
口向きと反応にイマイチな面がある印象を持ちましたが、実戦で変わる可能性は十分にあるでしょう。

アースミラーレは、母の全兄が函館記念を制したクラフトワーク。
ただ、母は未出走で繁殖入りして、
9頭の産駒での出世頭が船橋所属で4勝を挙げたジョワアンジュという点は、ちょっと気になる材料です。
それでも能試で追い上げた内容と、回転力がある脚の動きに期待して押さえておきます。

☆第2レース(800m・12時50分発走予定)

◎4.ハクシンポケット
○5.ダブルラッキー
▲3.ミッキーダイモンド

ハクシンポケットは、祖母が小倉3歳ステークスを制したアルーリングアクト。
母はJRAで未勝利でしたが、新馬戦は単勝1番人気に推されていました。
その母系なら2歳戦向きと考えてよさそう。
能試は雨馬場でモッサリしたスタートでも、すぐに先頭に立って押し切り。
実戦は良馬場でしょうが、対応できるとみて本命に推します。

ダブルラッキーは6月10日の能試で2着。
母のダブルハッピーは門別で2歳時に3勝を挙げ、エーデルワイス賞で5着に健闘しました。
兄姉の成績はイマイチですが、2歳戦向きとみて対抗に挙げます。

ミッキーダイモンドは能試で好スタートから先頭に立って、最後まで馬なりでタイム差なしでの2着か3着。
母はJRAのダート中距離で1勝し、母の全兄は日本ダービー6着、新潟大賞典を制したゴールデンダリア。
本馬の兄姉3頭はJRAでサッパリでしたが、こちらは能試だけ走れば勝利が期待できるでしょう。

☆第3レース(800m・13時20分発走予定)

◎6.ゴールドエース
○2.ラフィット
▲1.ブリジット

ゴールドエースは能試で速い流れを差し切った内容が優秀。
能試の反動は気になるところですが、中23日なら大丈夫でしょう。
母のアンプレヴーは2歳7月にJRAで新馬戦を勝利。
本馬の兄姉は成績的にビミョーですが、仕上がりが早いファミリーであることは間違いなさそうです。
ちなみに母の半姉はマイルCSを制したブルーメンブラットで、
半兄は北海道スプリントカップを勝ったジョイフルハート。

ラフィットは能試で前の2頭が飛ばした影響で3着でしたが、インコースで粘り込んだ内容は良好。
シャドーロール着用でも走るフォームは首を使えていました。
走法的には1400mのほうがいいのでしょうが、今開催の新馬戦は800mしかないので仕方ありません……。

ブリジットは6月10日の能試で、スタートで上に飛んで2馬身ほど遅れましたが、最後は大外を回って2着。
回転力がある走りで、短距離で力を出せるでしょう。
ちなみに本馬は祖母のガールズトークが、第1レースに出走するアースミラーレの母の半妹。
世間は狭いなあという感じがします(笑)。

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