
レディスプレリュードは、予想で▲を打ったトーコーヴィーナスがみごと2着に粘り込み!
2着は同着でも2着であることには変わりがないものね。
ということで、トーコーヴィーナスは兵庫県民でも南関東で3回目の2着になりました。
いや~、1着のタマノブリュネットは無印にしてましたけど(恥)、これは駄文に付き合ってくださったみなさまの役に立ったのでは???
レース直後は吉行龍穂調教師も大山真吾騎手も大喜び。
これでグランダム・ジャパン古馬シーズンの優勝が決定。
この2着は相当に価値の高い2着となりました。
(レース直後の大山真吾騎手)
というのはよかったんですけど、今回は(も)馬券の買いかたがヘタだった……
パドックを見て、2番人気に推されていたサンソヴールが、やっぱり芝向きっぽいことを確認。
それを含めてここまで絞ったのに、なぜこれで当たらんのか???
(パドック診断の結果)
ということを深く反省したわけですよ。
ちなみに敗因は、タイニーダンサーの雰囲気がとてもよかったので、そこに重心を置いてしまったことでした。
しかしながらまったくもって、自ら律した「流すな・ボックス」を守らなかったのは罪深いことですわ。
本当にもう「流すな・ボックス」は、浴室用洗剤の「混ぜるな危険」レベルで厳守せにゃならん標語ですよ。マジ反省。
と同時に、馬券で成功する人しない人の境目がなんとなくわかったような気も。
私は先日、競馬仲間が7ケタ万円の払い戻しを受けるシーンを目の当たりにしたんですよ。
その人は9番人気馬を1着固定にして、そこから5頭に流す3連単20点を500円ずつ買っていて、
それがズバリ当たって20万円ちょっと×500円で帯封ゲット。
それを見て、成功の第一歩は「思い切って行けるかどうか」なんだなあと感じましたね。
馬券を買うときは、当たることしか想像しないことが重要。
アントニオ猪木氏がおっしゃる「戦う前に負けたときのことを考えるヤツがあるかバカヤロー」が、まさにそれ。
そう考えると、レディスプレリュードで私がハズレ馬券を買ったのも、ひとつの失敗として捉えることは可能かと。
そりゃ「流すな・ボックス」を遵守しなかった点はお仕置きに相当するとは思うけれどもさ……。
それはともかく、タマノブリュネットはうまく流れに乗れたにしても、4コーナーでの勢いはすばらしかったですなあ。
果たしてその脚が11月3日の川崎でも再現できるのか、そしてホワイトフーガは今回よりも状態が上がって登場するのか、
このあたりがJBCレディスクラシックでの予想ポイントになるのではないかと思います。
ちなみに7着に敗れたタイニーダンサーは、どうやら馬が前に進んでいかなかった模様。
パドックでは本当にすごく良く見えたんだけど。残念。
さて、大井競馬場では開催日でも場内の工事が進行中。
7月は廃墟感たっぷりだった3号スタンドがきれいさっぱりと撤去され、その跡地にできる広場が整備中となっておりました。
(3号スタンド跡地)
見通しがいいですねえ。
競馬場はゴール地点の近くにパドックがあるもので、馬券に用事がある人の大半はそちら方面に偏りがち。
私はレディスプレリュードをG-FRONTで見ましたが、屋根がないためかガラガラでしたわ。
ハコが大きいと入場者数がたくさんいても閑散としているように見えてしまうのは仕方がないこと。
それが多目的広場の設置によってどう変わっていくのか、完成後が楽しみですね。
でもおそらく火曜日は台風の影響で工事するのは厳しそう。22日の東京盃もドロドロの馬場が必至でしょう。
そういえば、レディスプレリュードはSPAT4のメルマガを見て「昼間開催なの???」と、ビックリしたんですわ。
メルマガを受信する設定にしておいてよかったー。
22日(木・祝)の東京盃の日も昼間開催。
メインレースは16時30分発走予定です!
◎ダノンレジェンド
○ノボバカラ
▲ルックスザットキル
△コーリンベリー
△キクノストーム
ダノンレジェンドの2走前、北海道スプリントカップは、ノボバカラと枠順が逆だったら勝てたかどうか微妙だったような。
しかし前走のクラスターカップは別格の脚力でしたね。
まさに6歳にして本格化。
ノボバカラより内側の枠をゲットしたこともプラス材料になるでしょう。
相手筆頭は順当にノボバカラ。
3番手はルックスザットキルにしてみました。
時計的にはちょっと不足ぎみでも、3番手から流れ込める可能性はあるのではないかと。
コーリンベリーは短距離で安定していて内枠も好材料でも、休み明けの分を割り引いて妙味。
連下の穴には、差し一手の脚質でも重馬場で実績残すキクノストームを挙げておきます。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。