すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

7月最終週は金曜日と土曜日に新馬戦!

7月30日=第3レース(1400m・16時00分発走予定)

◎7.アリスリボン
○4.ファルコンソード
▲2.デンバー
△1.リオンポラリス

アリスリボンは7月9日の能試で、上に跳ぶ感じで3馬身ほど出遅れ。
その後の加速は上々でしたが、3コーナーで外の馬がインに切れ込んだのか、
鞍上の山崎誠士騎手が重心を後ろに下げて引っ張っていました。
しかし、そんな不利がありながらも直線で大トビの走りを見せて差し切りました。
母のカチューシャは2014年のスパーキングレディ―カップで2着、レディスプレリュードで3着。
母も兄姉も馬主は窪田芳郎さん(AKB関係)でしたが、本馬はなぜかセレクションセールで違う人が落札(税抜き700万円)。
その点はちょっと気になりますが、素質には高いものがあると考えていいでしょう。

ファルコンソードは能試で2着でしたが、1着馬がガッツリ追ったもので、そこを割り引く必要はなさそう。
完歩が大きい走りなので、1400mも合うと思います。
母系はコテコテのアメリカンダートな感じがする血統です。

デンバーはファルコンソードと同じ能試で3着。
能試受験時で527kgという体重が示す通りの大きな動きで、能試ではエンジンがかかる前にゴールが来たという感じ。
川崎コースだと持ち味をフルに発揮できるか微妙かもしれませんが、
差し脚を長く使えるタイプであることは間違いないと思います。

リオンポラリスは能試でアタマくらいの差で2位入線。
この組は団子状態になってゴールに入ったので内容を記すのは難しいのですが、どちらかというとピッチ走法。
先手を取って粘り込みを狙いたいタイプでしょう。

☆7月30日=第4レース(1400m・16時30分発走予定)

◎3.ネンキン
○4.センターレーン
▲1.オンザゴー
△2.ブルートルマリン

このレースは混戦。
一応の中心には能試で追ってからまっすぐ伸びたネンキンを推します。
そのほかの5頭の能試での走りを見ると……という、消去法的な採用です(汗)。
3代母の半兄が種牡馬のハウスバスターという血統の裏付けはありますが……

センターレーンは能試でスタートよく先手を取りましたが、その後の伸びがいまひとつ。
その点を踏まえて、1400mの実戦ではおそらく逃げの手に出るのでは。
母の長男のブルベアジネンジョはJRAでデビュー2戦目に勝ち星を挙げましたが、
第2仔のタケミゴールドは船橋のデビュー戦で2着に入ったあとがサッパリ。
本馬は母の3年ぶりの産駒となります。

オンザゴーは能試で3馬身ほど出遅れて、最後方から最後に伸び脚をすこし見せて4着。
それでもしぶとい脚は持っていそうで、距離延長がプラスになりそうな感じはあります。
ちなみに半兄のショウブはJRAのダート1200mで2勝しています。

ブルートルマリンは大出遅れから最後までインコースを通って5頭立ての5着。
重量感がある走りで、能試後に一変するかなあという気はしますが、
メンバー的に流れ込んでくる可能性はあるとみて押さえに入れます。

☆7月31日(土)=第1レース(900m・16時00分発走予定)

◎4.タカラジャンボ
○7.アッレプランタン
△1.ベリングキャット

タカラジャンボは能試でスタートダッシュこそイマイチでしたが、
その後の伸び脚は良好で、最後の直線でもまっすぐに走って1着。
その完成度なら初戦から注目可能とみて本命に推します。

アッレプランタンは能試で4馬身ほど出遅れて、その後の行き脚もいまひとつ。
ただ、回転力がある脚の運びは短距離向きとみて2番手に挙げます。
母のきょうだいはJRAでの勝ち馬が多数で、本馬の兄姉も8頭のうち4頭がJRA所属時に勝利。
ちなみに青森県出身です。

ベリングキャットは能試で互角のスタートから逃げた馬の直後を走り、
4コーナーで外にふくらんだものの、最後までしっかり走ってクビ差くらいで2着。
実戦でもその走りを再現できれば首位争いが可能でしょう。

☆7月31日(土)=第2レース(900m・16時30分発走予定)

◎3.トキノゴールド
○6.マツリダショパン
▲5.キョウエイチャリス
△4.ルミネセンス

トキノゴールドは6月18日の能試で2着でしたが、1着は新馬戦を勝ったエースストライカーなので仕方なし。
能試から1カ月半が経ちましたが、相手関係的に地力上位とみて中心に推します。

マツリダショパンは能試でモッサリとしたスタートから一気に加速がついて、すぐに先頭に立って押し切り勝ち。
抑え気味に逃げていた様子からも、時計はもっと詰まるでしょう。
兄姉の成績はイマイチなのですが、能試の内容を評価して対抗に推します。

キョウエイチャリスはひとつ上の半兄モンゲーハガネが、昨年7月の川崎で2着に2.1秒差をつけて新馬勝ち。
その後は1勝を追加しているだけですが、早い時期から動けるタイプとみてよさそうです。
その兄とは厩舎が違いますが、情報交換はしているハズ……

ルミネセンスは能試でキョウエイチャリスとほとんど並んで入線。
スタートダッシュがよく、最後は3着でも折り合いよく走っていましたから、こちらも首位争いが狙えると思います。

TOPへ