~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年8月19日(水) 
サラ系3歳以上 川崎1,600m
スパーキングサマーカップ(S2)

レース紹介

真夏のマイル重賞第2ラウンド「スパーキングサマーカップ(S2)」!
春シーズンから続くマイル重賞戦線は「スパーキングサマーカップ」でひと段落。
激戦のマイル重賞戦線を戦ってきた馬が強いのか?それともトライアル組か!?

▼データ分析のポイント
・上位人気馬が好走、枠番傾向もフラット
・直近3年のトライアル連対馬は3着内率100%
・マイル重賞好走馬も見逃せない

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 リンゾウチャネル 大井 モンテロッソ 3人気
2024年 フォーヴィスム 川崎 ドゥラメンテ 3人気
2023年 スマイルウィ 船橋 エスポワールシチー 1人気
2022年 フィールドセンス 船橋 ストリートセンス 8人気
2021年 サルサディオーネ 大井 ゴールドアリュール 1人気
2020年 グレンツェント 大井 ネオユニヴァース 1人気
2019年 トキノパイレーツ 川崎 モンテロッソ 4人気
2018年 ウェイトアンドシー 浦和 オレハマッテルゼ 1人気
2017年 ケイアイレオーネ 大井 Henny Hughes 1人気
2016年 ブルーチッパー 大井 ボーナスフィーバー 2人気

“元”JRA所属馬が好成績を残している重賞。
過去10年の優勝馬の中で元JRA所属馬は8頭、うち6頭はJRAオープンにまで出世している。
ただし、2023年は南関東デビューのスマイルウィ、2025年は北海道デビューで当地の三冠馬リンゾウチャネルが意地を見せている。

なお、近年の優勝馬は同年のダートグレード競走でも活躍。
2021年サルサディオーネ、2022年フィールドセンスは「日本テレビ盃(Jpn2)」、
2024年フォーヴィスムは「兵庫ゴールドトロフィー(園田・Jpn3)」を制している。
また、南関東生え抜きのスマイルウィは翌年の「テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3)」で悲願のダートグレード競走制覇を達成した。

過去10年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら
スマイルウィの戦績はこちら

2年連続で同一騎手決着

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 安藤 洋一 吉原 寛人 笹川 翼
2024年 吉原 寛人 笹川 翼 安藤 洋一
2023年 吉原 寛人 安藤 洋一 今野 忠成
2022年 本橋 孝太 張田 昂 御神本 訓史
2021年 矢野 貴之 和田 譲治 森 泰斗
2020年 伊藤 裕人 笠野 雄大 町田 直希
2019年 町田 直希 的場 文男 川島 正太郎
2018年 今野 忠成 御神本 訓史 森 泰斗
2017年 的場 文男 岡部 誠 和田 譲治
2016年 森 泰斗 笹川 翼 山崎 誠士

金沢所属の「吉原寛人騎手」が直近3年で2勝、2着1回。
同騎手は川崎競馬場で期間限定騎乗することも多いが、川崎では2023年の本競走以降6つのタイトルを獲得している。

また、「安藤洋一騎手」はリンゾウチャネルとのコンビで2023年2着 ⇒ 2024年3着 ⇒ 2025年1着。
同馬は2026年1月23日付で地方競馬登録を抹消しているが、2019年以来となるタイトルを9歳にして獲得したのは凄いとしか言いようがない。

なお、「吉原寛人騎手」は3年間全て異なる馬、「安藤洋一騎手」は3年間リンゾウチャネルで好走。
前走からの乗り替わりで魅力を引き出す名手、一方で主戦としてその馬の個性を知り尽くした騎乗と好対照の結果だ。

ちなみに、2024年・25年は「吉原寛人騎手」「安藤洋一騎手」「笹川翼騎手」の3名が上位3着内を独占している。

好調の大井所属馬!

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 1 2 1 22 3.8% 11.5%
船橋 2 4 1 14 9.5% 28.6%
大井 5 3 8 16 15.6% 25.0%
川崎 2 1 0 31 5.9% 8.8%
南関以外 0 0 0 15 0.0% 0.0%

「大井所属馬」が5勝、2着3回、3着8回と抜群の成績。
過去10年全ての年で「大井所属馬」が3着内に好走しており、3着内率50.0%となれば軽視は禁物だ。

一方、地元の「川崎所属馬」は過去10年で2勝、2着1回。
やや劣勢の成績ではあったものの、2024年にフォーヴィスムが勝利して勝ち星数では「船橋所属馬」に肩を並べている。

また、「南関以外の所属馬」は2009年マルヨフェニックス(笠松)の優勝を最後に3着内の実績がない。
南関東で行われている古馬マイル重賞(※)では唯一の“地方交流”となっているが、近況は苦戦を強いられていると言えそう。
※ダートグレード競走、牝馬限定戦を除く

1~3番人気の好走率は互角

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 5 1 0 4 50.0% 60.0%
2人気 1 0 4 5 10.0% 10.0%
3人気 2 2 2 4 20.0% 40.0%
4人気 1 2 1 6 10.0% 30.0%
5人気 0 2 1 7 0.0% 20.0%
6人気以下 1 3 2 72 1.3% 5.1%

過去10年で「1番人気馬」は5勝、2着1回。
また、「2・3番人気馬」は計3勝、2着2回、3着6回となっており、「1~3番人気馬」が3着内に2頭以上好走した年は6回ある。
勝率こそ「1番人気馬」が抜けているが、3着内率は「2・3番人気馬」も50.0%~60.0%で互角の信頼度だ。

大荒れは少ない傾向

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 440 1,310 11,640
2024年 400 1,310 19,600
2023年 180 640 5,920
2022年 2,200 2,410 75,090
2021年 160 400 1,280
2020年 360 1,480 6,970
2019年 660 2,360 147,820
2018年 290 910 4,580
2017年 190 1,330 11,410
2016年 350 4,370 33,020
平均 523 1,652 31,733

「単勝」は堅い決着となることが多い。
前項の「人気別成績」の通り、1~3番人気馬の計8勝が大きく影響しているのだろう。

また、「馬複」「三連単」は低くもなく、高くもなくという配当。
上位人気馬の好走率は高いので、組み合わせをどうするか…が焦点となりそう。

枠番による有利不利は少ない

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 2 0 0 8 20.0% 20.0%
2枠 2 1 0 7 20.0% 30.0%
3枠 1 1 2 12 6.3% 12.5%
4枠 1 1 2 15 5.3% 10.5%
5枠 1 3 0 14 5.6% 22.2%
6枠 1 1 3 14 5.3% 10.5%
7枠 0 2 2 15 0.0% 10.5%
8枠 2 1 1 13 11.8% 17.6%

川崎1,600mのコースはフルゲート14頭。
フルゲートの場合は「3枠以降」が複数頭となる。

勝率は若干のバラつきこそあるが、勝利実績は「7枠以外」全ての枠にあり、連対率・3着内率も概ね横一線。
となれば、内~外まで有利不利はないと言って差し支えないだろう。

夏は牝馬?強い牝馬に注目!

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 7 9 9 85 6.4% 14.5%
牝馬 2 0 0 9 18.2% 18.2%
セン馬 1 1 1 4 14.3% 28.6%

「牝馬」が2勝を挙げている。
勝利した馬は「ブルーチッパー」「サルサディオーネ」の2頭。
ブルーチッパーはダートグレード競走で勝ち負け、サルサディオーネは前述もした「日本テレビ盃」などを制した名牝だ。

なお、上記の2頭は約1か月半前に行われた「スパーキングレディーカップ(Jpn3)」で連対していたことを付け加えておこう。

7歳以上馬の貫禄

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
3歳 0 0 0 2 0.0% 0.0%
4歳 1 2 0 7 10.0% 30.0%
5歳 0 2 0 20 0.0% 9.1%
6歳 3 3 1 21 10.7% 21.4%
7歳以上 6 3 9 48 9.1% 13.6%

傾向的には経験豊富な馬が結果を残している。
出走頭数自体も年齢を重ねるほど多くなっており、「7歳以上馬」の計66頭は年齢別では最多。
直近5年の優勝馬は「6歳馬:2勝」「7歳馬:1勝」「8歳馬:1勝」「9歳馬:1勝」だ。

トライアル連対馬が凄い

【スパーキングサマーチャレンジ(SSチャレンジ)の着順別の成績】

SSチャレンジ着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
SSチャレンジ1着 2 1 0 6 22.2% 33.3%
SSチャレンジ2着 0 1 2 2 0.0% 20.0%
SSチャレンジ3着 1 0 0 0 100.0% 100.0%
SSチャレンジ4着以下 0 0 0 4 0.0% 0.0%

スパーキングサマーカップと同じ「川崎1,600m」で行われるトライアル。
2022年までは「A2以下」の格付馬によるレースだったが、2023年よりオープン競走として実施されている。

「スパーキングサマーチャレンジ」出走組からは、のべ19頭が出走して3勝、2着2回、3着2回。
特にオープン競走となった2023年以降、3年間の成績が抜群で、トライアル連対馬6頭で2勝、2着2回、3着2回だ。

2022年までは苦戦する傾向にあったトライアル組だが、レースレベル向上とともに、傾向・関連性も大きく変わってきている。

2026年スパーキングサマーチャレンジの結果

上位馬の好走率は高い!

【マイルグランプリ&サンタアニタトロフィー(M&S)の着順別の成績】

M&S着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
M&S1着 0 1 0 2 0.0% 33.3%
M&S2着 1 1 1 1 25.0% 50.0%
M&S3着 0 1 0 3 0.0% 25.0%
M&S4着以下 0 3 3 12 0.0% 16.7%

7月中旬~8月上旬に大井で行われているマイル重賞。
2020年~2022年のみ「マイルグランプリ(S2)」、その他は「サンタアニタトロフィー(S3)」のデータを採用している。
※両レースは開催時期が入れ替わっており、2023年以降は夏場に「サンタアニタトロフィー」を実施

同じマイル重賞ということで親和性が高いレース。
勝ち馬の参戦は少ない傾向にあるものの、全体としては1勝、2着6回、3着4回と見逃せない。

特に「サンタアニタトロフィー(マイルグランプリ)」2着馬の成績が良く、該当馬は4頭が参戦して3着内率は75.0%。
また、「サンタアニタトロフィー(同)」で4着以下に敗れた馬からも2着3回、3着3回の好走馬を輩出している。

「サンタアニタトロフィー(同)」の上位馬はもちろんだが、コース替わりで一変する馬も探したいところだ。

2026年サンタアニタトロフィーの結果

同条件の重賞

【川崎マイラーズの着順別の成績】

川崎マイラーズ着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
川崎マイラーズ1着 2 0 0 2 50.0% 50.0%
川崎マイラーズ2着 0 2 1 1 0.0% 50.0%
川崎マイラーズ3着 2 1 0 0 66.7% 100.0%
川崎マイラーズ4着以下 2 3 1 10 12.5% 31.3%

川崎のマイル重賞「川崎マイラーズ(S3)」。
スパーキングサマーカップと同舞台で行われるだけに、関連性が非常に気になるレースだ。

過去10年の「川崎マイラーズ」1~3着馬は11頭が出走して4勝、2着3回、3着1回。
さらに、「川崎マイラーズ」4着以下からも2勝、2着3回、3着1回の成績で、「川崎マイラーズ」全体では6勝、2着6回、3着2回にもなる。

ただし、2024年の「川崎マイラーズ」からは開催時期が「5月開催」⇒「お正月開催」に移行。
季節的に真逆となるので今後は傾向も変わってくるかもしれないが、2024年・25年ともに「川崎マイラーズ」3着馬が優勝している。

2026年川崎マイラーズの結果


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は8月26日(水)に船橋競馬場で行われる「フリオーソレジェンドカップ(S3)」です!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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