~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年3月31日(火) 
サラ系4歳以上 船橋1,600m
京成盃グランドマイラーズ(S1)

レース紹介

かしわ記念トライアル「京成盃グランドマイラーズ(S1)」
1,2着馬に「かしわ記念(Jpn1)」の優先出走権が付与されるトライアル。
2025年からは南関東最高グレード「S1重賞」に昇格している大注目のレースだ。

▼データ分析のポイント
・人気サイドでの決着多し
・船橋所属馬が7勝の活躍
・川崎マイラーズ組に注目

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 フォーヴィスム 川崎 ドゥラメンテ 2人気
2024年 ギガキング 船橋 キングヘイロー 1人気
2023年 ゴールドホイヤー 川崎 トランセンド 3人気
2022年 スマイルウィ 船橋 エスポワールシチー 4人気
2021年 カジノフォンテン 船橋 カジノドライヴ 1人気
2020年 カジノフォンテン 船橋 カジノドライヴ 1人気
2019年 ベンテンコゾウ 船橋 サウスヴィグラス 1人気
2018年 キングガンズラング 船橋 ストリートセンス 2人気
2017年 リアライズリンクス 浦和 ダイタクリーヴァ 3人気
2016年 レガルスイ 船橋 エイシンサンディ 3人気

ダートグレード競走優勝歴のある「カジノフォンテン」「スマイルウィ」「フォーヴィスム」が優勝馬に名を連ねる。
2015年以前を見ても「マグニフィカ」「ナイキアディライト」「エスプリシーズ」「ネームヴァリュー」「サプライズパワー」…。

この中で船橋所属馬は太字の6頭。
今年で29回目を迎えるが、船橋競馬の四半世紀の歴史がギッシリと詰まったレースと言えるだろう。

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

張田騎手が好相性

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 吉原 寛人 張田 昂 安藤 洋一
2024年 和田 譲治 森 泰斗 笹川 翼
2023年 山崎 誠士 矢野 貴之 和田 譲治
2022年 矢野 貴之 張田 昂 和田 譲治
2021年 張田 昂 笹川 翼 内田 利雄
2020年 張田 昂 山崎 誠士 森 泰斗
2019年 御神本 訓史 真島 大輔 左海 誠二
2018年 石崎 駿 左海 誠二 真島 大輔
2017年 的場 文男 和田 譲治 柏木 健宏
2016年 石崎 駿 酒井 忍 山崎 誠士

2025年12月15日付で競走馬登録を抹消したカジノフォンテン。
「張田昂騎手」はそのカジノフォンテンとのコンビで2勝、2着1回の成績を残している。
また、2025年には現役屈指のマイラーでもあるムエックスで2着と好走し、通算では2勝、2着2回と好相性だ。

ちなみに、「張田昂騎手」と「カジノフォンテン」は2020年の京成盃グランドマイラーズが人馬ともに初タイトル。

その他では「和田譲治騎手」が1勝、2着1回、3着2回。
残念ながら今年の京成盃グランドマイラーズは騎乗出来ないが、来年以降に騎乗する機会があれば要チェックだろう。

近年は人気馬が活躍

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1人気 4 3 0 3 40.0% 70.0% 70.0%
2人気 2 1 2 5 20.0% 30.0% 50.0%
3人気 3 1 3 3 30.0% 40.0% 70.0%
4人気 1 2 2 5 10.0% 30.0% 50.0%
5人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
6人気以下 0 3 3 56 0.0% 4.8% 9.7%

「1番人気馬」が4勝、2着3回と好成績。
さらに、「2~4番人気馬」も好走するケースが多く、「1~4番人気馬」だけで10勝、2着7回、3着7回を占めている。
3着内率は1番人気から順に「70.0%」「50.0%」「70.0%」「50.0%」だ。

「6番人気以下」は2着3回、3着3回とまずまずの成績を残しているが、直近5年に限ると2021年と2025年に3着があるのみ。
データ傾向的には「人気馬強し」と言えるだろう。

低めの配当で推移

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 450 270 5,820
2024年 320 430 4,300
2023年 730 300 2,470
2022年 820 1,410 15,000
2021年 140 220 6,090
2020年 340 1,560 12,700
2019年 320 1,020 7,860
2018年 310 5,850 42,450
2017年 660 4,090 58,530
2016年 580 9,670 202,480
平均 467 2,482 35,770

「馬複」は4桁配当が6回あり、平均は2,482円、「三連単」は万馬券が5回あり、平均は35,770円。
2016年の高配当が平均を押し上げているが、全体的には低めの配当で推移している。

それでは、直近5年に限定してみよう。
「馬複」の平均は526円、「三連単」の平均は6,736円。
過去10年の平均と比較しても大幅に配当金は下がっているので、近年の流れとしては「人気馬に逆らうな」だろう。

1着は船橋、2,3着は大井 or 浦和の組み合わせ

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 1 3 3 16 4.3% 17.4%
船橋 7 3 3 39 13.5% 19.2%
大井 0 4 4 18 0.0% 15.4%
川崎 2 0 0 9 18.2% 18.2%

頭は「船橋」、連下は「大井」&「浦和」

地元の「船橋所属馬」が7勝、2着3回、3着3回と地の利を発揮。
「過去10年の優勝馬」でも触れたが、船橋競馬史に残る名馬たちが勝利してきた歴史がある。

一方、2着は「大井所属馬」と「浦和所属馬」で合計7回、3着も同様に7回。
過去10年で「1着:船橋」⇒「2着:大井 or 浦和」⇒「3着:大井 or 浦和」の組み合わせは5回だ。

船橋の馬場は難解

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1枠 2 1 0 7 20.0% 30.0% 30.0%
2枠 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
3枠 0 0 1 12 0.0% 0.0% 7.7%
4枠 2 0 1 11 14.3% 14.3% 21.4%
5枠 1 2 0 12 6.7% 20.0% 20.0%
6枠 3 2 2 8 20.0% 33.3% 46.7%
7枠 0 2 2 13 0.0% 11.8% 23.5%
8枠 2 2 3 11 11.1% 22.2% 38.9%

枠番による有利不利が少ないと言われる船橋コース。
京成盃グランドマイラーズは「2枠」「3枠」の成績が芳しくない一方、「1枠」と「4枠以降」は良いので内外の差は少なそう。

参考までに、こちらは直近3か月の「船橋1,600m」の枠番別成績。
2月、3月と外差しのイメージがある船橋コースだが、データ上でも最内の「1枠」は苦戦している傾向だ。
※アクセス時点での成績なので変動あり

船橋コースは2022年末よりオーストラリア産の白砂に変わっているが、直近の馬場傾向には是非とも注目して頂きたい。

牝馬には要注意!

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 10 8 8 71 10.3% 18.6%
牝馬 0 2 1 3 0.0% 33.3%
セン馬 0 0 1 8 0.0% 0.0%

「牡馬」が全10勝。
一方、「牝馬」は出走数が6頭と少ないものの、2着2回、3着1回と好走率は高い。

若手の勢い!

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 0 0 0 0 - -
4歳 2 1 1 13 11.8% 17.6%
5歳 4 1 2 7 28.6% 35.7%
6歳 2 4 2 13 9.5% 28.6%
7歳以上 2 4 5 49 3.3% 10.0%

※2021年より出走条件が「3歳以上」から「4歳以上」に変更

「4歳馬」~「7歳馬」に優勝歴あり。
南関東の重賞は年齢を重ねた馬が活躍する傾向だが、京成盃グランドマイラーズでは若い馬にもチャンスがある。

また、その他の特徴としては“リピーター”の活躍が挙げられる。
以下が3着内に複数回好走した馬となるが、こちらは年齢を重ねた馬がリピーターとなるケースも多い。

馬名 京成盃グランドマイラーズ好走歴
ギガキング 2022年3着(4歳) ⇒ 2024年1着(6歳)
スマイルウィ 2022年1着(5歳) ⇒ 2023年2着(6歳)
カジノフォンテン 2020年1着(4歳) ⇒ 2021年1着(5歳) ⇒ 2022年2着(6歳)
リアライズリンクス 2017年1着(7歳) ⇒ 2018年2着(8歳)
グランディオーソ 2015年3着(6歳) ⇒ 2016年3着(7歳)

重要なステップレース

【川崎マイラーズの着順別の成績】

川崎M着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
川崎M1着 1 1 1 2 20.0% 40.0%
川崎M2着 1 0 1 2 25.0% 25.0%
川崎M3着 0 0 1 5 0.0% 0.0%
川崎M4着以下 2 1 1 15 10.5% 15.8%

2024年より春開催からお正月開催に移行。
年によって開催時期が京成盃グランドマイラーズと前後していたが、2024年以降は京成盃グランドマイラーズの約2か月前に実施されている。

データとしては京成盃グランドマイラーズより前に実施していた2016年~2020年、2024年以降の7年間を採用。
同じマイル重賞ということで親和性は高く、川崎マイラーズを走っていた馬は、7年間で4勝、2着2回、3着4回の成績を残している。

上位馬の参戦も多くなるので、当然ながら注目度の高いレースと言えるだろう。

2026年川崎マイラーズの結果

上位勢は苦戦気味

【報知グランプリカップ(報知GPC)の着順別の成績】

報知GPC着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
報知GPC1着 0 1 1 1 0.0% 33.3%
報知GPC2着 0 2 0 3 0.0% 40.0%
報知GPC3着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
報知GPC4着以下 2 0 3 11 12.5% 12.5%

同年1月に船橋1,800mで行われる「報知グランプリカップ(S3)」。
船橋1,600mと条件的には近いため、上位馬の参戦も少なくない。

しかしながら、その上位馬は勝ち切れない傾向。
「報知グランプリカップ」1~3着馬はのべ11頭参戦しているが、勝ち星は無く、2着3回、3着1回となっている。

2026年報知グランプリカップの結果

【ゴールドカップの着順別の成績】

ゴールドC着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
ゴールドC1着 0 1 0 1 0.0% 50.0%
ゴールドC2着 0 0 0 2 0.0% 0.0%
ゴールドC3着 0 0 1 0 0.0% 0.0%
ゴールドC4着以下 0 0 0 1 0.0% 0.0%

前年12月に「浦和1,400m」で争われる短距離総決算。
こちらは京成盃グランドマイラーズが3月開催に移行して以降、5年間のデータとなる。

「ゴールドカップ」の1~3着馬はのべ5頭、4着馬が1頭参戦して2着1回、3着1回。
転戦してきた6頭中、4頭が2番人気以内となかなかの実績馬たちだが、意外なほどに京成盃グランドマイラーズとは相性が良くない。
※直近2年はゴールドカップからの参戦はゼロ

人気を集める馬たちが参戦してくるので注目となるが、データ的にはやや苦戦気味と言えるだろう。

2025年ゴールドカップの結果

今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は4月7日(火)に川崎競馬場で行われる「クラウンカップ(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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