すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

南関東競馬 注目2歳馬紹介 ~大井・浦和編~

今年の南関東POGコラムも計4回。能力試験に合格した即戦力をピックアップしてお伝えします。
2024-25シーズンの能力試験は3月22日の大井競馬場からスタートし、5頭すべて合格。
続く4月12日は7頭が出走して6頭が合格しています。

南関東デビュー勝ち第1号を狙うのは、赤嶺本浩厩舎のランベリー(牝)です。
スタートで大きく出遅れ、先頭に10馬身近くも離されましたが、一気に加速して3コーナーで早くも先頭。
直線は追われることなく、4頭立ての1位入線を果たしました。

800メートル54秒1でタイムは平凡ですが、手綱を取った矢野貴之騎手は
「速いですよ。ゲートを出て変な動きをしたのは想定外でしたけど、練習すれば出るので」とスピードを高く評価。

15年の桃花賞、優駿スプリントトライアルを制し、優駿スプリントで2着したアクティフ(父ファスリエフ)の3番目の産駒。
母譲りのスピードは確実に受け継がれており、赤嶺調教師は「馬なりでハナに立って突き放したし、まだ余裕があったからね。 あと2回ぐらいゲートから出して、普通に出られるようになればいいかな。頭はちょっと高めだから距離はもたないかもしれないけど、 スピードはかなりある」とデビューVを意識しています。
大井1,000メートルは最適の舞台で、サブクエスト初級編&中級編クリアを目指す初心者POGオーナーにはオススメです。

3月29日に行われた浦和競馬の第1回能力試験は4頭中3頭が合格しました。

800メートル50秒9で1位入線したライトスリー(牡)は、すでに指名者数が4,000人(4月23日現在)を超えて注目度はピカイチ。 騎乗した吉留孝司騎手も「まだ余裕があったし、跳びがいい。距離は短くても長くても大丈夫そう」と太鼓判を押しています。 父City of Lightは17年のマリブS、18年のBCダートマイル、トリプルベンドS、19年のペガサスワールドCの勝ち馬で、 種牡馬としては23年のBCジュヴェナイル、今年のフロリダダービーを制したFiercenessを輩出。
来年のクラシックシーズンに向けて期待が高まります。

同組で3位入線したデンデラリュウバ(牝)も注目の1頭です。
見越彬央騎手が「入厩した時からいい感じ。背中がいいし、伸びシロがあります」と上々の手応え。
17年のキャッシュコールフューチュリティ、18年のマリブS、ペンシルベニアダービー、
19年のホイットニーSの勝ち馬McKinzieの初年度産駒で、父と同じく早い時期から楽しめそうです。

2頭ともにデビュー時期は未定ですが、小久保智調教師は「仕上がりはまだ進んでいないからね。
デンデラリュウバは猫をかぶって全然進んで行かなかったけど、両方とも走るよ」とお墨付き。
2歳シーズンから多くのレース経験をさせながら、心身ともに鍛えて強くするのが“小久保流”。

昨シーズンのコラムで紹介したライゾマティクスはデビューから3連勝を飾り、
鎌倉記念、ハイセイコー記念2着、ニューイヤーCで3着。
2023-24シーズンのトータルGランキング総合部門で3位(4月23日現在)に入る活躍を見せてくれています。
今シーズンも名門・小久保厩舎から目が離せません。

大井競馬第1・2回&浦和競馬第1回能力試験:注目馬ピックアップ
ランベリー(牝)父モーニン、母アクティフ、平野牧場
ライトスリー(牡)父City of Light、母Hollidaze、ParksInvestmentGroup,LLC生産
デンデラリュウバ(牝)父McKinzie、母It's Mine、ThreeDiamondsFarm生産

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