~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年1月22日(木) 
サラ系4歳以上 船橋1,800m
報知グランプリカップ(S3)

レース紹介

伝統の船橋重賞「報知グランプリカップ(S3)」!
今年で62回目を数える伝統の1,800m戦。
1964年(昭和39年)の第1回~第34回までは“オールカマー”、第35回以降は“サラ系”で行われている。

▼データ分析のポイント
・オールカマーだ!
・勝島王冠4着以下からの巻き返し
・「船橋1,800m」が得意な馬を探せ

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 キングストンボーイ 大井 ドゥラメンテ 1人気
2024年 エルデュクラージュ 船橋 クロフネ 7人気
2023年 ギガキング 船橋 キングヘイロー 1人気
2022年 ギガキング 船橋 キングヘイロー 3人気
2021年 ゴールドホイヤー 川崎 トランセンド 6人気
2020年 サルサディオーネ 大井 ゴールドアリュール 5人気
2019年 タービランス 浦和 パイロ 1人気
2018年 リッカルド 船橋 フサイチリシャール 3人気
2017年 エンパイアペガサス 浦和 エンパイアメーカー 2人気
2016年 タイムズアロー 船橋 タイムパラドックス 4人気

報知グランプリカップは第34回まで「オールカマー」として実施されていた。
その歴史の中で、アングロアラブ(アア)の優勝は5回(4頭)を数える。

現在は「サラ系」、実質的には「サラブレッド」で争われているが、“オールカマー”の名残があるような優勝馬たちが名を連ねている。

まずは元JRA所属馬。
表中の太字が該当馬となり、2024年の優勝馬エルデュクラージュは10歳にして重賞タイトルを奪取(通算では重賞2勝目)。
また、リッカルドはダートグレード競走覇者、サルサディオーネは直近10年では唯一の牝馬である。
南関東移籍で再ブレイクした馬、移籍を機に素質が開花した馬など、新天地で活躍する馬は少なくないようだ。

地方生え抜きでは、南関東のクラシックを制したゴールドホイヤーとタービランス。
さらに、岩手ダービー馬エンパイアペガサス、2022年・23年と連覇したギガキングなど、
馬齢・性別を問わず、様々な経歴を持つ馬が活躍している。

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

船橋を引っ張っていく騎手は!?

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 御神本 訓史 張田 昂 本田 正重
2024年 矢野 貴之 笹川 翼 森 泰斗
2023年 和田 譲治 森 泰斗 本田 正重
2022年 和田 譲治 張田 昂 山崎 誠士
2021年 山崎 誠士 酒井 忍 森 泰斗
2020年 岩田 康誠 森 泰斗 吉原 寛人
2019年 森 泰斗 本田 正重 矢野 貴之
2018年 矢野 貴之 真島 大輔 御神本 訓史
2017年 村上 忍 和田 譲治 矢野 貴之
2016年 真島 大輔 笹川 翼 的場 文男

大井所属の「矢野貴之騎手」が2勝、3着2回と好相性。
勝ち鞍は2024年エルデュクラージュ、2018年リッカルドなので芦毛とコンビを組んだ時は要注目かもしれない。

地元の船橋所属騎手では「張田昂騎手」が2着2回、「本田正重騎手」が2着1回、3着2回。
過去10年の優勝騎手の中に現役の船橋所属騎手はいなく、2着・3着も「張田昂騎手」と「本田正重騎手」のみという状況だ。

ちなみに、2025年の船橋リーディングは「本田正重騎手」が獲得。
以下、「笹川翼騎手(大井)」、「矢野貴之騎手」、「張田昂騎手」、「山中悠希騎手(船橋)」と続く。
「森泰斗騎手」不在となった船橋は「本田正重騎手」、「張田昂騎手」、さらには「山中悠希騎手」が引っ張っていくことになりそうだ。

2025年船橋リーディングはこちら

地元の船橋勢が強い

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 2 2 0 15 10.5% 21.1%
船橋 5 5 4 49 7.9% 15.9%
大井 2 3 4 21 6.7% 16.7%
川崎 1 0 2 5 12.5% 12.5%

地元の「船橋所属馬」が5勝、2着5回、3着4回。
船橋所属騎手は苦戦を強いられているが、「船橋所属馬」は一定の成績を残している。

ちなみに、「船橋所属馬」が勝利した5回は全て「大井所属騎手」とのコンビだった。

大混戦の様相!

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 1 0 6 30.0% 40.0%
2人気 1 4 3 2 10.0% 50.0%
3人気 2 3 2 3 20.0% 50.0%
4人気 1 0 1 8 10.0% 10.0%
5人気 1 1 2 6 10.0% 20.0%
6人気以下 2 1 2 65 2.9% 4.3%

上位人気馬が好走する傾向。
「1~5番人気馬」で8勝、2着9回、3着8回とほぼほぼ独占状態だ。

ただし、勝率は特に秀でた人気は無く、連対率は「1~3番人気馬」が40~50%で横一線。
3着内率は「1番人気馬」が低迷し(3着数0回)、「2・3番人気馬」が70~80%とハイアベレージとなっている。

人気サイドでも配当は!?

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 230 570 2,150
2024年 6,060 5,230 78,480
2023年 160 230 2,040
2022年 420 720 8,880
2021年 2,200 11,180 115,280
2020年 830 1,330 13,220
2019年 310 11,230 210,590
2018年 430 760 19,390
2017年 580 1,840 20,040
2016年 1,060 1,810 20,850
平均 1,228 3,490 49,092

前項の通り、5番人気以内の馬が8勝、2着9回、3着8回を占める。
基本的に超高額配当は少ないものの、組み合わせ次第では高めの配当が期待できそうだ。

内外均等になってきた

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 2 1 5 11.1% 33.3%
2枠 0 0 1 9 0.0% 0.0%
3枠 2 2 0 11 13.3% 26.7%
4枠 1 2 3 9 6.7% 20.0%
5枠 1 0 1 14 6.3% 6.3%
6枠 2 1 2 12 11.8% 17.6%
7枠 0 2 0 17 0.0% 10.5%
8枠 3 1 2 13 15.8% 21.1%

多少のバラつきはあるものの内~外まで横一線。
以前は内枠が苦戦する傾向にあったが、2年連続で「1枠」が連対して盛り返してきた。
唯一、「2枠」のみ連対実績がないものの、内/外の比較では大きな差は無さそうだ。

なお、前日の「ブルーバードカップ(Jpn3)」と同条件となるので、開催傾向も確認したいところ。
以下は直近3か月における「船橋1,600m~1,800m」の枠番別の成績となる。

【船橋1,600m~1,800mの枠番別の成績(直近3か月)】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 5 1 19 3.8% 23.1%
2枠 2 5 2 17 7.7% 26.9%
3枠 5 1 3 34 11.6% 14.0%
4枠 6 6 7 25 13.6% 27.3%
5枠 5 0 4 37 10.9% 10.9%
6枠 1 2 4 41 2.1% 6.3%
7枠 2 3 4 41 4.0% 10.0%
8枠 4 4 1 42 7.8% 15.7%

直近3か月の成績はこちら
※アクセス時点での成績なので変動あり

セン馬が活躍

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 6 9 10 80 5.7% 14.3%
牝馬 1 0 0 4 20.0% 20.0%
セン馬 3 1 0 6 30.0% 40.0%

「牡馬」と「セン馬」が9勝、2着10回、3着10回。
直近2年は「セン馬」が勝利しているように、他の重賞より「セン馬」が活躍する傾向にある。

なお、「牝馬」で唯一の勝利馬は2020年サルサディオーネだ。

若手の勢い!

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
4歳 3 1 2 9 20.0% 26.7%
5歳 1 2 3 8 7.1% 21.4%
6歳 2 0 2 19 8.7% 8.7%
7歳以上 4 7 3 54 5.9% 16.2%

明け「4歳馬」が3勝、2着1回、3着2回と結果を出している。
出走頭数はのべ15頭と少ないものの、勝率20.0%、連対率26.7%は立派な数字だろう。

ちなみに、2024年は「10歳」のエルデュクラージュが勝利。
過去10年の南関重賞で「10歳以上」が勝利したケースは「10歳時」に「金盃(S2)」&「東京記念(旧S1)」を制したサウンドトゥルーのみ。

巻き返す馬に要注意

【勝島王冠の着順別の成績】

勝島王冠着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
勝島王冠1着 1 1 0 1 33.3% 66.7%
勝島王冠2着 0 0 0 2 0.0% 0.0%
勝島王冠3着 0 1 0 1 0.0% 50.0%
勝島王冠4着以下 2 1 3 19 8.0% 12.0%

前年の11月後半~12月前半に大井1,800mで行われる「勝島王冠(S2)」。

距離1,800mは報知グランプリカップと共通しているものの、勝島王冠上位組の出走は少ない。
過去10年で「勝島王冠」1着~3着馬はのべ7頭が参戦して1勝、2着2回、4着以下4回。
2025年は好走例となり、キングストンボーイが勝島王冠と報知グランプリカップを連勝している。

一方、「勝島王冠」4着以下からは25頭が参戦して2勝、2着1回、3着3回。
2021年以降では「勝島王冠」4着以下から2頭の勝ち馬と、2頭の3着馬を送り出している。

2025年勝島王冠の結果

コース経験は重要?

【船橋1,800mの経験有無別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
経験あり 4 5 5 50 6.3% 14.1%
経験なし 6 5 5 40 10.7% 19.6%

「船橋1,800m」の経験有無別の成績。
「経験あり」の4勝、2着5回、3着5回に対して、「経験なし」は6勝、2着5回、3着5回と大きな差は出ていない。

続いては、「経験あり」の中から「3着内実績があったか否か」の成績だ。

【船橋1,800mの3着内経験有無別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3着内経験あり 4 5 4 40 7.5% 17.0%
3着内経験なし 0 0 1 10 0.0% 0.0%

こちらは明確にデータの傾向が見られる。
前項「船橋1,800m」の経験が「あり」だった好走馬14頭中、実に13頭が“船橋1,800mで3着内の経験”もあったのだ。

「船橋1,800m」を得意としている馬たちには是非とも注目したい。

今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は1月28日(水)に大井競馬場で行われる「金盃(S2)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
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また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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