すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

7月21日(日)の夕方は船橋で新馬戦でしょ!

日曜日の船橋競馬は、JRAのメインレースと真っ向勝負の時間帯に新馬戦がスタート。
こういう言いかたはアレですが、5頭立てですからね。当たりやすいのは船橋のほう。

そして私が調べたデータによると、船橋から大物に育つ馬は7月デビューが多い模様です!

☆第2レース(1,000m・15時10分発走予定)

◎4.ミナトノソウタ
○2.メルヘンローザ
▲3.カミノワ

ミナトノソウタは母の母の父がディープインパクト。
強調できる点はそのくらいなのですが、能試で見せたダッシュ力と脚さばきのしなやかさが魅力的。
短距離向きとは言いにくい感じはしますが、この組み合わせなら能試と同じように押し切れると思います。

メルヘンローザは3代母がロゼカラーという、いわゆる“薔薇一族”。
そこにヘニーヒューズ、ゴールドアリュール直仔のゴールドドリームと、ダート向きのパワーが積み重ねられております。
能試では最後にイン差しを決められて2着でしたが、ゲートが開いた瞬間に1馬身くらいリードしていたダッシュ力を発揮できれば逃げ切りが可能でしょう。

この2頭の一騎打ちが本線で、あとはカミノワをマーク。
モッサリ系のスタートから臼井健太郎騎手がメッチャ追いまくった内容を含めて短距離向きとはいえないでしょうが、
相手関係を考えて3番手とします。

☆第3レース(1,000m・15時40分発走予定)

◎4.プリムスパールス
○3.マドモアゼルヴェル
▲5.キョウエイロード

プリムスパールスは能試で見せたスピードが魅力。
ただ、兄姉の活躍馬はJRAで2勝を挙げた半兄バーンパッションだけで、
その馬が初勝利まで11戦を要した点は気になりますが……。
でも相手関係と、兄も母もJRAの左回りで勝利を挙げたという点を加味して、
初戦勝ちが可能と判断します。

マドモアゼルヴェルは、母のキタサンモデルがキタサンミカヅキの全妹という点がチョー魅力。
ただ、セリ市場のお客様にはその血統背景は刺さらなかったようで、ひとつ上の半姉(父ストロングリターン)がオータムセール(1年の最後のセリ市場)で税別80万円、本馬はサマーセールで200万円。
能試では1着馬に5馬身ほどちぎられましたが、好スタートから3番手に下げて最後の直線でまっすぐ伸びた内容なら、
実戦でもチャンスがあると思います。

キョウエイロードは能試がイマイチですが、半姉アヤサンハピネスが船橋で10月の新馬戦を制した点を評価。
能試後の上積みに期待します。

☆第4レース(1,200m・16時15分発走予定)

◎1.インディスピュテブ
○3.ワールドクライシス
▲4.アメストリス

インディスピュテブの母ブルーミングブーケは、あのオメガパフュームのひとつ下の半妹ですよ!
しかし、その2番仔の本馬はサマーセールで税別250万円とイマイチの評価でした(涙)。
母のJRA未勝利がマイナスだったのか、それともノーブルミッションという未知の種牡馬が敬遠されたのか……。
でも能試で出遅れてもその後の加速力が見どころ十分。
能試後の上積みも大きそうで、走法的に逃げ粘りを狙うタイプだと思います。

ワールドクライシスはサマーセールで税別1,250万円という高額で落札。
祖母はJRAの芝で5勝(降級制度がある時代なので、1勝クラスと2勝クラスを各2勝しました)ですが、
本馬の兄姉は6頭いてJRAで1勝した馬が1頭だけ。
能試ではちょっと重いかなという印象がある走りでしたが(注:感じかたには個人差があります)、
能試から1か月経っての変わり身に期待します。

アメストリスはひとつ上の半兄が大井で2勝しているセントラルガバナー。その兄は昨年7月の新馬戦でクビ差2着でした。
本馬はその兄より30kgほど小柄ですが、能試で大出遅れをしながらも差し切り快勝と見どころ十分。
最後の直線で手前を替えてからの伸び脚がよかった点を強調しておきます。

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