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5月の川崎の新馬戦(その1)

5月の川崎開催には
☆木曜日に1,400mが1つ
☆金曜日に900mが3つ
の新馬戦が組まれています。

というわけで、木曜日の新馬戦が南関東で初めての「コーナー4回」の新馬戦。
そこには6頭がエントリーしています。
その血統をざっと見てみると、6頭とも900mのイメージが湧きませんねえ(汗)。
さて、ではシルシを付けてみることにしましょう。

◎2.ライズゾーン
○6.ギャクテンオー
▲4.ラーテル
△5.スマイルフォーユウ

ライズゾーンは能試でスタートの出はいまひとつでも、すぐに加速がついて逃げ切り。
コーナーでも外にふくれることなくインを回れていたところにも好感がもてます。
母の半兄ハートビートソングは2011年の目黒記念でクビ差2着。
母はJRA未勝利でもダート1,400mで2着に入ったことがありますが、
どうも気性的な関係から短めの距離に出走していたような気がします。
それでも本馬は回転力がある脚さばきで、実戦でも先手を取って押し切れると予想。
ちなみに父のビーチパトロールはアメリカの芝の中距離G1を制しています。

ギャクテンオーは能試でスタートを「ボコン」という感じで出て、
それでもすぐにスピードに乗って5番ゲートからまっすぐ外を回る形。
4コーナーも外を回って、最後まで大きく走っていました。ただ、心配なのは血統面。
母は3歳5月に大井でデビューして、5戦4勝の成績でロジータ記念に挑んで3着。
本馬の全兄姉3頭は、すべてJRAで2歳12月以降にデビューしています。
能試の動きは良好でも、その点を割り引いて対抗とします。

ラーテルは能試で5頭立ての4着でしたが、最後の直線に入ってからの伸び脚に見どころあり。
これは間違いなく900m向きではないでしょう。ただ、近親に活躍馬がほとんどいない点は気になるところ。
それでも出走馬の顔ぶれから3番手としました。

スマイルフォーユウは、母のひとつ下の半弟が日本ダービー2着のスマイルジャック。
母は旭川競馬場の3歳牝馬限定重賞フロイラインカップを制しました。
本馬の半姉ステファニーランは、2歳時に門別のリリーカップ、フローラルカップを勝利。
そのほかの兄姉にも早期デビュー馬が多く、初戦で完成度の高さがアドバンテージになる可能性は十分にあります。

金曜日の900m戦の予想は、5月18日(水)のうちに発表します☆

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