台風10号の動きが先週末の予想とは大きく違って、30日の金曜日もまだ西日本にいるっぽい感じ。
でも雨は降る感じがするので、
金曜日の新馬戦はダッシュ力とスピードがあるタイプを割り増しにする方針で予想してみます。
☆第3レース(1,000m・15時45分発走予定)
◎2.ヒョンニム
○1.ヒャクジュウノオー
△4.サティスファイア
△6.ダイセンブライト
ヒョンニムは、その意味は韓国語で「兄さま」(登録上の意味由来は“兄貴”)。
確かに母リトルの初仔なので、弟になることは絶対にないですな(笑)。
それはともかく、能試がスタート直後は3頭並走でも、
残り150m付近で気合をつけられると一気に伸びて2着馬に1.3秒差というのはかなりの内容。
能試は山本大翔騎手の騎乗で軽量だったのかもしれませんが、
実戦が御神本訓史騎手というのは期待の表れと判断しました。
あとは2番手争いと判断しまして、その筆頭は能試3着のヒャクジュウノオー。
先着した2頭はゴール手前からスイッチが入って爆走してしまったという感じでした。
こちらは突き放されて0.8秒差でしたが、実戦でも先行粘り込みが狙えるとみます。
サティスファイアとダイセンブライトは能試でスタートがいまひとつ。
スピード的にもどうかなあという気はしますが、3列目の候補として挙げておきます。
☆第4レース(1,000m・16時20分発走予定)
◎1.ウィルシャイン
○2.シミズミナト
△5.ブラックエンペラー
ウィルシャインは能試で2着でしたが、これは1着のヴォラーレが爆走したため。
ウィルシャイン自身はゴール手前からなかなかの伸び脚を見せて、その走行フォームも良かったことを評価します。
母のストロボフラッシュはJRAのダート短距離で3勝。
そして本馬は今年5月の千葉サラブレッドセールで税抜き2,000万円。
将来的にも期待度が高い存在だと思います。
シミズミナトも能試2着。
スタートひと息でも二の脚がついて先頭に立って後続を離し、
最後は差し切られましたが鞍上の石崎駿騎手がほとんど追っていなかったので、
内容的には良好と言っていいと思います。
第4レースは馬券としては一騎打ち。
3番手は能試後の上積みがありそうなブラックエンペラーとしましたが、馬複1点をオススメします!
☆第5レース(1,200m・16時50分発走予定)
◎1.キャプテンブルー
○4.ヨシヒロ
▲5.カジバノウマヂカラ
キャプテンブルーは能試で好スタートから先頭に立って、ゴール寸前で差し切られて2着でしたが、
あれはジーグフェルドのガチ追いに負けた形なのでモーマンタイ。
今年5月の北海道トレーニングセールで
税抜き1,300万円で落札されただけのことはある、という感じの騎乗供覧でした(現地で見ていました)。
ヨシヒロは能試で3着でも全体的に時計が速かったので、内容としては上々。
母のデオは名馬・ウオッカの2つ下の半妹でして、1,200mという舞台も悪くないと思います。
カジバノウマヂカラは昨年のセレクションセールで税抜き850万円で落札。
この一族は、見栄えがする馬が多いというのが個人的な印象でして、この馬もそういうところがありそう。
能試が536kgで時計的に良好となると、能試後の反動が気になるところ。
それがなければ初戦から上位争いが可能でしょう。
金曜日の出走馬から「すぱっと!POG!」でのオススメは、ヒョンニムかなあ。
でも、ウィルシャインとキャプテンブルーのトレーニングセール組にも注目です☆