5月26日の金曜日は、第4レースと第5レースが1,200mの新馬戦。
出走頭数は少ないですが、その辺をちょっと深読みしてみようかな?
☆第4レース(16時00分発走予定)
◎1.ジャズブレイキー
〇5.アンダラクリスタル
出走頭数が少なくなる理由の大きなものとしては、
A.そもそも能試に受かった馬が少ない
B.強い相手と戦うのを避ける
があるわけで、今週の新馬戦は2週間前に大井開催があった関係から「A」の割合が高いかなというところ。
その上で「B」の要素があるのが第4レース。
能試で好時計を出したジャズブレイキーに注目です。
◎のジャズブレイキーは、祖母の半姉に阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)を制した
アインブライドがいるものの、全体的にみると晩成な感じ。
と同時にスピード優先のファミリーでもありまして、この馬の母のラブローレルは芝短距離で3勝を挙げています。
ちなみに全部で56戦もしていて、デビューは2歳7月の函館。体が丈夫なのも母系の特長のひとつです。
ジャズブレイキーは母の初仔ということもあってか、やや小柄という体重。
でもスピード感は十分で、いきなりから注目していいと思います。
そしておそらく「丈夫」なので、走る姿を見る回数も多いと思います。
〇のアンダラクリスタルは、母系に活躍馬があまりいないという点が気がかり。
ただ、◎が強力と考えて、馬複&ワイド1点の相手として考えてみました。
☆第5レース(16時35分発走予定)
◎4.ダテノショウグン
〇2.イタロ
◎のダテノショウグンは、個人的な注目馬。
なんてったって、昨年のサマーセールで税抜き1,950万円まで競り上がったんですよ!
バンブーエール産駒でここまで上昇するのは異例。それだけ馬体の雰囲気がよかったということなんでしょうなあ。
バンブーエールは2008年の園田・JBCスプリント(1,400m)が初めての重賞勝利。
その一方で、2,000mのジャパンダートダービーとダービーグランプリ(当時はG1)で2着に入っています。
その産駒は少ないながらも、ジャパンダートダービーを逃げ切った船橋のキャッスルトップなどを輩出。
2019年の九州ダービー馬、スーパージンガも産駒です。
さらにオリオンパッチという馬は、札幌のトレーニングセールで5,000万円近くまで競り上がりました。
そういうところを含めて、バンブーエール産駒は興味深い存在。
ダテノショウグンは「初出走時勝率」が高い厩舎に入って、能試時の体重が476kgというのも好材料。
先々まで楽しみにできると思える存在です。
第5レースも本命が堅そうなので、相手は1頭ということにしてイタロを選びました。
母系を見るとちょっと晩成っぽいかも……。
このレースはダテノショウグン以外の4頭が、4月または3月の能試を受検しているので比較がむずかしいのですが、
時計で判断していいと思います。
というわけで、今週金曜日の新馬戦は1点勝負を推奨。
そして「すぱっと!POG!」の指名馬にはダテノショウグンをオススメします!