
わたくし、南海時代からのホークスファンでございまして。
千葉県民で南海ファンというのは当時としては相当に珍しい存在だったらしく、南海がダイエーに変わるとき、
たぶん50人以上に「ダイエーになってもファンを続けるの?」と聞かれたように思います。
本拠地が大阪球場から平和台球場になることでさらに存在が遠くなるわけですが、まあホークスはホークスですからねえ。
ということで、そこからソフトバンクに変わっても、もういまさらやめられないわい!
という心境で現在に至っております。
そして先週の土曜日、2年ぶりのリーグ優勝が決まりました。
バンザイ!
(写真:優勝おめでとうございます)
先々週の木曜日に園田競馬場に行き、そのまま北海道に移動して金曜日から日曜日までは牧場巡り。
日曜日は午後1時くらいに解散となったのですが、日曜日の北海道発本州方面行きの飛行機はメチャメチャ混んでいる上に強気の値段。
ということで、日曜日は千歳空港に泊まり、月曜日の朝の飛行機で帰ってきました。
ちなみに乗ったのは茨城空港行きのスカイマークで、お値段は6600円。
2週間前くらいに買いましたが、日曜日だといわゆるLCCでも1万5千円以上でしたから、泊まっても月曜帰りのほうがはるかに安いのです。
先月から週末に飛行機に乗るケースが多くなっているんですが、空港に表示されている空席案内に×印が多いことにはビックリさせられます。
やはり全体的に景気が上昇しているんでしょうね。
それは茨城行きの飛行機でも感じたことで、月曜日の午前便なのに180人乗りの機内は満席に近い状況。
しかし茨城空港からの東京駅行き連絡バスは、乗客が15人程度でした。
茨城県も景気がいいのね!?
という行程を経て昼過ぎに東京駅に着き、ふと「来週のチケットを買っておいたほうがよさそうだな」と直感したので、
大宮のライオンズショップで「ライオンズ対ホークス」の日曜日と月曜日の指定券を買っておいたのです。
しかしこの時点ではこの土日に、北海道は東のほうにある「別海町」で行われる草競馬を見に行く予定でした。
でも本当に行けるのかどうかが不透明。
というわけで日曜日の野球のチケットは捨てるのを覚悟して発券したのです。
そうしたら、世間は3連休ということで旅行に出る人がたくさんいて、中標津行きも釧路行きも満席。
いったん千歳空港に降りて、そこから撮影チームと5時間かけて車で行く案も考えたのですが、しかし現地の宿も空きがほとんどない状況。
協議の結果、今回は“勇気ある撤退”を決断することになったのです。
というわけで私は、北海道に行く代わりにメットライフドーム(西武ドーム)にレッツゴー。
するとライオンズ戦も私が購入した翌日に3連休の指定席が完売に!
そんな状況に「いや~、あそこで決断しておいてよかったなあ」と悦に入ってたわけですよ。
でもしかしなんと、ホークスのマジックが順調に減って、木曜日の夜に「1」になってしまったではありませんか!
日曜日か月曜日のどちらかで優勝胴上げだろう、と決め打ちしていた私の予想は大ハズレのピンチ。
あわてて土曜日の内野立ち見券を購入したら、それも私が買ってしばらくしたら売り切れの表示に変わっていました。
(写真:3連戦のチケットが揃いました)
日曜日と月曜日は指定席なのに土曜日は立ち見席。
だからいい場所をゲットするために、試合開始の3時間前にメットライフドームに着きましたよ!
1時間ほど待機して、入場と同時にダッシュスタート。
すると外野席を確保していた知り合いに呼び止められて一緒に観戦し、そして見事に優勝決定!
(写真:工藤監督の胴上げ!)
これも土曜日に参戦することを決断できたおかげ。
私はどうも、指定券とか航空券とかをなかなか買えないタイプでして、これはイケナイことだなあとよく反省しているのです。
あとから考えると、早めに決断することが吉となるケースは多いんですよね。
もちろん逆のパターンもありますが、それでも早め早めに行動したほうがストレスは少なくなるように思います。
馬券だってそうなんですよ。
本当は本命をスパッと決めて、そしてそこから勝負するべき。
でも今までの経験則から、ボックスにするほうが悲しまなくて済む可能性が高い。
そこがツラいところなんです……
それでも出走馬のなかから数頭に絞る、それも決断。
水曜日の浦和は1400mの激戦、オーバルスプリントですよ!
◎サイタスリ―レッド
○ブルドッグボス
▲リエノテソーロ
△レーザーバレット
クラスターカップは現地で観ていましたが、ブルドッグボスが1着で、サイタスリ―レッドは3着。
でもサイタスリ―レッドは、パドックの様子からは休み明けという雰囲気があったように感じました。
今回は初めてのコーナー4回というところに不安はありますが、上積みはあるとみて中心にします。
相手筆頭はやはりブルドッグボス。
リエノテソーロは「3歳52㎏(牝馬は2kg減)」という規定により、50kgで出られるのが何よりの援軍といえます。
レーザーバレットは2年連続で優勝している馬ですが、
安定していた「コーナー4回の1400m以下」で2戦連続4着以下になっているのが気になるところ。
それでもノーマークにはしにくいので、今年は「2着と3着」の欄だけに塗るのが妙味かも。
リアライズリンクスも気になりますが、過去2回が8着と6着……。
その点を考慮して、今回は4頭で決断!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。