~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年7月22日(水) 
サラ系3歳以上 大井1,600m
サンタアニタトロフィー(S3)

レース紹介

真夏のマイル重賞「サンタアニタトロフィー(S3)」!
TCK(大井)とアメリカのサンタアニタパーク競馬場との友好交流提携を記念した重賞。
南関東重賞では珍しい"ハンデキャップ競走"として実施される一戦だ。

なお、開催時期は2020年~2022年は秋、それ以外は夏に実施されている。

▼データ分析のポイント
・ハンデを課された実績馬が貫録見せる
・トライアル組は厳しい
・重賞をステップにした馬が好成績

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 ランリョウオー 浦和 パイロ 7人気
2024年 デュードヴァン 大井 Declaration of War 3人気
2023年 シュアゲイト 大井 キズナ 2人気
2022年 スマイルウィ 船橋 エスポワールシチー 1人気
2021年 トロヴァオ 大井 カネヒキリ 5人気
2020年 ワークアンドラブ 大井 シニスターミニスター 3人気
2019年 ノンコノユメ 大井 トワイニング 1人気
2018年 ヒガシウィルウィン 船橋 サウスヴィグラス 1人気
2017年 ゴーディー 大井 プレシャスカフェ 4人気
2016年 リアライズリンクス 浦和 ダイタクリーヴァ 5人気

激戦必至のハンデ重賞。
2023年には斤量51.5kgのシュアゲイトが勝利、さらにはサラ系ゴーディー(※)の勝利などオールスター感もある一戦だ。

※母イケノエメラルドが“アングロアラブ”で、「ゴーディー」のアラブ血量は14.86%(父はプレシャスカフェ)
※アングロアラブ:アラブとサラブレッドの交雑種(アラブ血量25.0%以上)

軽斤量馬が活躍する一方、ダートグレード競走覇者の活躍も見逃せない。
G1級のタイトルホルダーではヒガシウィルウィン、ノンコノユメの2頭。
さらに、スマイルウィも南関東のダートグレード競走を勝利している。

また、2021年の優勝馬トロヴァオは大井の誘導馬として現在も活躍中。
トロヴァオの可愛らしい姿はSPAT4プレミアムポイントの公式X・Instagramでもご紹介しているので是非ご覧頂きたい。

公式X:@SPAT4_PP
公式Instagram:spat4.pp

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

コラムがスタートした笹川騎手が好相性

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 本橋 孝太 吉原 寛人 吉村 智洋
2024年 御神本 訓史 笹川 翼 吉原 寛人
2023年 達城 龍次 石崎 駿 R.クアトロ
2022年 矢野 貴之 笹川 翼 真島 大輔
2021年 笹川 翼 山崎 誠士 真島 大輔
2020年 笹川 翼 森 泰斗 矢野 貴之
2019年 真島 大輔 的場 文男 笹川 翼
2018年 森 泰斗 笹川 翼 瀧川 寿希也
2017年 的場 文男 柏木 健宏 左海 誠二
2016年 的場 文男 笹川 翼 中野 省吾


2025年の南関東リーディングを獲得し、今年もトップを走る「笹川翼騎手」(7月10日時点)。
サンタアニタトロフィーとは相性が良く、過去10年で2勝、2着4回、3着1回の成績を残している。

そんな「笹川翼騎手」のコラム「大井なる開拓者」がSPAT4プレミアムポイント限定でスタート!
騎乗する馬の事はもちろん、プライベートなことやファンの皆様のご質問などにも今後はお答え頂く予定です!

原則、大井開催に合わせて公開しますので、どうぞお楽しみに!

笹川翼の「大井なる開拓者」
※笹川翼騎手のコラム【大井なる開拓者】


その他の騎手で注目は“馬場読みの魔術師”の愛称を持つ「達城龍次騎手」。
2023年の勝利が1996年のデビューから30年弱で掴んだ、嬉しい嬉しい初タイトルだった。

大井リーディング vs 浦和リーディング

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 2 1 2 20 8.0% 12.0%
船橋 2 2 1 15 10.0% 20.0%
大井 6 6 7 75 6.4% 12.8%
川崎 0 1 0 5 0.0% 16.7%

地元の「大井所属馬」が6勝、2着6回、3着7回と好成績。
とりわけ2025年の大井リーディングを獲得した「荒山勝徳厩舎」の成績が良く、2019年~2021年には3連覇を達成している。
(2019年以降で3勝、2着1回、3着3回)

対するは2025年の浦和&南関東総合リーディングを獲得した「小久保智厩舎」だ。
過去10年では2勝、2着1回、3着2回となるので、「浦和所属馬」の3着内は全て「小久保智厩舎」ということになる。

「荒山勝徳厩舎」と「小久保智厩舎」を合計すると5勝、2着2回、3着5回。
過去10年で両厩舎の馬が1頭も3着内に好走しなかったケースは2回しかない。

また、2022年は「張田京調教師(船橋)」、2023年・24年は「坂井英光調教師(大井)」が勝利。
この2名はジョッキー時代にもサンタアニタトロフィーを勝利していた“得意な重賞”でもあり、
「荒山勝徳厩舎」と「小久保智厩舎」の活躍に続きたいところだろう

なお、データ分析の対象期間外だが、2011年のみ「国際招待競走」として実施され、アメリカからレッドアラートデイが参戦している。
ちなみに、レッドアラートデイの半兄コーラスマスターは2006年の「ニューイヤーカップ(旧G3)」覇者だ。

人気馬と人気薄の組み合わせ

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 2 1 4 30.0% 50.0%
2人気 1 2 1 6 10.0% 30.0%
3人気 2 1 3 4 20.0% 30.0%
4人気 1 1 2 6 10.0% 20.0%
5人気 2 0 1 7 20.0% 20.0%
6人気以下 1 4 2 88 1.1% 5.3%

ハンデ戦らしい結果。

最も信頼度が高いのは「1番人気馬」だが、「5番人気以内」の馬たちに大きな差は出ていない。
また、「6番人気以下」も1勝、2着4回、3着2回と馬券圏内に好走しており、2025年は「7番人気」のランリョウオーが勝利している。

なお、「6番人気以下」は同時に2頭以上好走していないので、馬券的には「5番人気以内の馬2頭」+「6番人気以下」となるだろう。

人気薄を絡めて高配当!

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 4,050 6,670 128,460
2024年 430 1,160 7,160
2023年 360 6,980 63,980
2022年 300 1,490 12,570
2021年 900 12,400 276,310
2020年 660 740 7,570
2019年 190 510 11,540
2018年 220 450 18,730
2017年 670 3,820 42,650
2016年 1,120 980 23,860
平均 890 3,520 59,283

大混戦のハンデ戦は配当面でも。

上位人気馬が勝利する傾向にあるため、「単勝」は3桁配当が主だったところで平均は「890円」。
一方、「馬複」「三連単」は高配当となるケースが多く、「馬複」の平均は「3,520円」、「三連単」は同「59,283円」だ。

前項「人気別成績」の通り、人気馬と人気薄を幅広く、マルチ・BOX馬券で高配当もケアしておきたい。

内回りは内枠有利?

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1枠 1 0 0 11 8.3% 8.3% 8.3%
2枠 1 2 0 12 6.7% 20.0% 20.0%
3枠 4 1 1 12 22.2% 27.8% 33.3%
4枠 1 2 0 17 5.0% 15.0% 15.0%
5枠 0 2 2 16 0.0% 10.0% 20.0%
6枠 2 0 3 15 10.0% 10.0% 25.0%
7枠 0 2 0 18 0.0% 10.0% 10.0%
8枠 1 1 4 14 5.0% 10.0% 30.0%

サンタアニタトロフィーは大井の内回りコースを使用するマイル戦。
したがって、内枠勢が有利のイメージとなるが果たしてどうだろう?

枠順別の勝率は「3枠」が飛び抜けて高い。
また、連対率も「2枠」と「3枠」が高いものの、内~外まで満遍なく好走している。

ただし、「1枠」は2017年の1着を最後に好走実績がないので、やや苦戦気味と言って良いだろう。

直近3か月の枠番傾向(大井1,600m)もチェックしておこう。
これを見る限りでは大きな差は出ていないが果たして…!?
※アクセス時点での成績なので変動あり

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 9 10 9 108 6.6% 14.0%
牝馬 0 0 1 3 0.0% 0.0%
セン馬 1 0 0 4 20.0% 20.0%

「牝馬」で唯一、3着に好走したのは2018年のニシノラピート。
その他は全て「牡馬(セン馬)」が上位を占めている。

実績馬の復活劇

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 0 0 0 1 0.0% 0.0%
4歳 1 3 0 15 5.3% 21.1%
5歳 2 3 2 21 7.1% 17.9%
6歳 2 1 4 26 6.1% 9.1%
7歳以上 5 3 4 52 7.8% 12.5%

2025年は「7歳馬」によるワンツー。
連対率的には「4歳馬」「5歳馬」が高いものの、2025年の結果で大分フラットになってきた。

好走数では数に勝る「7歳以上」が5勝、2着3回、3着4回で最多となっている。
5勝の内訳は「7歳:3頭」「8歳:1頭」「9歳:1頭」で、5頭中4頭は2~4歳の期間にタイトルを獲得していた実績馬(※)だった。

※該当馬:ランリョウオー(7歳)、トロヴァオ(8歳)、ノンコノユメ(7歳)、ゴーディー(9歳)

重ハンデを克服する実力馬!

【斤量別の成績】

斤量 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
56.5kg以下 1 3 3 48 1.8% 7.3%
57.0kg 5 3 7 57 6.9% 11.1%
57.5kg以上 4 4 0 10 22.2% 44.4%

南関東所属馬限定の重賞では唯一の“ハンデキャップ競走(※)”となる。

過去10回で斤量「57.5kg以上」のハンデを課せられた馬はのべ18頭。
「重ハンデ=実力馬」ではあるが、この18頭で4勝、2着4回(連対率44.4%)となるので、毎年のように連対馬を送り出していることになる。

その中で、2023年は斤量51.5kgの上がり馬シュアゲイトが9連勝でタイトルを射止めた。
ハンデ戦ながら軽量馬の活躍は少なく、斤量51.5kg以下での勝利は1987年テツノヒリユウ(51.0kg)以来の快挙だった。

※南関東重賞におけるハンデキャップ競走は他に船橋の「クイーン賞(Jpn3)」がある

トライアル組は?

【サンタアニタトロフィートライアル(TR)】

TR着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
TR1着 0 0 1 6 0.0% 0.0%
TR2着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
TR3着 0 0 0 0 - -
TR4着以下 0 1 0 2 0.0% 33.3%

2018年より実施されている「サンタアニタトロフィートライアル競走」。
「A2以下」の格付馬で争われており、1着馬にはサンタアニタトロフィーへの優先出走権が付与される。

2018年以降、過去8年のトライアル優勝馬は2025年を除く7頭が参戦して3着1回、4着以下6回。
実質、格上挑戦という形になるが、データ的には重賞の壁に跳ね返されていると言えそうだ。

2026年サンタアニタトロフィートライアルの結果

重賞からの転戦馬vs上がり馬

【前走レース別の着順別の成績】

前走 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
重賞 7 4 3 44 12.1% 19.0%
重賞以外 3 6 7 71 3.4% 10.3%

※南関東地区以外の重賞を含む

こちらは、サンタアニタトロフィーの「前走」が「重賞か否か」に分類した成績。

「重賞転戦組」が7勝、2着4回、3着3回とさすがの貫禄。
一方、前走が「重賞以外」のレースで、サンタアニタトロフィーを制した3回はゴーディー、シュアゲイト、ランリョウオーが該当する。

また、前走が「重賞以外」の2着馬6頭のうち3頭、3着馬7頭のうち3頭は“前走で勝利”している馬たちだった。
傾向的には「前走:重賞組」が勝利し、「前走:非重賞を勝った馬」が相手候補。

今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は8月6日(木)に船橋競馬場で行われる「習志野きらっとスプリント(S2)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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