~南関重賞を解く~ 南関データ分析

2017年5月24日(水) 
サラ系4歳以上 大井2,000m
大井記念(S2)

レース紹介

帝王賞トライアル「大井記念(S2)」
2017年で62回目を数える伝統の「大井記念(S2)」。
長い歴史の中で距離は変遷しており、2014年より今の2,000mで実施されている。
本競走の1,2着馬には上半期ダート総決算「帝王賞(Jpn1)」の優先出走権が付与される。

今回の「南関データ分析」では、2,000mに距離が変更されて以降の「過去3年」の傾向を見てみることにしよう。
※サンプル数が少ないので、ご参考までにどうぞ

【過去3年の優勝馬】

優勝馬 所属 種牡馬 人気
2016年 ケイアイレオーネ 大井 Henny Hughes 1人気
2015年 プレティオラス 大井 フィガロ 4人気
2014年 サミットストーン 船橋 ロージズインメイ 1人気

南関東を代表する中長距離馬が制している。
2016年ケイアイレオーネはJRA所属時にダートグレード競走2勝、2015年プレティオラスは東京ダービー馬(2012年)、
2014年サミットストーンは同年11月の「浦和記念(Jpn2)」を制し、NARグランプリ2014・年度代表馬に輝いている。

過去5年の成績はこちら
第1回からの歴代優勝馬はこちら

【騎手の傾向(敬称略)】

1着 2着 3着
2016年 的場 文男 森 泰斗 吉原 寛人
2015年 本橋 孝太 吉原 寛人 石崎 駿
2014年 石崎 駿 坂井 英光 川島 正太郎

「石崎駿騎手」が1勝3着1回、「吉原寛人騎手」が2着1回3着1回と、複数回3着以内に来ている。

1番人気は2勝!

【人気別成績】

人気別 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1人気 2 0 0 1 66.7% 66.7%
2人気 0 0 0 3 0.0% 0.0%
3人気 0 0 1 2 0.0% 0.0%
4人気 1 0 1 1 33.3% 33.3%
5人気 0 2 0 1 0.0% 66.7%
6人気以下 0 1 1 28 0.0% 3.3%

南関東を代表する馬が制しているだけに、「1番人気」が過去3年で2勝を挙げている。
一方、「2番人気」「3番人気」は奮わなく、「5番人気」「6番人気以下」が2,3着に台頭している。

高配当の香り…

【配当傾向】

単勝(円) 馬複(円) 三連単(円)
2016年 250 2,260 15,310
2015年 1,170 7,410 414,980
2014年 120 2,090 38,740

1番人気馬が勝利し、人気薄が2,3着に来ていることもあり、「馬複」「三連単」は高めの配当。
2015年は「1~3番人気馬」が敗れ、三連単414,980円(4番人気⇒5番人気⇒9番人気)というビッグ配当となった。

地元大井勢が強い!?

【所属競馬場別の成績】

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
浦和 0 1 0 4 0.0% 20.0%
船橋 1 1 2 14 5.6% 11.1%
大井 2 1 1 17 9.5% 14.3%
川崎 0 0 0 1 0.0% 0.0%

地元大井勢が連覇中!
船橋勢も好成績を挙げており、大井&船橋の2場で、過去3年の3着以内9頭のうち8頭を占めている。
浦和所属馬の2着1回は、2014年のキスミープリンス(12番人気)。

枠番の有利不利はない!?

【枠番別の成績】

枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
1枠 1 0 0 4 20.0% 20.0%
2枠 0 1 0 5 0.0% 16.7%
3枠 1 0 1 4 16.7% 16.7%
4枠 0 0 0 6 0.0% 0.0%
5枠 0 0 1 4 0.0% 0.0%
6枠 0 0 0 6 0.0% 0.0%
7枠 0 1 1 3 0.0% 20.0%
8枠 1 1 0 4 16.7% 33.3%

過去3年だけに傾向は掴みにくいが、内枠から外枠まで万遍なく馬券に絡んでいる。

6歳馬が断然!

【年齢別の成績】

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
4歳 0 0 1 5 0.0% 0.0%
5歳 0 0 0 6 0.0% 0.0%
6歳 3 3 0 5 27.3% 54.5%
7歳以上 0 0 2 20 0.0% 0.0%

6歳馬が強い!
過去3年の優勝馬&2着馬は全て「6歳馬」。
「7歳以上馬」も3着に2回来ており、”歴戦の古馬”が貫録を示している印象だ。

トライアル勝者の成績が抜群!

【ブリリアントカップ(BC)の着順別の成績】

BC着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
BC1着 2 0 0 1 66.7% 66.7%
BC2着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
BC3着 1 0 0 1 50.0% 50.0%
BC4着以下 0 0 0 4 0.0% 0.0%

大井記念のトライアルレース「ブリリアントカップ(準重賞)」。
大井記念と全くの同条件(大井2,000m)で行われるだけに、本番との関連性は非常に高い。

2016年ケイアイレオーネ、2014年サミットストーンの2頭は「ブリリアントカップ」⇒「大井記念」を連勝。
2015年プレティオラスは「ブリリアントカップ」3着から大井記念を制している。

2017年の「ブリリアントカップ」覇者はムサシキングオー!
5年連続の出走で手にした勝利でもあり、大井記念に出走してくるようであれば注目となりそうだ。

金盃覇者の成績は奮わず…

【金盃の着順別の成績】

金盃着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
金盃1着 0 0 0 3 0.0% 0.0%
金盃2着 0 0 1 1 0.0% 0.0%
金盃3着 0 0 0 0 0.0% 0.0%
金盃4着以下 1 0 0 10 9.1% 9.1%

同年2月の大井2,600mで行われる長距離重賞「金盃(S2)」(※)。
過去3年の優勝馬は全て大井記念に出走しているものの、3着以内に好走している馬がいないのは気になるところだ。
なお、2015年の大井記念覇者プレティオラスは、「金盃」5着からの戴冠。
※2014年の金盃は2,000mで実施

報知グランプリカップ(GPC)の上位馬は!?

【報知GPCの着順別の成績】

報知GPC着順 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率
報知GPC1着 0 0 0 0 0.0% 0.0%
報知GPC2着 1 0 0 2 33.3% 33.3%
報知GPC3着 1 0 0 2 33.3% 33.3%
報知GPC4着以下 0 1 0 7 0.0% 12.5%

「報知グランプリカップ(S3)」は同年2月に船橋1,800mで行われる重賞。
過去3年の優勝馬は大井記念に出走していないものの、報知グランプリカップ好走馬は大井記念も好走する傾向にあり、
2016年の報知グランプリカップ3着ケイアイレオーネ、2014年の報知グランプリカップ2着サミットストーンが同年の大井記念を制している。

2017年の報知グランプリカップ2着はムサシキングオー、同3着はモンサンカノープス(地方登録抹消)だ。

今回の「南関データ分析」はここまで!
次回は6月7日(水)「東京ダービー(S1)」にて!

南関データ分析とは

南関重賞の過去の傾向をデータで分析!
知って得するデータから豆知識まで、予想に役立つデータをご紹介いたします!

(SPAT4プレミアムポイント事務局調べ)
競走除外馬及び出走取消馬はデータには含めておりません。
また、当コンテンツの内容においては、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

データ満載!南関東4競馬場の情報は「nankankeiba.com」をチェック!

南関東4競馬場公式ウェブサイト nankankeiba.com

>重賞一覧