諸事情がありまして、6月の川崎の新馬戦はレース前日の木曜日にシルシを付けることに。
少しでも指名馬選択と馬券の役に立てればという心境です。

☆第3レース（900m・16時00分発走予定）

◎5.サンエイタロー
○4.キョウエイハゴロモ
▲1.アイノプライム

サンエイタローは昨年のサマーセールで税抜き1,500万円の高額で落札。
兄姉に目立った活躍馬がいなくてもこの価格というのは、馬のデキがよかったということでしょう。
実際に能試はロケットスタートから後続の馬が近づいたところで加速して、最後は独走。
時計としては他の能試より遅くても、蹴っパリのよさが目につきました。
雰囲気的に初戦から動けると思います。

キョウエイハゴロモは父も母も兄姉4頭も「サブノ」でしたが、本馬はサマーセールの取引馬。
母と本馬の半兄サブノハクタカは、優駿スプリントに出走しています。
さらに祖母の半弟ブリーズフレイバーは2010年のJBCスプリント（船橋）に出走。つまりスピード豊富な母系。
そこにJBCスプリント（大井）を勝ったサブノジュニアでしょ。間違いなくスピードタイプと判断していいでしょう。
セリ市場に出てきた点は、まったく気にする必要はないと思います。

アイノプライムは能試でスタートひと息でも二の脚で先頭に立ち、最後は馬なりでアタマ差（推定）2着。
短距離が合うタイプで、時計も詰められると思います。

☆第4レース（900ｍ・16時30分発走予定）

◎4.シシフンジン
○2.レインボージェンヌ
▲6.グランドフロイデ

シシフンジンは漢字で書くと「獅子奮迅」で、その意味をヤホーで調べると「圧倒的な勢いで活躍する様子」だそうで、
黄金時代の西武ライオンズを思い出しますね（？）。
能試はスタートがモッサリでも勢いがつくと外を回って先頭に立って押し切りました。
しかし走る雰囲気を見る限りでは、まだ本気を出していないような気が。実戦での獅子奮迅に期待しましょう。

レインボージェンヌは能試で2着でしたが、好スタートから逃げて粘る上々の動き。
スタートセンスがあるのは大きな武器になるでしょう。

グランドフロイデはスタートダッシュがイマイチでしたが、3コーナー手前から追い上げて2着。
まだ気合が入っていないように感じたので、実戦での前進に期待して3番手としました。

☆第5レース（1,400m・17時00分発走予定）

◎4.コスモギガンティア
○1.アルプスマサ
△3.ブルーオーシャン

コスモギガンティアとアルプスマサの一騎打ちでしょう。
コスモギガンティアの母はJRAのダート短距離で3勝。
その半兄には、笠松所属でJRAのデイリー杯3歳Sを制したフジノテンビーがいます。
本馬はビッグレッドファーム・明和でビッシビシと鍛えられて、
JRAデビューに切り替えてもいいくらいの動きを見せていたそうですが、
地方オーナーズの募集馬なのでそれはムリな話。
ただ、JRAの重賞を2勝している河津裕昭調教師は、その夢を再びと考えている模様です。

アルプスマサはサマーセールで税抜き1,750万円とヒートアップ。
兄姉は2頭がJRAで勝利していまして、能試ではイマイチのスタートから猛烈に追い上げて差し切りました。
走法的に、900mよりは1,400mのほうがよさげ。第5レースは馬複＆ワイドで厚く勝負できると思います。

「すぱっと！POG！」的な推奨馬は、

☆コスモギガンティア
☆サンエイタロー

にします！