南関東ではすでに浦和、船橋、大井で新馬戦が実施されておりますが、
私の個人的な事情で「新馬戦の展望&出走馬紹介」は川崎からスタート。
昨年の的中率は上々だったハズで(たぶん)、指名馬選択の参考&馬券で役立つことができればと思っております。
☆5月16日川崎第3レース(900m・16時00分発走予定)
◎6.バルジェロ
○7.クリムゾンプリンス
▲3.デーレーハンサム
△8.バードックバイパー
バルジェロは4月11日の能試(おそらく重馬場)で好スタートから逃げ切り勝ち。
その内容が、残り200mくらいでゴーサインを出されると、グッと体が沈んで一気に加速したんです。
これは素質あるスプリンターの特徴(私見です)。
母のブロードハーストはJRAのダートで1勝。曾祖母ブロードアピールは破壊力がある末脚で重賞を6勝。
母系の雰囲気は晩成っぽいかもですが、能試の動きなら初戦からチャンスでしょう。
クリムゾンプリンスは能試のスタートがモッサリで、しばらくガシガシ追われたところでスイッチが入った様子。
3コーナーから外を回って位置取りを上げて、直線の入口で先頭に立って押し切りました。
手前を替えるときによろけましたが、回転力がある脚の動きは短距離向き。
能試と同じ野畑凌騎手ですから、ゲートが開いたら気合を入れてくれると思います。
デーレーハンサムは走りがワイルドで、能試が最後の直線に入ったところでインコースから馬場中央に移動していい伸び脚。
実戦でも注目できると思います。
バードックバイパーは能試で好スタートを披露。
2位入線は、小柄だから無理させなかった影響と考えるのが妥当で、実戦なら乗りかたが変わると思います。
☆第4レース(1,400m・16時30分発走予定)
◎1.モンザセカンド
○4.フークグロワール
▲3.ルトネール
モンザセカンドは能試で最後の200mの加速が良好。
わりとトビが大きい走りをしていたので、この距離でも対応できると思います。相手関係も含めて……。
ちなみに母はJRAのダート1,200mで1勝。
兄姉は8頭いてJRAの1勝馬が1頭いるだけですが、こちらは初戦から動けるタイプだと思います。
対抗にはフークグロワールを指名。能試の時計は遅いですが、3頭立ての影響で向正面でのスピードが上がらなかったため。
最後の直線で見せた力強い動きは見どころ十分で、この距離を味方にしての逆転を期待していいでしょう。
ルトネールは能試で逃げ粘れず3着という内容でしたが、見た限りでは平均的に脚を使う感じ。
こちらも900mよりは1,400mのほうがいいかなと思います。
☆このなかで、「すぱっと!POG!」での指名推奨馬は、バルジェロかなあ。
化ける可能性があるのは、クリムゾンプリンスだと思います。