大井競馬の5月下旬開催の新馬戦は、金曜日の第4レースだけ。しかも5頭立て(゚Д゚;)
能試で合格した馬はあんなにいっぱいいるのに……
なんでこうなったのか、それを推察すると
1.強い馬が出走するから今回はヤメとこ
2.能試から中1週はキビシイっす
が主なところかと思います。2週間後には次の開催がありますからねえ。
ちなみにこのレースで負けたあと「続戦できまーす」という状態になると、
次は勝った馬たちと走らなければなりません。とくに2~3着だと相手関係が厳しくなりがち。
逆にこのレースで最下位に負けた場合、次は過去の新馬戦でボロ負けした馬たちと一緒に走れるかもしれないので、
トータルで考えるとむしろよかったりします。
では、このレースで他の陣営に「やめとこ」と思わせた馬がいるのかどうか?
◎3.シストルム
○5.エスプリアカボシ
▲1.サベージ
△4.ルックアップ
シストルムは能試でシャドーロール装着。
ビックリ感があるスタートでしたが、すぐに加速して先手を取り、3コーナーあたりからは落ち着いた走り。
後肢に力があるようで、走法を見る限り、距離に対する心配はなさげです。
6頭いる兄姉で勝利を挙げたのはキタノインパクト(JRAの芝で3勝)、
ロッソビアンコ(南関東で2勝)だけという点は心配ですが、
兄にディープインパクト産駒が4頭もいるのは期待の証拠。
その後、オルフェーヴル、ダイワメジャーときて、本馬の父は静内に繋養されていたフェノーメノ。
本馬は父も母も含めて、追分ファームで誕生した馬となります。
エスプリアカボシは能試のスタートでバランスを崩したようで、その後も頭を上げたり外に行ったりでワイルドな走り。
それでも3コーナーあたりからはまっすぐ走る上々の内容で、
矢野貴之騎手が手綱をガッチリと押さえていたので、3馬身差くらいでの2着は割引材料にしないでいいでしょう。
走法としては回転力タイプ。短距離で最後まで脚を使えそうな印象を受けました。
サベージは母が皐月賞2着のサンツェッペリンの半妹。
ただ、ほかに目立つ活躍馬がいない点が気になります。
能試はスタート後の流れが遅く、1着でも時計としては平凡。
それでも最後の直線では馬場の3分どころをまっすぐ走り、ゴール直前でやっと手前が替わるという、余裕がある内容でした。
というわけで金曜日の新馬戦は、シストルムが勝つ可能性が高そう。
推奨する買い目は、馬複3-5の1点にしておきます。
ちなみにシストルム
は水曜日の段階で、およそ1,300名様から指名が入っています!
※2022年5月25日時点の情報となります