~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年9月2日(水) 
サラ系3歳以上 大井1,200m
アフター5スター賞(S3)

レース紹介

秋スプリント開幕!「アフター5スター賞(S3)」!
夏季のスプリント戦線はいよいよクライマックス!
と、同時に、秋に控えるビッグレースを占う重要な一戦だ。

▼データ分析のポイント
・名手&名馬が活躍
・習志野きらっとスプリント連対馬が3連勝中
・トライアル組は優勝馬を狙いたい

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 ファーンヒル 大井 キンシャサノキセキ 1人気
2024年 エンテレケイア 浦和 アジアエクスプレス 1人気
2023年 ギシギシ 大井 アルデバラン2 1人気
2022年 プライルード 大井 ラブリーデイ 2人気
2021年 ワールドリング 船橋 トゥザワールド 4人気
2020年 サブノジュニア 大井 サウスヴィグラス 1人気
2019年 キタサンミカヅキ 船橋 キングヘイロー 1人気
2018年 キタサンミカヅキ 船橋 キングヘイロー 1人気
2017年 キタサンミカヅキ 船橋 キングヘイロー 8人気
2016年 ルックスザットキル 大井 Wildcat Heir 2人気

南関東の有力スプリンターが集結する6ハロン戦!
アフター5スター賞の後は、「東京盃(Jpn2)」 ⇒ 「JBCスプリント(Jpn1)」と、スプリント路線の“Road to JBC”が続いていく。

過去10年のアフター5スター賞優勝馬は7頭が「東京盃」に参戦。
なかなか連勝とはいかないものの、2017年&2018年覇者キタサンミカヅキが東京盃を連覇している。
※アフター5スター賞は2019年も勝利して3連覇(2019年の東京盃には未出走)

ちなみに、2025年の優勝馬ファーンヒルはJBCスプリントに直行してスプリント界の頂点に。
2020年サブノジュニアは東京盃5着を経て、JBCスプリントを勝利している。

アフター5スター賞を制してJRA勢に挑戦!
南関東の代表を決める一戦として今年も見逃せない。

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

名馬の背中に名手あり

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 笹川 翼 安藤 洋一 吉井 章
2024年 吉原 寛人 御神本 訓史 張田 昂
2023年 笹川 翼 森 泰斗 御神本 訓史
2022年 本田 正重 真島 大輔 西 啓太
2021年 張田 昂 笹川 翼 矢野 貴之
2020年 矢野 貴之 御神本 訓史 今野 忠成
2019年 森 泰斗 赤岡 修次 矢野 貴之
2018年 森 泰斗 御神本 訓史 赤岡 修次
2017年 繁田 健一 的場 文男 御神本 訓史
2016年 早田 功駿 真島 大輔 坂井 英光

大井を代表する名手が活躍。

2025年に勝利した「笹川翼騎手」は過去5年で2勝、2着1回。
前述もしたファーンヒルとのコンビのほか、2023年にはスプリント重賞ウイナーのギシギシを勝利へと導いている。

最も好走数が多いのは「御神本訓史騎手」。
過去10年で勝ち星こそないものの、アピア、キャンドルグラスといった名スプリンターとともに2着3回、3着2回の成績だ。
さらに、「矢野貴之騎手」は名馬サブノジュニアで1勝、3着1回。

地元大井のトップジョッキーがコンビを組む“名馬”は是非とも注目したい。

大井&船橋所属馬が上位独占!?

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 1 1 0 21 4.3% 8.7%
船橋 4 3 2 20 13.8% 24.1%
大井 5 5 7 65 6.1% 12.2%
川崎 0 1 1 6 0.0% 12.5%

地元の「大井所属馬」が5勝、2着5回、3着7回。
これに肉薄するのが「船橋所属馬」の4勝、2着3回、3着2回で、「大井」と「船橋」を合わせると9勝、2着8回、3着9回にもなる。

この2強に割って入るのは1勝、2着1回の「浦和所属馬」。
2024年は同所属馬として9年ぶりの勝利、さらに、翌2025年も2着に好走したが、いずれも「小久保智厩舎」の所属馬だった。

また、特定の馬が連続して活躍するのもアフター5スター賞の特徴だ。
過去10年だと以下の馬たちが該当する。

▼キタサンミカヅキ(船橋):3勝
▼サブノジュニア(大井):1勝、3着2回(4着1回)
▼キャンドルグラス(船橋):2着2回、3着1回
▼アピア(大井):2着1回、3着1回(4着1回)
▼マックス(大井):2着1回、3着1回
▼ゴーディー(大井):2着2回(データ分析期間外の2014年含む)

1番人気は勝つか着外?

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 6 0 1 3 60.0% 60.0%
2人気 2 3 1 4 20.0% 50.0%
3人気 0 3 2 5 0.0% 30.0%
4人気 1 1 1 7 10.0% 20.0%
5人気 0 1 1 8 0.0% 10.0%
6人気以下 1 2 4 85 1.1% 3.3%

現在、「1番人気馬」が3連勝中、過去10年でも6勝、3着1回、4着以下3回。
2021年は「1番人気」に支持されたサブノジュニアが3着になったが、その他の年は「1着 or 4着以下」という極端な結果だ。

「2~5番人気馬」は人気に比例したような連対率。
また、「6番人気以下」の馬たちも好走馬を送り出しているが、基本的には“1番人気馬をアタマに”という傾向だ。

手堅くいくか、高配当を狙うか

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 200 7,470 130,680
2024年 300 1,270 32,270
2023年 290 490 3,320
2022年 370 4,640 266,740
2021年 690 1,420 11,010
2020年 230 390 2,770
2019年 180 1,270 7,110
2018年 180 400 3,490
2017年 3,350 8,600 150,370
2016年 460 1,610 49,680
平均 625 2,756 65,744

1番人気馬が4着以下となった年は2016年~2017年、2022年の3回となる。
その3年の平均は「単勝:1,393円」、「馬複:4,950円」、「三連単:155,597円」。
一方、その他の7年平均は「単勝:296円」「馬複:1,816円」「三連単:27,236円」と1番人気馬の結果によりけりだ。

1番人気馬は「1着 or 4着以下」という傾向なので、手堅くいくか、それとも高配当を狙うか…と言ったところだろう。

1枠の取り捨てはサンダー!?

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 1 1 10 7.7% 15.4%
2枠 0 1 1 13 0.0% 6.7%
3枠 2 1 0 13 12.5% 18.8%
4枠 2 2 2 13 10.5% 21.1%
5枠 0 1 2 16 0.0% 5.3%
6枠 3 1 1 15 15.0% 20.0%
7枠 2 1 1 16 10.0% 15.0%
8枠 0 2 2 16 0.0% 10.0%

真ん中寄りの「枠番」が勝利する傾向にある。
2020年こそ鬼門となっていた「1枠」が勝利したものの、それ以外の9年は「3枠」~「7枠」が勝利を手にしている。

ちなみに、「JBCスプリント」覇者サブノジュニアはアフター5スター賞に4回挑戦。
うち、3回は「1枠」、残りの1回は「8枠」と極端な枠から出走しているが、結果は1勝(1枠)、3着2回(1・8枠)、4着1回(1枠)だった。

なお、2025年は「1枠」のトーセンサンダーが2着に好走。
サブノジュニア以外の「1枠」が3着内に好走したのは2007年以来となるが、その時に勝利した該当馬はベルモントサンダーだ。
ということは…「1枠」にサンダーの馬名を含む馬が入ればチャンスあり!?

さて、こちらのデータは、直近3か月の「大井1,200m」の人気・枠番別成績となる。
「1枠」の連対率、3着内率は他と遜色ないが、勝率はワースト2位と勝ち切れていないようだ。
※アクセス時点での成績なので変動あり

【「1枠」参考データ】
2026年の同時期:連対率・3着内率ともに4位
2025年の同時期:連対率・3着内率ともに1位
2024年の同時期:連対率8位、3着内率7位

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 10 7 6 80 9.7% 16.5%
牝馬 0 0 2 23 0.0% 0.0%
セン馬 0 3 2 9 0.0% 21.4%

「牝馬」は2013年のハードデイズナイトを最後に優勝馬が出ていない。
やや劣勢は否めないが、2020年3着のブロンディーヴァは斤量51kg、2016年3着のマリカは同53kgと軽斤量の「牝馬」には注目か。

3歳は通用?

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 2 0 1 9 16.7% 16.7%
4歳 1 1 1 11 7.1% 14.3%
5歳 1 2 2 25 3.3% 10.0%
6歳 3 3 4 22 9.4% 18.8%
7歳以上 3 4 2 45 5.6% 13.0%

各世代から優勝馬が出ているが、注目は「3歳馬」が通用するか否か。

「3歳馬」にとっては“初の古馬戦”となるケースも多く、経験の浅さを若さと勢い、スピードでカバーしたいところ。
加えて、重要となってくるのが「斤量」による恩恵。
今年のアフター5スター賞の斤量はクラス別の別定で、以下のように規定されている。

----------------------------------
A1級56kg A2級以下54kg 3歳馬及び牝馬はそれぞれ2kg減
2024.9.8~2026.8.28までのG1/Jpn1勝ち馬3kg、G2/Jpn2及び南関東S1重賞勝ち馬2kg、G3/Jpn3及び南関東S2重賞勝ち馬1kg加増
(2歳・3歳限定競走の成績を除く)
----------------------------------

過去10年で「3歳馬」は12頭が参戦して2勝、3着1回。
2021年ワールドリング(斤量55kg)、2022年プライルード(斤量53kg)と「3歳馬」が連覇した歴史がある。
また、前項の「牡馬牝馬別の成績」でも紹介した2020年3着のブロンディーヴァは斤量51kgだった。

なお、2025年は斤量50kgの牝馬が3頭参戦。
3頭全てが地方重賞のタイトルを保持していたわけだが、結果は着外に終わっているので、馬の資質を含めて一長一短なのだろう。

3歳世代屈指の快速馬が参戦!

【優駿スプリントの着順別の成績】

優駿スプリント着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
優駿スプリント1着 2 0 0 3 40.0% 40.0%
優駿スプリント2着 0 0 1 4 0.0% 0.0%
優駿スプリント3着 0 0 0 0 - -
優駿スプリント4着以下 0 0 0 2 0.0% 0.0%

3歳スプリント王決定戦の「優駿スプリント(S2)」。

過去10回の「優駿スプリント」出走組からは、優勝馬と2着馬がそれぞれ5頭参戦。
前項の「年齢別の成績」でご紹介した3歳馬は12頭なので、そのほとんどが「優駿スプリント」で連対していたことになる。
※2025年は優駿スプリント2、8、12着馬がアフター5スター賞に参戦

世代で一二を争うような快速馬が参戦してくるだけに、ぜひとも注目したいレースだろう。

2026年優駿スプリントの結果

関連性アップ中!

【習志野きらっとスプリント(習志野きらっとS)の着順別の成績】

習志野きらっとS着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
習志野きらっとS1着 2 1 0 3 33.3% 50.0%
習志野きらっとS2着 1 1 0 4 16.7% 33.3%
習志野きらっとS3着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
習志野きらっとS4着以下 1 1 1 14 5.9% 11.8%

全国の快速馬が集結する「習志野きらっとスプリント(S2)」。
「船橋1,000m」で争われるスプリント戦で、2023年まではスーパースプリントシリーズのファイナルを担っていた。

過去10年で「習志野きらっとスプリント」の優勝馬は6頭が参戦して2勝、2着1回。
また、同レース2着馬も6頭が参戦して1勝、2着1回となっており、合計すると12頭が参戦して3勝、2着2回だ。

以前は結びつきの少ないレースだったが、直近3年は「習志野きらっとスプリント」の連対馬がアフター5スター賞を勝利している。

2026年習志野きらっとスプリントの結果

トライアル優勝馬に注目!

【アフター5スター賞トライアル(トライアル)の着順別の成績】

トライアル着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
トライアル1着 0 2 3 5 0.0% 20.0%
トライアル2着 0 0 1 2 0.0% 0.0%
トライアル3着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
トライアル4着以下 0 0 2 6 0.0% 0.0%

「大井1,200m」で行われているトライアル競走。
2017年までは同条件の「シーサイドカップ(準重賞)」として実施されていた。

過去10年の優勝馬は10頭全てが参戦して2着2回、3着3回。
アフター5スター賞優勝馬こそ出ていないが、A2以下の条件馬によるトライアルなのでまずまずの相性と言ってもいいだろう。

その他の着順からは目立った成績を残せていないので、データ上では「トライアル優勝馬」に注目だ。

2026年アフター5スター賞トライアル競走の結果

4着以下に敗れた馬の参戦が多い

【サンタアニタトロフィー&マイルグランプリ(S&M)の着順別の成績】

S&M着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
S&M1着 0 1 0 0 0.0% 100.0%
S&M2着 0 0 0 0 - -
S&M3着 0 0 0 1 0.0% 0.0%
S&M4着以下 0 0 1 21 0.0% 0.0%

7月~8月に大井競馬場で行われているマイル重賞。
開催時期の変更もあり、2020年~2022年は「マイルグランプリ(S2)」、その他の年は「サンタアニタトロフィー(S3)」のデータを採用している。
※2026年は7月22日に「サンタアニタトロフィー」を実施

ただし、上位勢の出走は少なく、好走馬も2017年2着のゴーディーのみ。
逆に「サンタアニタトロフィー(マイルグランプリ)」で4着以下に敗れた馬たちが多く参戦しているのが特徴だろう。

「サンタアニタトロフィー(同)」で4着以下に敗れた馬からは、のべ22頭が参戦して3着1回のみ。
好走馬はスプリント王サブノジュニアなので、距離短縮で本来の走りを取り戻した形だ。

2026年サンタアニタトロフィーの結果


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は川崎競馬場で行われる9月9日(水)「戸塚記念(S1)」、翌10日(木)「若武者賞(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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