7月2日に青森県の八戸駅からクルマで15分くらいの場所で、
サラブレッド1歳の「八戸市場」が開催されまして、このあとは北海道でのセリ市場がシーズンイン。
八戸市場で購買していただいたお客様は地方競馬の馬主さんが中心。
これからしっかりと鍛えてもらって、稼げるお馬さんになってほしいと思います。
今年の「八戸市場」に登場した馬も、地方競馬で活躍した兄姉をもつ馬が多数。
みなさま、九州と青森のセリ市場で1歳馬を買ってくださいね☆
☆7月4日(木)川崎第3レース(1,400m・16時00分発走予定)
◎6.ミステリオ
○2.ピンクタオルチャン
▲5.シナノオヤカタ
△3.レイニングキング
ミステリオは能試で2着でしたが、好スタートから先行策を取って、
山崎誠士騎手が最後まで追わずという「受かればいい」という内容。
実戦ではビッシビシと追ってくるはずで、ゆったりした走りかたからもコーナー4回の舞台はプラスになると見ました。
母はJRAのダート1,400mで2勝。半姉のミスティカもJRAのダート1,400mで勝利。
というわけで“1,400mが得意な一家”と決めつけてみたいと思います。
ピンクタオルチャンも能試で2着。
ただ、スタートひと息でもゴール手前での勢いがある伸び脚に素質を感じたので対抗に推すことにしました。
兄姉の成績はかなりイマイチですが(失礼)、1,400mは好材料になると判断しました。
シナノオヤカタも能試で2着。
ただ、どうもモッサリ感がある走りに見えたので、初戦の評価としては3番手。
3代母が大活躍したノースフライトで、その点を考えても晩成チックなイメージ。
ただ、能試は距離不足だった可能性はあります。
レイニングキングは近親に活躍馬がいっぱいいるのに、本馬の姉たちはサッパリ……。
でも能試の動きは上々だったので、連下に押さえておきます。
☆7月4日(木)川崎第4レース(1,400m・16時30分発走予定)
◎5.ミヤギエンペラー
○1.ノーブルクリード
▲4.クロイゼルング
△6.ラヴニールドレーヴ
ミヤギエンペラーは、ひとつ上の半兄がUAEダービーに出走したジョージテソーロ。
能試は3着でしたが、1着馬(ベアバッキューン)が走りすぎた感があるので、
2着と僅差の内容なら大丈夫と考えていいでしょう。
ノーブルクリードは母がJRAのダートで1勝。
本馬の兄姉は12頭いて、そのうち3頭がJRAで勝利を挙げています。
能試は出遅れたものの、外を回って追い上げて押し切った内容は見どころ十分。
距離延長もプラスになると思います。
悩ましいのはクロイゼルング。
浦河のBTCのなかにあるJRAの牧場(?)で誕生して、今年のブリーズアップセールで税抜き380万円で落札されました。
この馬はひとつ上の半姉もJRA生産馬なのに園田競馬場でデビュー。
なんでJRAデビューじゃないのよ、という疑問はありますが、しっかりと育てられていることは間違いないです。
ラヴニールドレーヴは半姉が川崎所属のデーレーディーバ。
こちらは能試から森泰斗騎手が乗っているという点で注目してみます。
☆7月4日(木)川崎第5レース(1,400m・17時00分発走予定)
◎2.ピーエムナナ
○1.テルケンユミムーン
▲3.バックビート
ピーエムナナは母が門別で2歳時に3勝。その初仔はオーヴァルエース産駒です。
有名どころとはいえない父ですが、2018年11月の新馬戦から翌年のヒヤシンスステークスまで3連勝。
なんと、デルマルーヴルやマスターフェンサーを負かしています。その成績なら種牡馬入りするのは文句ないところ。
本馬は能試で軽快な動きを見せて逃げ切りました。
この距離でも押し切る可能性は高いと判断します。
相手筆頭はテルケンユミムーン。
3代母の半兄がダイタクヘリオス(なつかしい……)で、底力が豊富な母系という感じ。
そこにアドマイヤムーンなので、やっぱり底力系という印象です。
でも能試ではスタート直後に加速がついて、鞍上の指示に俊敏に反応していた様子。
その内容なら1,400mでもイケると思います。
バックビートはひとつ上の半姉がJRAのダート1,200mで勝利。
能試はスタートが上々で、4コーナーでは外を回りすぎましたが見せムチだけでマジメに走って余裕ある1着。
素質的になかなかのものがあると見ました。
ただ、3レースとも混戦かなあ。
「すぱっと!POG!」での指名オススメ馬は、ピーエムナナにしておきます。