スミマセン、じつは11月3日にも大井で新馬戦が2つ行われるのですが、
私は2日から盛岡に来ていまして、しかもJBCとそれ以外の業務が満載でタイムアウト。
というわけで金曜日の分だけ予想します。
「すぱっと!POG!」でまだ大井の枠または南関フリーの枠が残っているかた、
そろそろ指名しないと間に合いまへんで~!!!
☆第3レース(1,600m・15時30分発走予定)
◎5.エルツ
○3.マジェスティア
▲4.カシマヴェローナ
△1.タカイチタルマエ
正直なところ、南関4場のなかでもっとも新馬戦の予想がしにくいのが大井なんですよね。
まして、このレースは能試よりも距離が倍になるわけで。
そのなかで中心視するのはエルツ。
能試ではスタートして全馬が先頭に立ちたがらない感じのスローペースで、4コーナーでは横一列に広がる形。
そのなかでインコースを回ったエルツはとなりの馬と接触。
それでも最後の直線は上々の伸び脚を見せた点を評価しました。
エルツの母はウインプラチナムで、祖母が重賞を制したダイヤモンドビコー。
本馬は浦河のBTCで育成されて、今年の春に行ったときにちょっと名前が出たような……。
デビューは遅くなりましたが、初戦から動けると思います。
マジェスティアは逆転候補。
能試ではスタート後の1歩目が速く、道中はいったん控えて最後の直線で瞬発力を披露して差し切り。
走りかたがワイルドな点は気になりますが、持っている素質には上位のものがあると思います。
3番手には能試で後方のまま5着だったカシマヴェローナを抜擢。
この組は先頭の2頭が競り合ったために時計が出たもので、それに付き合わなかったのはプラスに出そう。
さらに歩幅が大きいタイプで、そもそも800mは合いません。
ということで距離延長が味方になるとみての評価です。
4番手にはタカイチタルマエ。
半姉が2歳戦の園田プリンセスカップを制したサラヒメですが、能試の段階でその姉よりおよそ130kgもデカい点が微妙……。
ただ、能試で2番手を追走できた点は評価が可能で、大きく脚を振り上げる走りかたからもマイル戦は歓迎でしょう。
☆第4レース(1,400m・16時00分発走予定)
◎4.ロンギングナイス
○6.アレナル
▲5.チェンテナリオ
△3.フジコチャン
ロンギングナイスは半姉が九州ダービー栄城賞を制したトップレベル。
能試は闘争心が感じられる走りで、手前を替えるときにスムーズさを欠きましたが、
ゴール前は馬体を並べて最後まで気を抜かない走り。
バンブーエール産駒は少ない割に馬産地での評判がいい馬が多い点を含めて、初戦から期待できると思います。
アレナルは能試で大出遅れをして、3コーナーでは先頭から10馬身くらいの差。
そこから大外を回って追い上げた脚は見どころ十分。
ただし、この組は1着から最下位までがゴール前で0.3秒の範囲に入る横一線。
先頭の2頭は4コーナーから抑えていたという点からも、ビミョーかなという気はします……
チェンテナリオは小柄でも脚力と瞬発力がありそうですが、デビューがこの時期になった点は割引材料。
さらに悩ましいのはフジコチャンですよ。
半兄がテイエムサウスダンではありますが、5月の能試が1着から3.5秒差の最下位。
3戦3勝のマンダリンヒーローとは1.9秒差で、能試も実戦と同じく森泰斗騎手だった点を含めて無視しにくいけれど……。
全国の峰不二子ファンが単勝を買うであろうと予測して、初戦は押さえまでにしておきます。
☆第5レース(1,200m・16時35分発走予定)
◎4.ハニートースト
○6.ヴィシソワーズ
▲1.クレールジャック
本命にするのはハニートースト。
じつはわたくし、この馬の母であるハニーバニーに出資していたのですよ(ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン)。
母はラブミーチャンの半妹。
JRAでは未勝利戦で2着1回から川崎に移って3勝し、JRAに戻って1勝を追加。
体型的にも短距離向きな感じでした。
その第3仔は、昨年のサマーセールで税抜き1,500万円で落札。
オーナーさんは投資家で、みんなが知っているいろいろな企業を買収して再生しています。
それはおいといて、馬格も十分で能試も1着。
いきなりから注目していいと思います。
ヴィシソワーズも能試で1着。
ただ、兄姉で突出した成績を残している馬はおらず……。
それでも能試で見せた好スタートと、その後の球節の返しが強いピッチ走法を評価して対抗に据えます。
あとは選択が難しいところですが、3番手にはクレールジャックを挙げておきます。
能試ではスタートひと息でもインコースを通って回転力がある走り。
実戦で距離が延びるのはプラスになりそうな感じがします。
というわけで、個人的な「すぱっと!POG!」的な注目馬はハニートーストで!