4月25日(月)、浦和競馬の第1レース(11時50分発走予定)で、
南関東における今年最初の新馬戦が組まれています!
といっても、この時期の新馬戦なので、出走登録をしているのは5頭だけ……。
早い時期の新馬戦が少ない頭数になりがちなのは、もちろん態勢が整っている2歳馬が少ないのが最大の要因。
それとは別にもうひとつ「ここで2着になると賞金額が微妙に多くなるために、
しばらく強い馬と同じレースにしか出られなくなる」という側面もあります。
枠順確定前に1頭でも回避馬が出ると「不成立」になりますが、新馬戦は“当てやすい”レースですから、
しっかりと精査してキッチリと仕留めましょう!
◎サムタイムアゴー
○ウオッカガール
馬複はコレ1点でいいでしょう!
サムタイムアゴーの母はJRAで4戦未勝利でしたが、気性難が影響した部分も大きかった様子。
本馬の祖母はJRAで7勝を挙げたシングライクトークで、古馬になって芝の重賞で2着2回。
晩成の印象がある馬ですが、初勝利と2勝目は2歳11月でした。
能試ではスタートひと息でも大外を回ってワイルドに加速。
小柄でもあり、仕上がっているとみていいでしょう。
父のマクマホンはイタリアでデビューし、
その後も連勝を続けて「トーセン」の島川さんにトレードされて、イタリアダービーを制覇。
そして、3歳冬のカタールダービーも制覇しました。
今年がその初年度産駒。
マクマホン産駒は「トーセン」の馬だけなので“当たればデカい”という状況になっています。
果たしてどういう結果になるのか、そのチャレンジに注目です。
ウオッカガールは母がエーシンモアオバー(白山大賞典と名古屋グランプリを各2勝)の半妹。
母は兵庫で8戦2勝でもスピードに限界がある感がありましたが、浦河の栄進牧場で繁殖入り。
本馬は第4仔ですが「エイシン」の冠号でのデビューではなく、昨年のオータムセールで税抜き160万円で落札されました。
それでも能試では上々の先行力を披露。
実戦で前進する可能性が高そうな走りでした。
あとの3頭はスピード的に厳しそう。
「3連複1点にせよ」というなら、能試で3位入線のユウユウプレシャスかなあ、というところです。