

伝統の船橋重賞「報知グランプリカップ(S3)」!
今年で62回目を数える伝統の1,800m戦。
1964年(昭和39年)の第1回~第34回までは“オールカマー”、第35回以降は“サラ系”で行われている。
▼データ分析のポイント
・オールカマーだ!
・勝島王冠4着以下からの巻き返し
・「船橋1,800m」が得意な馬を探せ
| 年 | 優勝馬 | 所属 | 種牡馬 | 人気 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | キングストンボーイ | 大井 | ドゥラメンテ | 1人気 |
| 2024年 | エルデュクラージュ | 船橋 | クロフネ | 7人気 |
| 2023年 | ギガキング | 船橋 | キングヘイロー | 1人気 |
| 2022年 | ギガキング | 船橋 | キングヘイロー | 3人気 |
| 2021年 | ゴールドホイヤー | 川崎 | トランセンド | 6人気 |
| 2020年 | サルサディオーネ | 大井 | ゴールドアリュール | 5人気 |
| 2019年 | タービランス | 浦和 | パイロ | 1人気 | 2018年 | リッカルド | 船橋 | フサイチリシャール | 3人気 |
| 2017年 | エンパイアペガサス | 浦和 | エンパイアメーカー | 2人気 |
| 2016年 | タイムズアロー | 船橋 | タイムパラドックス | 4人気 |
報知グランプリカップは第34回まで「オールカマー」として実施されていた。
その歴史の中で、アングロアラブ(アア)の優勝は5回(4頭)を数える。
現在は「サラ系」、実質的には「サラブレッド」で争われているが、“オールカマー”の名残があるような優勝馬たちが名を連ねている。
まずは元JRA所属馬。
表中の太字が該当馬となり、2024年の優勝馬エルデュクラージュは10歳にして重賞タイトルを奪取(通算では重賞2勝目)。
また、リッカルドはダートグレード競走覇者、サルサディオーネは直近10年では唯一の牝馬である。
南関東移籍で再ブレイクした馬、移籍を機に素質が開花した馬など、新天地で活躍する馬は少なくないようだ。
地方生え抜きでは、南関東のクラシックを制したゴールドホイヤーとタービランス。
さらに、岩手ダービー馬エンパイアペガサス、2022年・23年と連覇したギガキングなど、
馬齢・性別を問わず、様々な経歴を持つ馬が活躍している。
船橋を引っ張っていく騎手は!?
| 年 | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 御神本 訓史 | 張田 昂 | 本田 正重 |
| 2024年 | 矢野 貴之 | 笹川 翼 | 森 泰斗 |
| 2023年 | 和田 譲治 | 森 泰斗 | 本田 正重 |
| 2022年 | 和田 譲治 | 張田 昂 | 山崎 誠士 |
| 2021年 | 山崎 誠士 | 酒井 忍 | 森 泰斗 |
| 2020年 | 岩田 康誠 | 森 泰斗 | 吉原 寛人 |
| 2019年 | 森 泰斗 | 本田 正重 | 矢野 貴之 |
| 2018年 | 矢野 貴之 | 真島 大輔 | 御神本 訓史 |
| 2017年 | 村上 忍 | 和田 譲治 | 矢野 貴之 |
| 2016年 | 真島 大輔 | 笹川 翼 | 的場 文男 |
大井所属の「矢野貴之騎手」が2勝、3着2回と好相性。
勝ち鞍は2024年エルデュクラージュ、2018年リッカルドなので芦毛とコンビを組んだ時は要注目かもしれない。
地元の船橋所属騎手では「張田昂騎手」が2着2回、「本田正重騎手」が2着1回、3着2回。
過去10年の優勝騎手の中に現役の船橋所属騎手はいなく、2着・3着も「張田昂騎手」と「本田正重騎手」のみという状況だ。
ちなみに、2025年の船橋リーディングは「本田正重騎手」が獲得。
以下、「笹川翼騎手(大井)」、「矢野貴之騎手」、「張田昂騎手」、「山中悠希騎手(船橋)」と続く。
「森泰斗騎手」不在となった船橋は「本田正重騎手」、「張田昂騎手」、さらには「山中悠希騎手」が引っ張っていくことになりそうだ。
2025年船橋リーディングはこちら
地元の船橋勢が強い
| 所属 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 浦和 | 2 | 2 | 0 | 15 | 10.5% | 21.1% |
| 船橋 | 5 | 5 | 4 | 49 | 7.9% | 15.9% |
| 大井 | 2 | 3 | 4 | 21 | 6.7% | 16.7% |
| 川崎 | 1 | 0 | 2 | 5 | 12.5% | 12.5% |
地元の「船橋所属馬」が5勝、2着5回、3着4回。
船橋所属騎手は苦戦を強いられているが、「船橋所属馬」は一定の成績を残している。
ちなみに、「船橋所属馬」が勝利した5回は全て「大井所属騎手」とのコンビだった。
大混戦の様相!
| 人気別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1人気 | 3 | 1 | 0 | 6 | 30.0% | 40.0% |
| 2人気 | 1 | 4 | 3 | 2 | 10.0% | 50.0% |
| 3人気 | 2 | 3 | 2 | 3 | 20.0% | 50.0% |
| 4人気 | 1 | 0 | 1 | 8 | 10.0% | 10.0% |
| 5人気 | 1 | 1 | 2 | 6 | 10.0% | 20.0% |
| 6人気以下 | 2 | 1 | 2 | 65 | 2.9% | 4.3% |
上位人気馬が好走する傾向。
「1~5番人気馬」で8勝、2着9回、3着8回とほぼほぼ独占状態だ。
ただし、勝率は特に秀でた人気は無く、連対率は「1~3番人気馬」が40~50%で横一線。
3着内率は「1番人気馬」が低迷し(3着数0回)、「2・3番人気馬」が70~80%とハイアベレージとなっている。
人気サイドでも配当は!?
| 年 | 単勝(円) | 馬複(円) | 三連単(円) |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 230 | 570 | 2,150 |
| 2024年 | 6,060 | 5,230 | 78,480 |
| 2023年 | 160 | 230 | 2,040 |
| 2022年 | 420 | 720 | 8,880 |
| 2021年 | 2,200 | 11,180 | 115,280 |
| 2020年 | 830 | 1,330 | 13,220 |
| 2019年 | 310 | 11,230 | 210,590 |
| 2018年 | 430 | 760 | 19,390 |
| 2017年 | 580 | 1,840 | 20,040 |
| 2016年 | 1,060 | 1,810 | 20,850 |
| 平均 | 1,228 | 3,490 | 49,092 |
前項の通り、5番人気以内の馬が8勝、2着9回、3着8回を占める。
基本的に超高額配当は少ないものの、組み合わせ次第では高めの配当が期待できそうだ。
内外均等になってきた
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1 | 2 | 1 | 5 | 11.1% | 33.3% |
| 2枠 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% |
| 3枠 | 2 | 2 | 0 | 11 | 13.3% | 26.7% |
| 4枠 | 1 | 2 | 3 | 9 | 6.7% | 20.0% |
| 5枠 | 1 | 0 | 1 | 14 | 6.3% | 6.3% |
| 6枠 | 2 | 1 | 2 | 12 | 11.8% | 17.6% |
| 7枠 | 0 | 2 | 0 | 17 | 0.0% | 10.5% |
| 8枠 | 3 | 1 | 2 | 13 | 15.8% | 21.1% |
多少のバラつきはあるものの内~外まで横一線。
以前は内枠が苦戦する傾向にあったが、2年連続で「1枠」が連対して盛り返してきた。
唯一、「2枠」のみ連対実績がないものの、内/外の比較では大きな差は無さそうだ。
なお、前日の「ブルーバードカップ(Jpn3)」と同条件となるので、開催傾向も確認したいところ。
以下は直近3か月における「船橋1,600m~1,800m」の枠番別の成績となる。
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1 | 5 | 1 | 19 | 3.8% | 23.1% |
| 2枠 | 2 | 5 | 2 | 17 | 7.7% | 26.9% |
| 3枠 | 5 | 1 | 3 | 34 | 11.6% | 14.0% |
| 4枠 | 6 | 6 | 7 | 25 | 13.6% | 27.3% |
| 5枠 | 5 | 0 | 4 | 37 | 10.9% | 10.9% |
| 6枠 | 1 | 2 | 4 | 41 | 2.1% | 6.3% |
| 7枠 | 2 | 3 | 4 | 41 | 4.0% | 10.0% |
| 8枠 | 4 | 4 | 1 | 42 | 7.8% | 15.7% |
直近3か月の成績はこちら
※アクセス時点での成績なので変動あり
セン馬が活躍
| 性別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牡馬 | 6 | 9 | 10 | 80 | 5.7% | 14.3% |
| 牝馬 | 1 | 0 | 0 | 4 | 20.0% | 20.0% |
| セン馬 | 3 | 1 | 0 | 6 | 30.0% | 40.0% |
「牡馬」と「セン馬」が9勝、2着10回、3着10回。
直近2年は「セン馬」が勝利しているように、他の重賞より「セン馬」が活躍する傾向にある。
なお、「牝馬」で唯一の勝利馬は2020年サルサディオーネだ。
若手の勢い!
| 年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 3 | 1 | 2 | 9 | 20.0% | 26.7% |
| 5歳 | 1 | 2 | 3 | 8 | 7.1% | 21.4% |
| 6歳 | 2 | 0 | 2 | 19 | 8.7% | 8.7% |
| 7歳以上 | 4 | 7 | 3 | 54 | 5.9% | 16.2% |
明け「4歳馬」が3勝、2着1回、3着2回と結果を出している。
出走頭数はのべ15頭と少ないものの、勝率20.0%、連対率26.7%は立派な数字だろう。
ちなみに、2024年は「10歳」のエルデュクラージュが勝利。
過去10年の南関重賞で「10歳以上」が勝利したケースは「10歳時」に「金盃(S2)」&「東京記念(旧S1)」を制したサウンドトゥルーのみ。
巻き返す馬に要注意
| 勝島王冠着順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 勝島王冠1着 | 1 | 1 | 0 | 1 | 33.3% | 66.7% |
| 勝島王冠2着 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.0% | 0.0% |
| 勝島王冠3着 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0.0% | 50.0% |
| 勝島王冠4着以下 | 2 | 1 | 3 | 19 | 8.0% | 12.0% |
前年の11月後半~12月前半に大井1,800mで行われる「勝島王冠(S2)」。
距離1,800mは報知グランプリカップと共通しているものの、勝島王冠上位組の出走は少ない。
過去10年で「勝島王冠」1着~3着馬はのべ7頭が参戦して1勝、2着2回、4着以下4回。
2025年は好走例となり、キングストンボーイが勝島王冠と報知グランプリカップを連勝している。
一方、「勝島王冠」4着以下からは25頭が参戦して2勝、2着1回、3着3回。
2021年以降では「勝島王冠」4着以下から2頭の勝ち馬と、2頭の3着馬を送り出している。
2025年勝島王冠の結果
コース経験は重要?
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 経験あり | 4 | 5 | 5 | 50 | 6.3% | 14.1% |
| 経験なし | 6 | 5 | 5 | 40 | 10.7% | 19.6% |
「船橋1,800m」の経験有無別の成績。
「経験あり」の4勝、2着5回、3着5回に対して、「経験なし」は6勝、2着5回、3着5回と大きな差は出ていない。
続いては、「経験あり」の中から「3着内実績があったか否か」の成績だ。
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3着内経験あり | 4 | 5 | 4 | 40 | 7.5% | 17.0% |
| 3着内経験なし | 0 | 0 | 1 | 10 | 0.0% | 0.0% |
こちらは明確にデータの傾向が見られる。
前項「船橋1,800m」の経験が「あり」だった好走馬14頭中、実に13頭が“船橋1,800mで3着内の経験”もあったのだ。
「船橋1,800m」を得意としている馬たちには是非とも注目したい。
今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は1月28日(水)に大井競馬場で行われる「金盃(S2)」です!
南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!
(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
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