木曜日は1,000mの新馬戦が2つ。しっかり絞って当てましょう!
☆第2レース(15時15分発走予定)
◎4.ジオパークラブ
○5.ケンシユウキ
▲3.シティオブハーレム
ジオパークラブは能試で2番手を追走して、
最後の直線の入口で先頭に立つと徐々に加速して、残り100mで後続を置き去りに。
胴が短い感じの体型とピッチ走法からは高い短距離適性を備えていると考えていいでしょう。
兄姉の成績がサッパリという点は気になりますが、来年の若潮スプリントへの期待を含めて注目していいでしょう。
ケンシユウキはひとつ上の半兄が、昨年のネクストスター盛岡を制したポマイカイ。
4つ上の半姉ダイセンメイトは水沢の早池峰スーパースプリント(850m)を勝ちました。
ちなみに2つ上の半兄マルヒロナイトは船橋で2歳11月に勝利(玉井等厩舎)。
能試はスタートひと息で4番手でしたが、4コーナーで気合を付けられると一気に先頭に。
口向きに課題がありそうですが、能試で騎乗した山中悠希騎手が実戦でも手綱を取る点はプラスになると思います。
この2頭の一騎打ちが濃厚で、あとは離れた3番手争い。
一応、シティオブハーレムを挙げましたが、3列目は総流し(3点ですけど)がいいかな?
☆第3レース(15時45分発走予定)
◎4.ヨドノハニー
○2.マッドスピード
▲1.ムーンアンバック
第2レースで「◎」にしたジオパークラブを相手に逃げを打って、最後まで粘りを見せていたのがマッドスピード。
そのマッドスピードを最後に交わして2着に上がったヨドノハニーを中心視します。
ピッチ走法で力強い動きは短距離向き。兄姉の成績はイマイチですが、今回の組み合わせは恵まれたと考えていいと思います。
マッドスピードは半姉のキタサンベレーザが大井の短距離で活躍中。
私もたびたびお世話になりました。本馬は札幌のトレーニングセール出身。
メンバー的に、逃げ粘りを期待していいでしょう。
ムーンアンバックは能試で上々のスタートから最後まで2番手を守り切った脚に注目
(能試の結果は同タイムだと、馬名の50音順の並びになります)。
母のマスターエクレールがJRAのダート短距離で3勝。
姉5頭の成績がサッパリ……なのは気になりますが、組み合わせ的に善戦以上が狙えそうです。
続いては金曜日。
☆第3レース(1,000m・15時45分発走予定)
◎6.ピタカゲ
○4.スコーレブロー
▲5.リトルハバナ
ピタカゲは能試でスタートの瞬間に1馬身くらいリードして、そのまま加速を続ける好内容。
回転力の速い脚さばきは短距離戦なら将来的にも注目できるでしょう。
祖母の全兄がリンカーン(有馬記念などG1で2着3回)で、半弟が皐月賞馬のヴィクトリー。
本馬の兄姉は成績的にイマイチでも、この組み合わせなら勝利が狙えると思います。
スコーレブローは半姉のモダンウーマンが15年のローレル賞から東京2歳優駿牝馬、そしてユングフラウ賞と桜花賞を勝利。
半姉エグジビッツは門別所属で金沢シンデレラカップ、水沢のプリンセスカップなどを勝ちました。
その2頭はサウスヴィグラス産駒。そして本馬はサクラゼウス産駒なわけですが、なぜこの種牡馬を選んだのか?
おそらく、シアトルスルーの3×4を装備させたかったのではないかと。その点を含めて、将来的に注目したい存在です。
リトルハバナは能試で好スタートから逃げ切り。力強さと軽さを感じる走りかたで、前進気勢も伝わってきました。
新馬戦ならその勢いで押し切れるかも、ということで三つ巴が濃厚と判断します。
☆第4レース(1,200m・16時20分発走予定)
◎1.バイラノーチェ
○4.ドナエポナ
▲5.ブールヴァルディエ
△6.スティールソニック
中心にはバイラノーチェを指名。能試では出遅れてポツンと最後方。
でも4コーナーから加速がついて、3着にまで追い上げた脚には見どころがありました。
ちなみに先着した2頭は新馬戦で両方とも2着。速い時計の能試から間隔を取った点が、プラス材料になりそうです。
ドナエポナも能試の時計的に初戦から勝負できると考えてよさそう。
父のタニノフランケルは、女傑・ウオッカの産駒。
2歳戦が向くかどうかは微妙でも、距離が少しでも長いのはプラスと考えていいでしょう。
ブールヴァルディエ、スティールソニックは能試後の上積みに期待して、という評価。
馬券はボックスのほうがいいかもですが、馬複&ワイドの1-4で分厚くという手もありそうです。
☆すぱっと!POG!的なオススメ指名馬は、木曜日のジオパークラブと、金曜日のピタカゲとスコーレブロー。
ちと多いですが……