先週の金曜日は台風に伴う気合の入った雨雲が来襲して、
園田が最初から中止で名古屋と浦和が途中で打ち切りという、競馬全滅の日になってしまいました。
台風でこんな広範囲に影響するなんて、私の記憶にはありませんねえ。
すでに「梅雨」に入ったことですし、時計が出やすい馬場状態という前提で検討していきましょう!
☆第4レース(1,400m・16時00分発走予定)
◎1.ハマノキョウケン
○2.フォルトリアン
▲4.ワープ
△6.ピコイチ
◎ハマノキョウケンは馬名がなんかコワイ感じ……ブルブル。
意味由来は「浜の+友人の愛称より」だそうで、やっぱりちょっとコワイっつーか、
強そうなイメージが残りますねえ(汗)。
昨年のサマーセールで税抜き1,500万円で購買されまして、母系はスピード寄りかなと思います。
能試は4着でしたが、前開催の新馬戦を楽勝したダテノショウグンから0.3秒差なら上々と考えていいでしょう。
この距離もタイプ的に合っていると判断します。
○フォルトリアンは能試で余裕ある動きで1着。
能試で乗った矢野貴之騎手はピコイチに乗りますが、森泰斗騎手なら心配する必要はないでしょう。
母系の成績的にも初戦から動けるタイプだと思います。
▲ワープは兄姉6頭がJRA所属でサッパリ。
ただ、血統的にはしっかりとした裏付けがあって、兄姉6頭がすべてノーザンファームで誕生したという背景は評価できます。
本馬は新冠のスカイビーチステーブルで誕生。
小柄でも雨の影響があるダートならチャンスありとみます。
△ピコイチは昨年のサマーセールで税抜1,700万円にて落札。
わりと勝ち馬率が高い母系で、芝の短距離が合う流れにヘニーヒューズという血統で、
能試で482kgという馬格も魅力に映ります。
あとは能試から1か月ちょっとと、いったん緩めた点がどう出るか。
その点を懸念して連下までとしておきます。
☆第5レース(1,200m・16時35分発走予定)
◎2.ワセダノオトコ
○3.ポッドレオ
▲1.イチニチショチョウ
◎ワセダノオトコは馬名の意味由来が「地名+男」だそうで“都の西北♪”から来ているのかは不明。
その能試はスタートがイマイチでも加速はついて、最後の直線も手前をなかなか替えなかったわりには伸び良好。
その内容なら実戦で前進可能でしょう。
3代母はレッドチリペッパーで、スピード系の流れを持っているタイプだと思います。
○ポッドレオはワセダノオトコと同じ能試で3着でしたが、好スタートから逃げて、
最後はムリして追っていなかった内容なので、その着順で評価を下げるのは危険。
兄姉は成績的にイマイチですが、こちらは血統的にバリバリのダート向きという感じがする点もプラスといえます。
▲イチニチショチョウは能試で先手を取って、道中はしっかりと追われましたが最後は流す走りで僅差1着。
こちらも兄姉は成績的にビミョーですが、新馬戦の組み合わせなら善戦以上が可能と見ます。
☆第6レース(1,200m・17時10分発走予定)
◎3.スピニングガール
○4.ゲールタクト
▲1.サブノマリシテン
△5.ゴールデンブザー
◎スピニングガールの母セラミックガールは、
門別所属時に盛岡のジュニアグランプリを大井の上田健人騎手(現在は引退)で勝利。
その後は苦戦続きでしたが、母としてはJRAの芝中長距離で3勝しているタイソウを送り出しています。
そして本馬は母の馬主だった山口裕介氏が初めて産駒の馬主欄に名前を記すことに。
能試では外に逃げ気味でしたが差し切り勝ちで、実戦でも動けると判断しました。
ちなみに父のニューイヤーズデイの産駒は、ダート系が多い感じがします。
○ゲールタクトは能試の時計がイマイチですが、前半がえらく遅いペースだったのよね。
最後の直線ではまったくの馬なりで、おそらく「合格すればいい」というクチではなかったかと思われます。
半兄にJRAの重賞勝ち馬、バイオスパークがいる血統で、
第12仔という点は気になりますが、昨年のサマーセールで税抜き2,000万円となかなかのお値段。
浦河のディアレストクラブで順調に鍛えられてきた点に期待します。
▲サブノマリシテンはスピニングガールと同じ能試で先手を取って、最後はムリせずという内容。
実戦でも逃げの手が打てそうで、粘り込む可能性が十分にあると思います。
△ゴールデンブザーは能試で直線に入ってから加速して、逃げた馬を捕らえて約4馬身差で1着。
でも能試の反動があるかもという気がするので、押さえまでにしておきます。
ちなみにワタクシ、ここでシルシを打った馬のうち1頭を「すぱっと!POG!」で指名しております。ワクワク~♪