情報によると、木曜日も金曜日も雨が降って、気温が30度以下になる模様。
出走当日に「暑くてモーダメ」という状況になっている馬は少なくなるかなとは思います。
しかしながら、夏競馬に対する個人的な注意点がありまして、それは
「デカい馬は2割引き」
これは単純な話で、デカい馬は小さい馬よりも運動時に発生する熱量が多いため、
夏は体内で発生した熱が体外に逃げにくいから。
もちろんそんな単純な話ではないのですが、
こういう考えもあるということをちょっと頭に入れておいてもいいかなとは思います。
☆第3レース(1,400m・16時00分発走予定)
◎5.コスモビスケッツ
○6.ナガタエース
▲2.テイコク
△1.ゴバンガイノマリー
おそらく当日の単勝人気的なところからは、穴狙いっぽい感じになると思います。
本命と対抗は同じ能試に出ていた2頭。
コスモビスケッツは能試が1着でも時計的にイマイチですが、
好スタートから先頭に立って、しかし後続が競ってこなかったため。
完歩が大きい走りで瞬発力よりは持続力というタイプと見受けられるので、
コーナー4つのレースなら初戦から注目できると判断しました。
ナガタエースは能試で外を回って無理させない形。
能試から笹川翼騎手が乗っていた点はプラスになるはずです。
本馬の母の母(つまり祖母)は宇都宮の女傑・ベラミロードで、
本馬の母はJRAブリーズアップセールの落札馬で、2歳夏に芝短距離で勝利。
その点からも早い時期から注目できます。
テイコクは大型でもスピード的に互角以上で、この距離も合うと思いますが、
上に書いたとおり「デカい」点がどうなのかしら。
兄姉にも近親にも目立った活躍馬がいない点を含めて、3番手に下げて妙味とみます。
ゴバンガイノマリーは、往年の名曲ですな。
能試では競られてオーバーペースになった割には最後まで頑張りましたが、
走る姿からは「瞬発力より持続力」という感じがしました。
その分、1,400mなら立ち回り次第で善戦以上が見込めそうです。
☆第4レース(1,400m・16時30分発走予定)
◎5.ビッグブリランテ
○7.ラインウォリアー
▲1.ダートレイジング
△6.フォルシェルル
ビッグブリランテは能試でスタート直後は2番手でしたが、3コーナーで先頭を走るゴバンガイノマリーに並び、
そのまま併走してゴール手前で競り落とすという形。
6月の能試は「不合格」になっていますが、実際は不出走。
1,400mに出走したのは「900mよりメンバーが弱そう」という理由かな~という気もしますが、
タイプ的に折り合いもつきそうなので中心に推します。
ラインウォリアーは6月の能試でスタートから勢いよく走って、ゴール前ではダンゴ状態の入線。
今回の顔ぶれなら折り合いひとつで勝機が十分にあると思います。
半兄キミワテルはJRAで3勝をマーク。
本馬は昨年のサマーセールで税抜き1,300万円で取引されました。
ダートレイジングは第3レースの本命対抗と同じ能試に出て、
最後の直線で伸び脚を見せた内容を評価。
ひとつ上の半姉は門別で4月にデビュー戦を勝ち、岩手で2歳重賞を2勝したカクテルライト。
ですが、それ以外の兄姉がサッパリなもので……。
新種牡馬のゴールドアクター産駒という点もビミョーな気がして3番手にしました。
フォルシェルルも兄姉の成績がビミョー。
ただ、祖母がフジキセキの全妹という血統なら、雨馬場がプラスになるだろうと推測して押さえておきます。