~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年5月27日(水) 
サラ系3歳以上 浦和1,400m
プラチナカップ(S3)

レース紹介

目指せさきたま杯!「プラチナカップ(S3)」!
重賞に昇格して9回目を迎える古馬1,400m重賞。
2024年より春の大一番「さきたま杯(Jpn1)」のトライアルレースとして夏から春開催に移設となった。

※2017年までの準重賞を含めたデータ分析とする

▼データ分析のポイント
・人気馬が活躍する傾向
・浦和所属、特に小久保厩舎が好成績
・コース経験は重要

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 ティントレット 大井 ホッコータルマエ 5人気
2024年 アマネラクーン 浦和 パイロ 3人気
2023年 サヨノグローリー 浦和 トゥザグローリー 2人気
2022年 ティーズダンク 浦和 スマートファルコン 1人気
2021年 アンティノウス 大井 クロフネ 5人気
2020年 ベストマッチョ 川崎 Macho Uno 1人気
2019年 ノブワイルド 浦和 ヴァーミリアン 3人気
2018年 キタサンミカヅキ 船橋 キングヘイロー 1人気
2017年 フォクスホール 浦和 ホールウォーカー 3人気
2016年 タマモホルン 浦和 ワイルドラッシュ 1人気

2023年⇒2024年の大きな変更点は実施時期の変更(7月⇒5月)。
ただし、出走条件にある「3歳以上」は変わらないため、南関東で最初に行われる「3歳以上」の重賞だ。

もちろん、3歳馬は斤量面が優遇される。
重賞に昇格した2018年~2023年の斤量は「A1級58kg」「A2級56kg」「B級以下54kg」で3歳馬及び牝馬は2kg減量。
これが2024年からは「A1級56kg」「A2級以下54kg」で3歳馬は4kg、牝馬は2kg減量されている。

加えて、過去2年間のG1/Jpn1勝ち馬は4kg、G2/Jpn2及びS1勝ち馬は2kg、G3/Jpn3及びS2勝ち馬は1kg加増されることになる。
この加増条件は2歳・3歳限定競走が除かれるので、3歳馬の最高斤量は52kg、最軽量は3歳牝馬の48kgだ。

ちなみに、2024年以降で3歳馬が参戦したことはない。
5月重賞に3歳馬が参戦となれば非常に興味深いところではあるが果たして…

また、上記の加増条件を満たした馬は2024年10着のジャスティンのみだ。

過去の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

がんばれ地元ジョッキー

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 矢野 貴之 本田 正重 御神本 訓史
2024年 森 泰斗 和田 譲治 笹川 翼
2023年 澤田 龍哉 森 泰斗 和田 譲治
2022年 和田 譲治 張田 昂 本橋 孝太
2021年 矢野 貴之 本橋 孝太 本田 正重
2020年 森 泰斗 矢野 貴之 左海 誠二
2019年 橋本 直哉 森 泰斗 笹川 翼
2018年 森 泰斗 今野 忠成 張田 昂
2017年 笹川 翼 中野 省吾 左海 誠二
2016年 張田 昂 赤岡 修次 本田 正重

2025年に優勝した「矢野貴之騎手」が過去10年で2勝、2着1回。
「矢野貴之騎手」は浦和での騎乗数(※)が少なく、2025年の浦和リーディングは17位だったが、重賞ではキッチリと結果を残している。
※2025年の浦和での騎乗数は91レース(トップは野畑凌騎手の336レース)

また、「和田譲治騎手」も相性が良く、過去5年で1勝、2着1回、3着1回。
2021年~2024年の浦和リーディングでは2位、3位が1回、4位2回の成績を残しているように、浦和コースを得意としている騎手でもある。

地元の浦和所属騎手は2019年に「橋本直哉元騎手」が優勝。
ただし、これが浦和所属騎手にとっては唯一の3着内実績となるだけに、今年は是非とも頑張りたいところだ。

2026年浦和リーディングはこちら

地元勢が結果を残す傾向

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 6 6 2 39 11.3% 22.6%
船橋 1 3 4 13 4.8% 19.0%
大井 2 0 2 11 13.3% 13.3%
川崎 1 1 2 13 5.9% 11.8%

騎手傾向とは反対に「浦和所属馬」が好成績。
2025年こそ3着内を外したが、その他の9年間は全て「浦和所属馬」が1頭は3着内に好走している。

なお、「浦和所属馬」の6勝、2着6回、3着2回のうち、3勝、2着5回、3着2回は小久保智厩舎だ。

上位人気馬が強い!

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 4 3 1 2 40.0% 70.0%
2人気 1 3 2 4 10.0% 40.0%
3人気 3 0 1 6 30.0% 30.0%
4人気 0 2 1 7 0.0% 20.0%
5人気 2 0 1 7 20.0% 20.0%
6人気以下 0 2 4 50 0.0% 3.6%

上位人気馬が順当に結果を残す傾向。
「1~3番人気馬」が揃って3着内を外したことは1回もなく、逆に3着内に「1~3番人気馬」が2頭以上来た回数は7回を数える。

しかしながら、3着内を「1~3番人気馬」が独占したケースは2023年の1回のみだ。

組み合わせ次第では!?

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 1,320 11,000 64,950
2024年 530 1,270 11,120
2023年 400 220 1,630
2022年 170 1,600 40,420
2021年 2,170 1,790 33,900
2020年 150 1,180 5,100
2019年 650 370 17,710
2018年 150 340 10,680
2017年 420 730 7,010
2016年 180 170 2,790
平均 614 1,867 19,531

「単勝」の平均配当は614円。
5番人気馬が勝利した2021年と2025年は高配当だが、それ以外の年は平穏な決着だ。

また、「馬複」「三連単」も落ち着いた配当は多いが、組み合わせ次第で高配当も期待できそう。
特に「三連単」は万馬券が6回となっており、上位人気馬が活躍する割には高めの配当と言えるだろう。

「8枠」は取扱注意!?

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 0 2 0 8 0.0% 20.0%
2枠 1 3 2 4 10.0% 40.0%
3枠 2 1 0 7 20.0% 30.0%
4枠 1 0 1 8 10.0% 10.0%
5枠 2 1 2 8 15.4% 23.1%
6枠 2 1 2 11 12.5% 18.8%
7枠 2 2 1 13 11.1% 22.2%
8枠 0 0 2 17 0.0% 0.0%

「2枠」~「7枠」の「勝率」は概ね横一線、「連対率」はやや内枠有利という傾向。
一方、最内の「1枠」は勝利がなく、大外の「8枠」は連対実績がないのは気になるところ。

ここで直近3か月の「浦和1,400m」の成績を見てみよう。
「1枠」は勝率、連対率ともに高水準だが、「8枠」は勝率、連対率と全体8位の成績。
※アクセス時点での成績なので変動あり

直近の成績からも「8枠」は狙いにくいところだが、さらに今年はフルゲートの頭数が13頭に増える。
実際の出走頭数は出馬表を見て頂ければだが、過去の傾向、直近の成績を見る限り、大外「8枠13番」は苦戦が予想される。

牝馬も軽視禁物

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 8 6 6 55 10.7% 18.7%
牝馬 0 3 2 10 0.0% 20.0%
セン馬 2 1 2 11 12.5% 18.8%

「牡馬」と「セン馬」で10勝、2着7回、3着8回を占める。
基本的には「牡馬」が優勢のレースではあるが、「牝馬」も2着3回、3着2回と軽視は禁物。

若い馬が上昇中?

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 0 1 0 2 0.0% 33.3%
4歳 2 1 1 6 20.0% 30.0%
5歳 3 2 1 12 16.7% 27.8%
6歳 0 3 3 12 0.0% 16.7%
7歳以上 5 3 5 44 8.8% 14.0%

準重賞当時は若い馬が活躍していたものの、重賞に昇格してからは高齢馬が活躍する傾向。

重賞昇格以降の8年で見ると、「7歳以上」が5勝を挙げ、2着3回、3着4回の成績を残している。
若い馬は2着、3着まで…という傾向ではあるが、直近4年は「5歳馬」が2勝、「4歳馬」が1勝と上昇傾向と言えそう。

「過去10年の優勝馬」の項目でも記述したが、開催時期が7月⇒5月に変更となった。
「3歳馬」にとっては“初の古馬戦が重賞”というケースも出てくるだろう。

経験は大事!

【浦和コースの経験有無別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
経験あり 8 8 6 66 9.1% 18.2%
経験なし 2 2 4 10 11.1% 22.2%

小回りの浦和コースは経験と適性が重要なファクター。

浦和コースの「経験あり/なし」別の成績は上記データの通り。
古馬戦なので浦和コースの経験がある馬は多いものの、「経験あり」の馬が8勝と圧倒的に有利な状況。
勝利した8頭は全て浦和での連対実績(うち、6頭は勝ち星あり)があったことも付け加えておこう。

ちなみに、2025年は「経験なし」が上位3着内を独占。
過去10年で「経験なし」の馬が3着内に複数頭好走した実績はなく、さらに3着内独占となると非常に稀なケースと言って良いだろう。


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は6月4日(木)に船橋競馬場で行われる「若潮スプリント(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
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