すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

金曜日は浦和と大井で新馬戦!

南関東で1日に違う競馬場でそれぞれ新馬戦があるって、私は記憶にないんですけど。
将来的に「1日で2か所の新馬戦の1着を当てる」という馬券を創設できないものかしら。
ついでに香港の「騎師王」馬券みたいに、その日のMVPを当てる馬券とかも作ってほしいなあ。
法律の制約がどのくらいあるかは不明ですが……

さて、金曜日の新馬戦は浦和→大井の順番です。

☆浦和5レース(800m・15時15分発走予定)

◎6.クマノコ
○4.ニンリル
△1.クレストライン
△3.キョウエイサマンサ

何が気になるって、クマノコの馬名の意味由来ですよ。で、調べてみると、
「哺乳鋼食肉目クマ科の幼体」
なので、単純に“熊の子”でした。

それはおいといて、この馬はJRAブリーズアップセールで
「調教進度遅れ」という注釈がついての上場だったため、税抜き220万円という価格で落札。
馬主さんは“珍名馬主”として存在感を増している内田さん。
そうです。
アルヒモリノナカ、クマサンニデアッタ、トコトコトッコトコ、チイサナイヤリング……
などと続く「森のくまさん」シリーズの集大成といえる馬名でございます!

しかしJRAブリーズアップセールでは
「ゆっくりめのスピードでの騎乗供覧」だったのが、その後の再調整は順調だったようで、
能試ではスタート直後は2番手でもすぐに加速がついて、実質逃げ切りといえる押し切り勝ち。
その内容なら実戦でも押し切れると判断しました。

ニンリルは能試で好スタートから先頭に立ち、
4コーナーでわりと外を回って位置取りを下げたものの、ゴール手前で再び加速がついて押し切り勝ち。
その内容なら実戦でも首位争いが可能だと思います。

この2頭の一騎打ちが濃厚で、
3着争いの候補としてクレストラインキョウエイサマンサを挙げておきます。

続いて大井4レース(1,200m・16時05分発走予定)

◎3.ブルードプリュス
○2.フロントドア
▲6.スターオブバーバラ
△1.アビレス

ブルードプリュスは能試で出遅れ。
しかし「ハッ!」みたいな感じで加速がついて、大外を回って馬群に加わりました。
そして3コーナーからは回転力を感じさせる脚さばきで上昇。
最後の直線でも右脚がよく伸びる走法で僅差3着に入りました。

本馬の半兄にはJRAのダート短距離で4勝しているドンアミティエがいて、
ひとつ上の半姉は昨年のエーデルワイス賞で4着に入ったライトヴェールと活躍馬がたくさん。
そして本馬は昨年のセレクションセールで、税別3,200万円で落札されたとですよ!!!
こりゃ初戦から注目せねば、という期待馬です。

フロントドアは帯広駅からクルマで30分くらいのところにあるリトルブルーファームの生産馬。
ここは以前からビッグレッドファームと付き合いがあって、そこ出身の繁殖牝馬がけっこういます。
この馬の祖母もそのうちの1頭ですが、スピードよりスタミナに寄っている感じ。
(長年、マイネルの会員をしているので、その辺の感覚はわりと理解していると思います)

能試ではモッサリなスタートから外を回って4着でしたが、時計はまずまずでも走りかたには改善の余地がたくさん。
それでも好勝負できるとみて2番手としました。

スターオブバーバラは能試でゲートが開いた瞬間に外側にカニ走りしてしまって、
でもその後はまっすぐ走っていました。
結果は最下位でも動きは悪くなかったので、スタートが改善されればチャンスあり。

アビレスは能試でクビ差くらい先着されたフレンドローマが新馬戦を快勝している点を評価。
走るフォームは良好で、能試後にひと息入りましたが、いきなりから走れると思います☆

TOPへ