
先週は火曜日に大阪弾丸出張を敢行!
朝8時半に自宅を出て、日暮里からは直前に金券ショップで仕入れた京成電鉄の株主乗車票で乗車。
日暮里から成田空港まで1025円のところを500円で行くことができて、プチ満足♪
これは毎年5月末と11月末だけできるウラ技(?)で、株優の有効期限が近づくと金券ショップで投げ売り状態が始まるのですよ。
まあつまり、スーパーの閉店間際みたいなもの。
どのタイミングで買うか、というのはスーパーのシール貼り職人と客との心理戦に通じるところがありますな。
ところが5月22日に私が行った池袋駅東口の金券ショップには、お望みの商品がナシ。
そして11月末まで有効のものを、千円という激高価格で売っていた。
ちなみに通常は、金券ショップ激戦地の新橋あたりで900円前後。
なので、最初に行った2軒が千円で、その次の店が品切れという状況に直面したときには、
電車賃を使って上野の金券ショップに行こうかと思いましたわ。
ザ・本末転倒……
でも西口に回って750円の店をみつけ、
それを一応キープしつつ5軒目に回ったら、店頭に「5月末まで!500円!」のポップを見つけてめでたしめでたし。
こういう経済活動は貧乏だからやっているのではなくて(いやまあ、基準次第では貧乏のカテゴリーですが)、
「安く行けて余は満足じゃ」という快感を得たいだけ。
つまりゲーム感覚で金券ショップ巡りをしているわけなのですよ。
けっこう面白いと思うのだけれど、冷静に考えると時間のムダではありますな(汗)
その株優を使って成田空港に着き、搭乗したのはピーチ・アビエーションの関西空港行き。
この航空券は、昨年末に泉佐野市に納めた「ふるさと納税」の返礼品としていただいた「ピーチポイント」で手に入れた。
昨今「ふるさと納税」は『返礼品が豪華すぎ』という、まさに本末転倒状態が課題になっている自治体もあるようですが……。
ともあれ、こちらとしてはうまく利用して関空まで行き、空港内でちょっと原稿を書いてから南海電車でナンバまで。
すぐさま道頓堀にある『ロフトプラスワンウエスト』に向かい、「2歳馬トークイベント・来年のダービー馬を探そう!」で2時間半ほどしゃべり、
終了後はナンバの大阪球場跡地横から、さいたま新都心駅行きの夜行バスに乗った。
(来年のダービー馬を探そう!)
ということで、大阪での滞在は9時間ほど。
これぞまさに出張!という感じですなあ。
ついでに何か食べる飲むの類いは全くナシ。
難波花月の近くにあるうどん屋さん(かけうどん170円)に寄ろうと思っていたのだけれど、
そこがなんと串カツ屋さんに変貌していたことで、大阪府の経済には南海電車のキップ代しか貢献しませんでした……。
ということで、私にとっては「大阪に行くハードルは低い」という状況。
とはいえ、世の中には“成田空港経由”という点が引っかかっている人が多いようだ。
確かに川崎や横浜あたりから成田空港経由で大阪に行くのはバカバカしいものね……。
また、いわゆるLCCは航空券の価格が日によってバラバラ。
私が搭乗したのはシーズンオフの火曜日だったので総額5千円強だったが、
大型連休や夏の週末などになると、新幹線のほうが優位となるケースが多い。
そういうところを比較して、最善を探し出していくのもゲーム感覚。
そう思える気持ちがないと、こんなめんどくさいことはなかなかできませんわ。
あとは気力体力の問題でしょうか。
でもそんな手段を使いながら、私のひそかな目標である「アジアのダービーを全部観る」に近づいていきたいのですよ。
ちなみに日本で観ていないダービーは、ばんえいダービー、岩手ダービー、黒潮ダービー、九州ダービー、あとダービーグランプリ。
アジアで観たダービーは、韓国と香港、シンガポールだけだから、完訪までの道は果てしなく遠い。
残るはフィリピン、マカオ、マレーシア、インドネシア、タイ……。
インドはコルカタ(旧カルカッタ)とバンガロール、ニューデリーでダービーをやっているらしいから大変だわ。
でもとりあえず、今週から始まった「ダービーウイーク」の馬券はすべて買うぞ!
日本ダービーの2時間後に発走した「九州ダービー栄城賞」は無事に的中いたしました。
次は5月31日(火)の北海優駿!
◎スティールキング
○ジャストフォファン
▲フジノパンサー
△アンビリーバボー
△キングニミッツ
今年も「ダービーウイーク」のガイドブックをほぼまるごと書かせていただきまして、
そのなかの「データ分析」は、自分で言いますが手作業による労作。
ぜひみなさまも、地方競馬のホームページからダウンロードor競馬場で冊子を手に入れて、ガッツリと活用してください!
それによると、北海優駿は「冬の間に南関東に移籍or滞在していた馬が1頭だけ連対」しているのですよ。
スティールキングは全日本2歳優駿に出走しましたが、これは「遠征」とみなして、そこから南関東在籍歴がある馬に流せばたぶん万全!!
そして水曜日は浦和でさきたま杯。
『nankankeiba.com』の「枠番・馬番別成績」で、浦和1400mを“やや重”でチェックしてみると、中央付近の成績が凹んでいる模様。
それを含めつつ……
◎ソルテ
○コーリンベリー
▲ベストウォーリア
△ドリームバレンチノ
浦和コースの上級条件戦は、積極的に行ったほうが有利。
そして昨年度の浦和1400m・やや重でのゼッケン4番の連対率は、22.9%で第4位。11番は12.2%で第9位。
ということで、その差を加味してソルテ→コーリンベリーという順番に。
ベストウォーリアとドリームバレンチノは、向正面で一気に上昇するも届かず……という映像が脳裏に浮かんできたので、度胸一発の3着固定で!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。