すぱっと!POG!コラム ・江橋大介さんの南関4場注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?すぱっと!POG!コラム ・南関東トラックマンの注目馬・ホッカイドウ競馬から注目2歳馬の生情報・浅野靖典さんのPOG必勝法!?

南関東競馬 注目2歳馬紹介 ~船橋編~

4月23日に行われた船橋競馬の第2回能力試験は14頭がすべて合格しました。

800メートル50秒3の1番時計を出したのは、
稲益貴弘調教師がかねてからイチオシしてくれていたスマトラフレイバー(牡)です。
ロケットスタートを決めてハナに立ち、3コーナーで他馬に並ばれてからも終始楽な手応えでフィニッシュ。
調教パートナーでもある實川純一騎手は「仕上がりは順調ですね。スタートはめちゃめちゃ速いし、言うことなし。
一切の注文はないです。勝ってもらわないと困るレベル」と大絶賛。

2024年の北海道サマーセール(1,595万円で落札)で見初めたという稲益調教師も
「体型的にスプリンターっぽいけど、3歳のうちなら1,600メートルまでもつかもしれない。性格はおとなしいし、真面目。
ゲートも速いし、スピードがある。ウチに来て一本目(の追い切り)で走ると思った」と終始笑顔。
父モズアスコットは現役時代に18年の安田記念、20年の根岸S、フェブラリーSを制した“二刀流”。
初年度から昨年の若武者賞、鎌倉記念を含む4戦無敗のベアバッキューン、
今年の弥生賞勝ち馬ファウストラーゼンを輩出している注目の種牡馬です。

昨年のジェムストーン賞勝ち馬プリムスパールスを育てた米谷康秀厩舎の2頭も楽しみ。

両馬の手綱を取った本橋孝太騎手はトップランカー(牡)について
「まだこれからだし、1周競馬の方が良さそうだと思っていたけど、思ったより動いてくれた。
これなら早く仕上がるかも」と好感触。

2組目で1位入線し、800メートル50秒6をマークしたフークアンビション(牡)も
「まだ子供で初めての事に戸惑っちゃうけど、めちゃめちゃ遊んでいて、この時計ですからね。
物覚えはいいし、能力的にいいモノを持っています」と高く評価しています。

800メートル50秒5で1位入線した3組のコパノワイアット(牡)も要チェックでしょう。
高橋利幸騎手は「砂をかぶせていないからレースでは分からないけど、
馬が来れば伸びそうだし、まだ時計は詰まりそう。感じは悪くないですよ」とコメント。

そして、昨年の新馬戦29レースのうち8頭の勝ち馬を出した張田京厩舎からも目が離せません。
今年の先鋒を務めるシュテルン(牝)は、
張田昂騎手が「いい。まだ重いけど、組み合わせ次第で」とデビューVへ意欲を見せていました。

船橋競馬第2回能力試験:注目馬ピックアップ
スマトラフレイバー(牡) 父モズアスコット、母トライポ、母の父Gleneagles 谷川牧場生産
トップランカー(牡) 父コパノリッキー、母トップオブザヒル、母の父フレンチデピュティ スウィングフィールド牧場生産
フークアンビション(牡) 父モーニン、母ハタノレジーナ、母の父アイルハヴアナザー サンシャイン牧場生産
コパノワイアット(牡) 父コパノリッキー、母ピヴワヌ、母の父ヘニーヒューズ 西村牧場生産
シュテルン(牝) 父ヘニーヒューズ、母センセーション、母の父ゼンノロブロイ 天羽牧場生産

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