いやしかし、なんだかわかりませんがビックリですよ。
なにがってお前さん(落語の芝浜風に読んでね)、賞金の上がりかたですよ!
浦和の新馬戦の1着が320万円(昨年は290万円)になっていたのは「やるなあ」という感想でしたが、
船橋の400万円(昨年は270万円)を見てクリビツテンギョウ。
そしたら大井も昨年の240万円から約1.6倍の400万円でしょ。
そして川崎が270万円から420万円だって!
正直なところ「ちょっと上げ過ぎじゃない?」という感覚がありますね。
でもそれだけ、各主催者には「良質の2歳馬を確保してレース編成をハイレベルにしたい」という思いがあるのでしょう。
ただ、ファン目線からすると、競馬は“ひとつひとつのレースの出走馬を比べる相対評価”。
だからシルシとか予想とかが成り立つわけです。
まずは木曜日の第2レースと第3レースをジャッジしていきましょう!
第2レース(1,400m・15時30分発走予定)
◎3.ポッドマーフィー
○6.ホークマン
△1.シチークール
△5.ミスティライラック
能試で同じ組で走ったポッドマーフィーとホークマンの一騎打ちでしょう!
順列としては能試で2着だったポッドマーフィーが本命。
好スタートから鞍上の森泰斗騎手がガッチリと抑えて、
最後の直線の雰囲気も「能試の疲れを後に残さない」という意図があったように感じられました。
◎ポッドマーフィーの母はノーザンファーム産で、セレクトセールでけっこうなお値段で落札されまして、
その馬主さんが現役引退後も所有して、初の産駒がこの馬となります。
祖母の全妹には大阪杯を勝ったレイパパレがいる芝向きっぽい血統ですが、この父ならダートに対応できそう。
この距離もプラス材料になると思います。
○ホークマンは4代母が桜花賞馬のオグリローマン。4代母の半兄はオグリキャップです。
本馬の父のホークビルは新種牡馬で、アメリカ生まれで英国デビュー。
英国のパワーが必要な芝コースでG1を勝ち、ドバイシーマクラシック(芝2,410m)も勝ちましたが、
日本での主戦場はダートかなあというところ。
ホークマンの能試での走りはトビが大きく、中長距離のほうがよさげという印象を持ちました。
というわけで、馬券は馬複&ワイド各1点でよいのではないかと。
減量騎手起用の2頭を3連勝式の3列目に入れます。
☆第3レース(1,400m・16時00分発走予定)
◎3.ドンドミノ
○1.グレートノイズ
△2.シスターネビュラ
△6.パンセ
ここも基本的に、グレートノイズとドンドミノの一騎打ち!
本命には能試で後肢が力強いと感じさせる走りを見せたドンドミノを推します。
父のモーニンは新種牡馬で、父の父はヘニーヒューズ。
昨年のセレクションセールで税抜き1,000万円で落札されました。
2つ上の半姉がJRAのダート短距離で2勝していて、母系の流れからも短距離が向きそう。
ただ、4月の能試での走行フォームのよさを評価して中心に推します。
○グレートノイズも能試での走りが良好。
大柄でも馬体はしっかりしているという評価で対抗にします。
△の2頭は押さえまで。
シスターネビュラもパンセも900mよりは1,400mのほうがよさそうなタイプでしょうが、
うまく流れに乗れれば割って入る可能性が出てくるかなという感じの押さえでいいかと思います。
木曜日の新馬戦で「すぱっと!POG!」の指名馬としてオススメするのは
☆ドンドミノ
しかしすでに4,000名近くの会員さんが指名している……
指名するかどうするか、その選択はみなさまの判断にお任せします!
※2023年5月16日時点の情報となります