~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2026年9月10日(木) 
サラ系2歳 川崎1,500m
若武者賞(S3)

レース紹介

川崎2歳重賞シリーズ「若武者賞(S3)」
2023年に準重賞から重賞に昇格。
同じく川崎コースで行われる「鎌倉記念(S2)」⇒「全日本2歳優駿(Jpn1)」に繋がる重要なレースだ。

なお、2025年は天候不順、馬場不良のため取り止め(未実施)。
本分析のデータは「2017年以前:特別競走」「2018年~2022年:準重賞」「2023年~:重賞」を採用している。

▼データ分析のポイント
・素質溢れる若駒が参戦
・上位人気馬が順当に活躍
・前走を勝利した素質馬に期待

【過去10年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2025年 取り止め - - -
2024年 ベアバッキューン 川崎 モズアスコット 1人気
2023年 グラッシーズマン 船橋 アジアエクスプレス 2人気
2022年 ヒーローコール 浦和 ホッコータルマエ 2人気
2021年 ノブレスノア 浦和 トーセンブライト 1人気
2020年 ピースフラッグ 川崎 アーネストリー 2人気
2019年 インペリシャブル 川崎 エスポワールシチー 1人気
2018年 カネトシテッキン 川崎 スマートボーイ 5人気
2017年 ゴールドパテック 川崎 ゴールドアリュール 3人気
2016年 ラペルドゥリデュ 船橋 カリズマティック 2人気

2026年は南関東で2歳重賞が10レース実施される。
7年前は6レースだったので2歳重賞の充実は明らかだが、重賞昇格以前の若武者賞も目標レースの1つとなっていた。

上表の太字馬は若武者賞後に重賞を勝利した馬。
2022年のヒーローコールをはじめ、歴代優勝馬は若武者賞が飛躍のレースになっていたと言えるだろう。

また、重賞昇格以降も素質馬が参戦しており、とりわけ2024年の優勝馬ベアバッキューンの活躍は目覚ましいところ。

過去の成績はこちら

ネクストスターは!?

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2025年 取り止め - -
2024年 町田 直希 山崎 誠士 矢野 貴之
2023年 和田 譲治 森 泰斗 山崎 誠士
2022年 左海 誠二 笹川 翼 森 泰斗
2021年 森 泰斗 和田 譲治 山崎 誠士
2020年 山崎 誠士 櫻井 光輔 岡村 健司
2019年 矢野 貴之 左海 誠二 御神本 訓史
2018年 増田 充宏 左海 誠二 今野 忠成
2017年 山崎 誠士 増田 充宏 和田 譲治
2016年 石崎 駿 矢野 貴之 今野 忠成

過去に好走した騎手のうち、およそ半数は騎手を引退。

現役騎手の中では「和田譲治騎手」と「矢野貴之騎手」が1勝、2着1回、3着1回で目立つところ。
また、地元では「町田直希騎手」「増田充宏騎手」が勝利を手にしている。

重賞に昇格して今年で4回目。
2025年が取り止めなので、実質的には3回目となるが、スターホースとともにスタージョッキーの誕生にも期待したい。

地元馬 vs 遠征馬

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 2 3 1 11 11.8% 29.4%
船橋 2 1 2 14 10.5% 15.8%
大井 0 1 1 1 0.0% 33.3%
川崎 5 4 5 35 10.2% 18.4%

川崎コースの特別・準重賞だったということもあり、「川崎所属馬」が5勝、2着4回、3着5回と好成績。
重賞に昇格してからの2回でも1勝、2着2回、3着1回と好走馬を送り出し、2024年にはワンツーを決めている。

ただし、その他の3場も素質馬を送り込んでおり、好走率はどこも高め=互角の成績と言えそう。
その中では「浦和所属馬」、特に小久保智厩舎(浦和)に注目で、好走実績のうち、2勝、2着1回、3着1回を占めている。

1番人気の好走率が高い

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 3 3 1 2 33.3% 66.7%
2人気 4 0 1 4 44.4% 44.4%
3人気 1 1 1 6 11.1% 22.2%
4人気 0 2 3 4 0.0% 22.2%
5人気 1 1 2 5 11.1% 22.2%
6人気以下 0 2 1 40 0.0% 4.7%

「1番人気馬」の信頼度が高い。
過去10年で3勝、2着3回、3着1回で3着内率は77.8%にもなる。

また、「2番人気馬」も4勝を挙げているほか、「5番人気以内」の馬だけで3着内を全27回中24回も取っている。
過去9回の平均出走頭数は9.8頭と少ないこともあるが、馬券的には上位人気馬から組み立てて良さそうだ。

10年に一度の高配当!?

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2025年 取り止め - -
2024年 110 5,620 40,910
2023年 300 780 2,540
2022年 270 360 4,770
2021年 200 1,240 6,990
2020年 350 390 4,610
2019年 240 850 8,390
2018年 2,480 740 24,630
2017年 650 11,370 94,990
2016年 510 1,800 27,700
平均 568 2,572 23,948

上位人気馬が活躍しているため、配当金も落ち着いている。
過去の傾向的に見ると、高配当となるのは「10年に一度程度」と言ってもいいだろう。

有利不利は少ない

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 1 1 6 11.1% 22.2%
2枠 1 3 1 4 11.1% 44.4%
3枠 0 1 2 6 0.0% 11.1%
4枠 1 1 0 7 11.1% 22.2%
5枠 1 2 0 7 10.0% 30.0%
6枠 1 0 1 10 8.3% 8.3%
7枠 3 0 2 9 21.4% 21.4%
8枠 1 1 2 12 6.3% 12.5%

「7枠」が3勝、3着2回と好成績。
ただし、全ての枠に連対実績があるように、内~外まで満遍なく好走している。

2歳馬なのでスムーズに走れるに越したことは無いが、枠番傾向的には大きな差は出ていないのが現状だ。

牡馬が優勢

【牡馬牝馬別の成績】

性別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
牡馬 8 8 7 39 12.9% 25.8%
牝馬 1 1 2 22 3.8% 7.7%
セン馬 0 0 0 0 - -

重賞に昇格した2023年の負担重量は「牡馬55kg」「牝馬54kg」、2024年以降は「牡/牝馬54kg」となる。
準重賞、特別当時は「牝馬」の活躍もあったが、重賞に昇格してからは出走数が少なく好走例もない。

ちなみに、「牝馬」で勝利したのは2017年ゴールドパテック(特別競走)。
牡馬に交じってメンバー中唯一、斤量55kg(他は54kg)を背負っての勝利だった。

レース経験?それとも素質?

【レース経験数別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
2戦以内 4 3 6 20 12.1% 21.2%
3戦以上 5 6 3 41 9.1% 20.0%

こちらは「レース経験数」を「2戦以内」と「3戦以上」に分けたデータとなる。

結果的には「2戦以内」と「3戦以上」は互角の成績。
経験豊富な馬はレース経験を活かし、素質あふれる馬はそのまま好走しているというイメージだろうか。

ちなみに、デビュー戦しか経験のない馬(1戦のみ)は全出走馬88頭中、6頭のみで1勝、3着2回。
重賞に昇格した2023年は1戦1勝グラッシーズマンが勝利している。

前走を勝利している素質馬は?

【前走勝利or敗戦別の成績】

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
前走勝利 7 4 5 24 17.5% 27.5%
前走2着以下 2 5 4 37 4.2% 14.6%

前走が「勝利だったか」or「2着以下だったか」に分けたデータ。

こちらは「前走勝利」の馬が7勝、2着4回、3着5回と好成績。
逆に「前走の敗戦」を糧に好走した馬は2勝、2着5回、3着4回という結果になった。

すなわち、勝利を手にするのは「前走勝利馬」が多く、2・3着は「勝利していたか否かは問わない」ということになる。
重賞に昇格した2023年以降の2年間は「前走勝利」の馬が勢いそのままに初タイトルを獲得した。


今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は9月16日(水)に大井競馬場で行われる「東京記念(S2)」です!

南関データ分析とは

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(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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