

川崎記念への道!「報知オールスターカップ(S3)」!
春のチャンピオンロードの根幹をなす長距離重賞。
4/8(水)「川崎記念(Jpn1)」に挑戦する地方代表馬を決める一戦と言っても良いだろう。
▼データ分析のポイント
・1番人気は勝率70%、3着内率100%
・7歳以上の人気薄が毎年のように好走
・4角を制する馬がレースを制す
| 年 | 優勝馬 | 所属 | 種牡馬 | 人気 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | ヒーローコール | 浦和 | ホッコータルマエ | 3人気 |
| 2024年 | ライトウォーリア | 川崎 | マジェスティックウォリアー | 1人気 |
| 2023年 | エルデュクラージュ | 船橋 | クロフネ | 1人気 |
| 2022年 | ノーヴァレンダ | 川崎 | ダイワメジャー | 1人気 |
| 2021年 | タービランス | 浦和 | パイロ | 1人気 |
| 2020年 | オールブラッシュ | 大井 | ウォーエンブレム | 8人気 |
| 2019年 | ヤマノファイト | 船橋 | エスポワールシチー | 1人気 |
| 2018年 | ディアドムス | 大井 | ジャングルポケット | 1人気 |
| 2017年 | ケイアイレオーネ | 大井 | Henny Hughes | 1人気 |
| 2016年 | グルームアイランド | 金沢 | ヤマニンセラフィム | 2人気 |
過去10年の勝ち馬を振り返るとレベルの高さは歴然。
ダートグレード競走覇者5頭(うち、Jpn1馬4頭)、南関東クラシックホース2頭、さらには南関東以外からの遠征馬が名を連ねる。
【ダートグレード競走優勝馬】
・ケイアイレオーネ
・ディアドムス
・オールブラッシュ
・ノーヴァレンダ
・ライトウォーリア
※太字がJpn1馬(本競走後も含む)
【南関東クラシックホース】
・ヤマノファイト
・タービランス
【南関東以外の遠征馬】
・グルームアイランド
名手が並ぶ
| 年 | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 内田 博幸 | 吉原 寛人 | 山本 聡哉 |
| 2024年 | 吉原 寛人 | 森 泰斗 | 張田 昂 |
| 2023年 | 矢野 貴之 | 今野 忠成 | 落合 玄太 |
| 2022年 | 森 泰斗 | 左海 誠二 | 張田 昂 |
| 2021年 | 笹川 翼 | 吉原 寛人 | 本田 正重 |
| 2020年 | 今野 忠成 | 笹川 翼 | 山崎 誠士 |
| 2019年 | 本橋 孝太 | 森 泰斗 | 吉原 寛人 |
| 2018年 | 岡部 誠 | 真島 大輔 | 御神本 訓史 |
| 2017年 | 的場 文男 | 森 泰斗 | 真島 大輔 |
| 2016年 | 吉原 寛人 | 真島 大輔 | 笹川 翼 |
2021年~2023年は南関東リーディング上位3名が勝ち星を分け合う結果に。
2024年は金沢所属ながら全国をまたにかける「吉原寛人騎手」、2025年は南関東・地方競馬で頂点を極めた「内田博幸騎手」が勝利した。
ちなみに、「内田博幸騎手」が南関重賞を制したのは2017年「日本テレビ盃(Jpn2)」のアポロケンタッキー以来。
南関東S重賞は2010年「羽田盃(旧S1)」のシーズザゴールド以来、南関東所属としては2008年「金盃(S2)」のルースリンド以来となる。
南関東のレジェンド「内田博幸騎手」をもう少し。
「内田博幸騎手」は2004年~2007年に南関東リーディングを獲得。
2003年以前は「石崎隆之元騎手」「的場文男元騎手」、2008年以降は「戸崎圭太騎手」が台頭してくる激動の時代を戦ってきた。
南関東での年間最高勝ち鞍は2005年の「464勝」、翌2006年には「460勝」を挙げ、年間最多勝利記録「524勝(地方&JRA)」を樹立している。
また、南関東所属時には2007年「NHKマイルカップ(JRA・G1)」をピンクカメオで制覇。
雨の府中で17番人気のピンクカメオを勝利に導き、“豪腕ここにあり”をJRAファンに見せつけた形だ。
互角の争い
| 所属 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 浦和 | 2 | 3 | 0 | 14 | 10.5% | 26.3% |
| 船橋 | 2 | 3 | 4 | 21 | 6.7% | 16.7% |
| 大井 | 3 | 1 | 3 | 19 | 11.5% | 15.4% |
| 川崎 | 2 | 3 | 2 | 23 | 6.7% | 16.7% |
| 南関以外 | 1 | 0 | 1 | 17 | 5.3% | 5.3% |
南関東4場が横一線と見て良さそう。
また、南関東の古馬S重賞では数少ない「地方交流」となる本競走。
地方交流となった2004年以降では、2004年ウツミジョーダン(岩手)、2014年オオエライジン(兵庫)、
2016年グルームアイランド(金沢)が勝利している。
近年は勝利実績がなく、2023年に北海道のサンビュートが3着に好走したのみと劣勢ではあるが…
1番人気は3着内率100%!7歳以上の人気薄も要チェック
| 人気別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1人気 | 7 | 1 | 2 | 0 | 70.0% | 80.0% |
| 2人気 | 1 | 2 | 1 | 6 | 10.0% | 30.0% |
| 3人気 | 1 | 2 | 2 | 5 | 10.0% | 30.0% |
| 4人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% |
| 5人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% |
| 6人気以下 | 1 | 4 | 3 | 66 | 1.4% | 6.8% |
「1番人気馬」が強い重賞。
過去10年で「1番人気馬」は7勝、2着1回、3着2回の成績を残しており、3着内率は驚異の100.0%を誇る。
そして、もう一つ特徴的なのが「6番人気以下」の1勝、2着4回、3着3回。
過去10年中6回で「6番人気以下」が1頭以上馬券に絡んでいる。
ちなみに、「6番人気以下」で馬券に絡んだ8頭のうち、7頭が7歳以上の古豪。
さらに細かく見ると、「7歳2頭」「8歳2頭」「9歳1頭」「10歳2頭」と高齢馬が活躍している。
※残りの1頭も「6歳馬」
年が明けて年齢は1つ重ねることになるが“人気薄の古豪”にはぜひとも注目したい。
大荒れは少ない
| 年 | 単勝(円) | 馬複(円) | 三連単(円) |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 1,220 | 460 | 12,930 |
| 2024年 | 210 | 730 | 14,000 |
| 2023年 | 310 | 540 | 3,560 |
| 2022年 | 180 | 4,430 | 67,500 |
| 2021年 | 230 | 760 | 5,550 |
| 2020年 | 2,260 | 8,480 | 123,210 |
| 2019年 | 250 | 370 | 6,820 |
| 2018年 | 170 | 1,520 | 11,140 |
| 2017年 | 220 | 720 | 3,970 |
| 2016年 | 480 | 9,000 | 48,380 |
| 平均 | 553 | 2,701 | 29,706 |
「単勝」の平均配当は「553円」。
1番人気が7勝しているだけあって、単勝式は堅めの決着で推移している。
また、「馬複」「三連単」も平穏な配当が多い。
前項の通り「6番人気以下」の台頭も少なくないが、1番人気との組み合わせになるので“大荒れ”は少ない傾向だ。
枠順による差は少ない!
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1 | 1 | 2 | 6 | 10.0% | 20.0% |
| 2枠 | 0 | 2 | 0 | 8 | 0.0% | 20.0% |
| 3枠 | 2 | 3 | 0 | 10 | 13.3% | 33.3% |
| 4枠 | 0 | 1 | 3 | 11 | 0.0% | 6.7% |
| 5枠 | 2 | 1 | 2 | 13 | 11.1% | 16.7% |
| 6枠 | 3 | 0 | 0 | 15 | 16.7% | 16.7% |
| 7枠 | 1 | 2 | 2 | 13 | 5.6% | 16.7% |
| 8枠 | 1 | 0 | 1 | 18 | 5.0% | 5.0% |
全ての「枠」で連対実績。
ただし、勝利数は「5枠~8枠」が多く、連対率は「1枠~3枠」が高くなっている。
好走数では内枠有利の傾向と言えるかもしれない。
川崎コースは1周1,200mの小回りコース。
本競走が行われる「2,100m」は向こう正面からスタートして1周半、コーナーは6回通過する必要がある。
| 性別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬 | 9 | 8 | 7 | 83 | 8.4% | 15.9% |
| 牝馬 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% |
| セン馬 | 1 | 2 | 3 | 7 | 7.7% | 23.1% |
直近4年は「牝馬」の出走がない。
古馬の一線級が揃う長距離重賞だけに、「牝馬」は敬遠する傾向にありそう。
長距離戦は経験が大切!
| 年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 1 | 1 | 1 | 16 | 5.3% | 10.5% |
| 5歳 | 2 | 1 | 1 | 9 | 15.4% | 23.1% |
| 6歳 | 2 | 1 | 2 | 14 | 10.5% | 15.8% |
| 7歳以上 | 5 | 7 | 6 | 55 | 6.8% | 16.4% |
各世代が結果を出しているが、やはり「7歳以上」の馬に注目が集まる。
「7歳以上」は過去10年で5勝、2着7回、3着6回。
過去10年の3着内30頭のうち、過半数を占める「18頭」が3着内に好走しているのである。
2023年までは年明けに行われていた重賞。
いわゆる、「明け○歳」となるわけだが、開催時期が1か月後ろになっても傾向は変わらないところだろう。
斤量を背負う実績馬!
| 斤量 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 57kg以上 | 7 | 6 | 5 | 29 | 14.9% | 27.7% |
| 55kg~56kg | 3 | 4 | 5 | 56 | 4.4% | 10.3% |
| 54kg以下 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0.0% | 0.0% |
本競走の斤量は4歳54kg、5歳以上55kg、牝馬は2kg減。
加えて、2026年1月30日までの総収得賞金額が4歳4,000万円、5歳4,500万円、6歳以上5,000万円ごとに1kg加増(※)される。
※上限は牡馬(セン馬)58kg、牝馬56kg
斤量別では「57kg以上」が好成績。
実績を残している馬たちが順当に実力を発揮できており、データ上では「+α」の加増は気にならない。
ちなみに、勝ち馬の馬体重を平均すると「521.2kg」で最高は「572kg」のケイアイレオーネ。
各馬の資質にもよるが、斤量を苦にしないパワフルな馬が結果を残す傾向にある。
一方、斤量「54kg以下」は4歳馬もしくは牝馬となるが、この組はあまり成績が芳しくない。
データ的には、年齢を重ねて、賞金も稼いでいる馬に分があると言えるだろう。
トライアル優勝馬は?
| チャレンジ着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| チャレンジ1着 | 1 | 1 | 0 | 4 | 16.7% | 33.3% |
| チャレンジ2着 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.0% | 0.0% |
| チャレンジ3着 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% |
| チャレンジ4着以下 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0.0% | 0.0% |
報知オールスターカップのトライアル競走。
2019年度から行われている準重賞競走で、1~3着馬には報知オールスターカップへの優先出走権が付与される。
※2020年実施分までのレース名称は「マジェスティックチャレンジ」
過去6年のトライアル優勝馬の成績は1勝、2着1回、4着3回、9着1回。
下級条件(A2以下)によって争われるトライアルでもあり、実績馬が揃う本番ではレースレベルの違いに対応できるかがポイントだ。
ちなみに、唯一の優勝馬ノーヴァレンダは、2歳当時に川崎コースの「全日本2歳優駿(Jpn1)」を勝利していた。
【南関東のクラス(格付)】
上級クラスから「A1~A2」⇒「B1~B3」⇒「C1~C3」の8編成(数字の小さい方が格上)
クラスの詳細はこちら
2026年スパーキングオールスターチャレンジの結果
上位馬に注目
| 埼玉新聞栄冠賞着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 埼玉新聞栄冠賞1着 | 1 | 0 | 1 | 1 | 33.3% | 33.3% |
| 埼玉新聞栄冠賞2着 | 2 | 1 | 0 | 3 | 33.3% | 50.0% |
| 埼玉新聞栄冠賞3着 | 1 | 0 | 1 | 0 | 50.0% | 50.0% |
| 埼玉新聞栄冠賞4着以下 | 1 | 1 | 0 | 9 | 9.1% | 18.2% |
浦和2,000m(※)で行われている重賞。
浦和コースは1周1,200mで、2,000mのスタート位置は向こう正面となる。
※2020年までは1,900mで実施
「埼玉新聞栄冠賞(S3)」組は上位馬に注目したい。
同レースの「1~3着馬」はのべ11頭が出走して4勝、2着1回、3着2回の成績を残しており、3着内率63.6%は際立っている。
「浦和2,000m」と「川崎2,100m」は似通ったコース形態なので、両レースの親和性は高いと言えそうだ。
2025年埼玉新聞栄冠賞の結果
レベルの高い重賞!
| 勝島王冠着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 勝島王冠1着 | 1 | 0 | 1 | 0 | 50.0% | 50.0% |
| 勝島王冠2着 | 2 | 0 | 0 | 0 | 100.0% | 100.0% |
| 勝島王冠3着 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% |
| 勝島王冠4着以下 | 1 | 3 | 1 | 13 | 5.6% | 22.2% |
11月下旬~12月上旬に大井1,800mで行われている「勝島王冠(S2)」。
過去10年で「勝島王冠」連対馬は4頭が参戦して3勝、3着1回。
勝島王冠には南関東の有力馬が多数出走することもあり、レベルの高い一戦と言えるだろう。
そういう意味では、「勝島王冠」で4着以下に敗れた馬もチャンスあり。
該当馬は過去10年で1勝、2着3回、3着1回の成績を残しており、3着内率27.8%も悪くない数字だ。
2025年も「勝島王冠」9着のヒーローコールが勝利を手にした。
2025年勝島王冠の結果
4角先頭!でも逃げ馬は…
| 1着 | 2着 | 3着 | |
|---|---|---|---|
| 1番手 | 6 | 1 | 0 |
| 2~5番手 | 4 | 6 | 9 |
| 6~10番手 | 0 | 3 | 1 |
| 11番手以降 | 0 | 0 | 0 |
川崎2,100mは1周半するコースだが、こちらのデータは「最終4コーナーの通過順」となる。
過去10年の優勝馬のうち、「4コーナー」での位置取りが「1番手」の馬は6勝。
さらに、「2~5番手」の馬が4勝を挙げているように、「4コーナー」で前目の位置に付けることが優勝への必須条件となっている。
なお、スタートから先頭をキープしていた馬、いわゆる“逃げ馬”の優勝はノーヴァレンダ、ライトウォーリア、ヒーローコールの3頭。
一方で2着、3着に逃げ粘ったケースは0回なので、逃げ切るにはまさにダートグレード競走でも活躍する実力が必要だ。
また、「4コーナー」での位置取りが6番手以降の馬も優勝がない。
逃げ切りは少なく、後方一気も難しい…トリッキーなコースでもあり、展開に合わせた自在性が求められるのだろう。
今回の「南関データ分析」はここまで!
次回はダート三冠路線!2月18日(水)に大井競馬場で行われる「雲取賞(Jpn3)」を特別公開します!
南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!
(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
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