ここ数年は、梅雨なのかどうかハッキリしない感じがしますが、今週の大井も梅雨明けをしたにも関わらず雨の日が多数。
木曜日の新馬戦も雨の影響が残る馬場が舞台になりそうです。
となると、先行力があるタイプが優勢。
そしてパドック診断ができるかたは「爪がデカいなあ」と感じた馬はすこし割り引くほうがいいでしょう。
爪がデカいと地面との接地面積が大きくなるので、踏ん張りが効かない形になりがち。
実際にはそこまで単純な話ではないのですが、馬券的中への要素として頭に入れておくのはアリだと思います☆
☆第3レース(1,200m・15時30分発走予定)
◎8.ラヴラブクロフネ
○3.オオサキワンダー
▲7.カガヤキフジ
7月1日の能試で唯一の49秒台を記録したラヴラブクロフネ。
スタート直後は3番手でもすぐに加速して2頭併走の先頭に立ち、
最後の直線ではピッチ走法からストライドを伸ばす走りは、将来性を含めて期待大。
心配点は、能試から中12日での反動があるかどうかだけでしょう。
母のベルモントラヴもJRA新潟のダート1,200mで圧勝歴がありまして、
ひとつ上の半姉ラブラブパイロは2歳時に大井で2勝を挙げて、4月のチューリップ特別で3勝目。
その姉と同じ厩舎という点もプラスでしょう。
対抗は2回目の能試で勝負根性を見せていたオオサキワンダー。
1回目の能試は合格タイムに間に合いませんでしたが、これは全体の時計が遅かったための“もらい事故”。
2回目の能試では先手を取って、ピッチ走法で斜め後ろから2番手の馬が近づくと再加速して押し切りました。
これなら実戦でも大丈夫でしょう。
3番手はカガヤキフジにしましたが、3列目は総流しでもいいかも……
☆第4レース(1,200m・16時00分発走予定)
◎1.ワイルドソニック
○3.ジェーバディ
▲4.コスモモカ
△2.マンファスガール
ワイルドソニックは能試で第3レースに出走するラヴラブクロフネに対して2着でしたが、
これは相手が悪かったと考えるほうがよさげ。
もう少し距離があるほうがいい感じがしますが、スタートセンスのよさを発揮できれば逃げ切りが期待できるでしょう。
ジェーバディは、第3レースに出るオオサキワンダーと同じ能試でアタマ差2着。
それでもゴール手前では騎乗した瀬川将輝騎手は手綱を動かしていないのに、
オオサキワンダーに接近していきましたから、こちらも勝負根性を備えていると見ます。
コスモモカは能試で後方追走から差を詰めてきましたが、どうも外に張ってしまう感じの走り。
ただ、回転力がある脚の動きをしていたので、ワイルドな走りでもスタートが決まれば勝機まで。
マンファスガールは能試で好スタートを決めましたが、和田譲治騎手があまり促さずに後続を待つ形。
そのぶん最後の直線では追い負けしましたが、背中をうまく使える走りができるタイプだと思います。
「すぱっと!POG!」的な注目馬は、オオサキワンダーかなあ。将来性が高そう☆