~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年1月3日(土) 
サラ系4歳以上 川崎1,600m
川崎マイラーズ(S3)

レース紹介

お正月は川崎!新春重賞「川崎マイラーズ(S3)」!
お正月の川崎開催を彩る古馬マイル重賞!
2024年に開催時期を5月 ⇒ 1月に変更して3年目を迎える。

▼データ分析のポイント
・5番人気以内が9勝
・優勝馬は4枠以内
・川崎コースの経験がカギ

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 ムエックス 船橋 アジアエクスプレス 2人気
2024年 デュードヴァン 大井 Declaration of War 3人気
2023年 アイウォール 浦和 エスポワールシチー 5人気
2022年 ファルコンビーク 川崎 スマートファルコン 4人気
2021年 モジアナフレイバー 大井 バトルプラン 1人気
2020年 グレンツェント 大井 ネオユニヴァース 8人気
2019年 キャプテンキング 大井 ファスリエフ 1人気
2018年 ウェイトアンドシー 浦和 オレハマッテルゼ 1人気
2017年 リアライズリンクス 浦和 ダイタクリーヴァ 5人気
2016年 モンサンカノープス 船橋 アグネスデジタル 2人気

歴代優勝馬には実績馬がズラりと並ぶ。

重賞6勝のキャプテンキングを筆頭に同4勝のモジアナフレイバー、グレンツェント(※)、リアライズリンクス…
一方、その他の6頭は全て川崎マイラーズが初タイトルだった馬たちで、2022年以降は該当馬が“4連覇中”だ。

※生涯成績(南関東&JRA)

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

矢野貴之騎手が5連対

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 張田 昂 矢野 貴之 安藤 洋一
2024年 御神本 訓史 矢野 貴之 今野 忠成
2023年 森 泰斗 今野 忠成 御神本 訓史
2022年 本田 正重 山崎 誠士 森 泰斗
2021年 真島 大輔 笹川 翼 本田 正重
2020年 森 泰斗 矢野 貴之 和田 譲治
2019年 坂井 英光 矢野 貴之 的場 文男
2018年 今野 忠成 真島 大輔 本田 正重
2017年 的場 文男 吉原 寛人 山口 達弥
2016年 矢野 貴之 石崎 駿 森 泰斗

新年最初の南関東重賞を勝利するのは!?

開催時期が1月となってからは「2024年:御神本訓史騎手」「2025年:張田昂騎手」が優勝。
「張田昂騎手」は2024年12月31日の「東京2歳優駿牝馬(S1)」を勝利していたので、年末年始の重賞を連勝したことになる。

また、川崎マイラーズと相性の良い「矢野貴之騎手」は1勝、2着4回の成績。
2024年、2025年と2着が続いているが、2023年12月31日と2024年12月31日の「東京2歳優駿牝馬」も2着に好走している。
現在、2年連続で“年末年始の重賞で2着”と悔しい結果が続いているだけに、今年の年末、そして2026年の年始では勝利を手にしたいところだ。

さて、2025年の川崎リーディング5傑は「笹川翼騎手」「野畑凌騎手」「矢野貴之騎手」「町田直希騎手」「山崎誠士元騎手(※)」。
「笹川翼騎手」は初の川崎リーディングを獲得したことになる。

2026年も元日からスタートするが、「野畑凌騎手」の勢い、神奈川県騎手会会長に就任した「町田直希騎手」と地元勢の奮起にも注目。
新たな1年間の争いは熾烈を極めることになるだろう。

※2025年11月30日付で騎手を引退、12月1日付で調教師に転身
2025年の川崎リーディングはこちら

頑張れ地元川崎勢!

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 3 0 0 25 10.7% 10.7%
船橋 2 4 1 22 6.9% 20.7%
大井 4 5 6 20 11.4% 25.7%
川崎 1 1 3 33 2.6% 5.3%

「大井所属馬」が過去10年で4勝、2着5回、3着6回。
2017年以降、9年連続で3着内に好走しており、勝率、連対率、さらには3着内率といずれもNo.1の成績を残している。

一方、苦戦を強いられているのは地元の「川崎所属馬」。
過去17回の歴史の中で2022年のファルコンビークが勝利したのみで、勝率をはじめとした好走率も総じて低くなっている。

注目が集まるお正月開催だけに、地元馬の活躍には期待したいところ。
ちなみに、地元騎手の勝利も2018年の「今野忠成元騎手(※)」が最後となっている。

※2025年11月30日付で騎手を引退、12月1日付で調教師に転身

上位人気馬が活躍

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 1 1 5 30.0% 40.0%
2人気 2 1 2 5 20.0% 30.0%
3人気 1 3 0 6 10.0% 40.0%
4人気 1 1 1 7 10.0% 20.0%
5人気 2 1 2 5 20.0% 30.0%
6人気以下 1 3 4 72 1.3% 5.0%

「1番人気」~「6番人気以下」まで、全ての人気で「1着」と「2着」の実績がある。
その中では「1番人気馬」が最も信頼度は高いものの、「1~5番人気馬」の成績は概ね横一線と見て良いだろう。

人気薄は人気薄を連れてくる…!?

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 400 1,310 20,720
2024年 670 350 4,880
2023年 710 1,820 9,240
2022年 730 6,050 64,050
2021年 160 530 2,620
2020年 1,760 6,190 194,040
2019年 180 3,740 26,310
2018年 210 530 8,110
2017年 820 9,870 1,076,210
2016年 310 620 5,420
平均 595 3,101 141,160

落ち着いた配当が多い中、2017年及び2020年は高配当決着。

前項の「人気別成績」にて、「6番人気以下は1勝、2着3回、3着4回」というデータをご紹介したが、
上記の2年はいずれも3着内に「6番人気以下」が2頭激走。
いわゆる「人気薄は人気薄を連れてくる」という現象が起こっているのである。

高配当を狙うなら、「人気薄をセットで」が良さそう。

内枠が有利な傾向

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 3 0 1 6 30.0% 30.0%
2枠 2 3 2 3 20.0% 50.0%
3枠 1 2 0 13 6.3% 18.8%
4枠 4 2 1 10 23.5% 35.3%
5枠 0 0 3 15 0.0% 0.0%
6枠 0 1 0 18 0.0% 5.3%
7枠 0 1 2 17 0.0% 5.0%
8枠 0 1 1 18 0.0% 5.0%

川崎コースはフルゲート14頭。
したがって、同枠に複数頭収まるのは「3枠以降」となり、フルゲートとなった回数は過去10年で6回ある。

過去10年の傾向を「1~4枠」と「5~8枠」に分けてみると傾向は顕著に。
「1~4枠(全53頭)」が10勝、2着7回、3着4回に対して、「5~8枠(全77頭)」は0勝、2着3回、3着6回。
特に、優勝した「枠」が特徴的となっており、「5~8枠」が勝利したのは分析期間対象外の2015年「6枠」まで遡る。

データ上では明らかに内枠有利だ。

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 9 8 10 88 7.8% 14.8%
牝馬 0 0 0 8 0.0% 0.0%
セン馬 1 2 0 4 14.3% 42.9%

「牝馬」の出走は少なく、例年、1頭出走するか否かといったところ。
2024年からは年末の「東京シンデレラマイル(S3)」直後となっているので、傾向としてはさらに偏るかもしれない。

※2024年以降は「牝馬」の出走なし

充実期を迎えた馬が強い

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 0 0 0 0 - -
4歳 1 1 2 14 5.6% 11.1%
5歳 3 2 1 14 15.0% 25.0%
6歳 1 3 3 18 4.0% 16.0%
7歳以上 5 4 4 54 7.5% 13.4%

「5月」から「1月」に実施時期が移行。
従来は「3歳以上」という条件だったが、2024年からは「4歳以上」に変更となっている。

ただし、「5月」に実施されていた2016年~2023年で「3歳馬」の出走はなく、
「明け4歳」となった2024年以降も「4歳馬」の出走はなし。

なお、2024年は1着から順に「明け7歳馬」⇒「明け6歳馬」⇒「明け6歳馬」。
2025年は同様に「7歳馬」⇒「7歳馬」⇒「9歳馬」での決着となる。

近年の傾向は“経験馬が活躍”だ。

オープン馬が強いが、格上挑戦馬もチャンスあり?

【斤量別の成績】

斤量 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
54kg以下 0 0 0 0 - -
55~56kg 2 0 3 12 11.8% 11.8%
57kg以上 8 10 7 88 7.1% 15.9%

川崎マイラーズは格付別(クラス別)に斤量が異なる別定戦。

格付別の斤量は「A1級57kg」「A2級55kg」「B1級以下53kg」で、牝馬は「2kg」減量される。
加えて、2026年の場合は2024年1月1日~2025年12月30日までの期間中に「G1/Jpn1」を勝利していれば「3kg」、
「G2/Jpn2/S1」を勝利していれば「2kg」、「G3/Jpn3/S2」を勝利していれば「1kg」が加増されることになる。
(2歳・3歳時の成績を除く)

近年は「A1級」の出走頭数が多く、直近5年で格上挑戦してきた馬はわずかに7頭。
この7頭で1勝、3着2回ではあるものの、やはり「57kg以上」を背負う「A1級」の馬、いわゆるオープン馬が結果を残している。

ちなみに、格上挑戦して勝利した馬は、後述のトライアルを勝ち上がってきた馬だった。

【スパーキングマイラーズチャレンジ(スパーキングMC)の着順別の成績】

スパーキングMC着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
スパーキングMC1着 3 0 1 2 50.0% 50.0%
スパーキングMC2着 0 0 0 0 - -
スパーキングMC3着 0 0 0 2 0.0% 0.0%
スパーキングMC4着以下 0 0 0 1 0.0% 0.0%

川崎マイラーズのトライアルとして7回の実績(※)。
過去7回のトライアル優勝馬は6頭が出走して3勝、3着1回と抜群の相性を誇っている。

2024年こそトライアルの実施がなかったものの、2025年の川崎マイラーズからトライアルが復活。
と同時に出走条件が「A2以下」⇒「オープン」に変更となった。
2025年はトライアル優勝馬アランバローズが本番で7着だったが、トライアルを連覇した2026年はどうなるだろうか…!?

※2020年までは「スパーキングナイトチャレンジ」の名称で実施

2025年スパーキングマイラーズチャレンジの結果

コース経験は問わず?

【川崎コースの経験有無別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
経験あり 8 8 9 82 7.5% 15.0%
経験なし 2 2 1 18 8.7% 17.4%

南関東でも最もトリッキーと言われる川崎コース。
1周距離は浦和と同じ「1,200m」だが、直線の長さが浦和より100m長い「400m」なので、それだけコーナーが急ということだ。

こちらのデータは川崎コースの「経験あり/なし」別の成績。
「経験なし」の2勝はモジアナフレイバー、キャプテンキングが該当するが、基本的には「経験あり」に勝るものはないだろう。


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は1月7日(水)に浦和競馬場で行われる「ニューイヤーカップ(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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