すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

南関東競馬 注目2歳馬紹介 ~船橋・川崎(1)編~

4月17日に行われた船橋競馬の第2回能力試験は7頭すべて合格。

800メートル51秒0の一番時計をマークしたのは矢野義幸厩舎のリヴェルベロ(牝)でした。
スタートダッシュは今ひとつでしたが、木間塚龍馬騎手に気合をつけられると一気に加速してハナへ。
3コーナーから徐々にリードを広げ、直線でもしっかり追われて2番手に1秒もの差をつけてゴールを駆け抜けました。

リヴェルベロは矢野義幸厩舎ゆかりの血統馬。
16年の京成盃グランドマイラーズを含む12勝をマークした父レガルスイだけではなく、
母ロサガリカ産駒でデビューした7頭のうちオーズ(通算9勝)、エクスタシー(通算1勝)、
レベルフォー(11勝、現A2)、スティローザ(19年の園田プリンセスCを含む通算10勝)、
エルロイ(6勝、現B1)、チェルカトローヴァ(2勝、現B2)は矢野調教師が手がけてきた馬たち。

それだけに思い入れは深く「血統を残しておきたい気持ちがあるからね。
リヴェルベロは今までの女の仔と違って体があるし、けっこうやれるんじゃないかな。
まだ全然できていないけど、今回の能力試験組が相手ならね」とニコリ。
しっかりデビューVを決めて賞金を獲得し、成長をうながすために休養させる青写真を描いています。

4月16日に川崎競馬で行われた能力試験は18頭すべてが合格しました。

オススメしたい3頭のうち、高月賢一厩舎の2頭は次回コラムにて。
始めに紹介するのは、鈴木義久厩舎のデーレーチョップ(牡)です。

好スタートを決めてハナに立ち、直線で後続をグングン引き離して800メートル50秒4の好タイムで1位入線。
町田直希騎手は「少し気難しくてゲートがうるさいところがあるけど、まともなら速い」とスピードを高く評価しています。

鈴木調教師も「育成牧場で一番動きが良かったし、能力試験も一番楽だったからね。
仕上がりは早いけど、まだ体が緩いし、子供っぽいところがあるから、
あと20キロぐらい体が増えてくればオープンまで行くと思う。
追ってからのバランスが良く、芯がしっかりしているからブレない。
現時点で負けないと思うし、取りこぼさないようにしたい」と自信満々。
気性の勝ったスプリンターにならないようにワンターンの900メートルではなく、1,400メートルでデビューする予定です。

船橋競馬第2回&川崎競馬第2回能力試験(1):注目馬ピックアップ
リヴェルベロ(牝) 父レガルスイ、母ロサガリカ、静内山田牧場生産
デーレーチョップ(牡) 父タリスマニック、母フィップル、グランデファーム生産

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