
久々に熱発しまして、ただいま早寝早起きの生活を送っております。
1月5日、川崎のバックヤードツアー&川崎競馬を楽しむ会にフル参戦して、自宅に戻ってから翌朝までの原稿を8割ぐらい終わらせてから寝て、
翌朝にその原稿を仕上げて送った……ところまではよかったのですが、それから気合が入らなくなってしまったのでした。
有馬記念の翌日からイベント4本、原稿も予想系を中心にたくさんあって、その合間に園田と中山で取材……の濃密な日々が、
バックヤードツアーでひと段落したからかしら?
それでもいろいろとお仕事はあるので軽く昼寝してから業務に移り、しかしイマイチ気合乗りが悪いので早めに就寝。
そして7日の朝5時頃にふと思い立って体温を計ってみたら、38.5度という数字が表示されました。
ウヒョ!
いやあ~、ぜんぜん熱っぽくないんですけど!
セキも鼻水も出ず、のどもまったく痛くなく、わりと頭もスッキリ。
それで体温だけが高いってのはどういうこと?
この時点で疑わねばならぬのはインフルエンザ。
私はインフルの予防接種なんざもう20年くらい受けていないので、いつ食らってもおかしくないという覚悟は持っております。
ということで、これ以上の感染拡大を防止すべく、家の者を私から隔離。
熱はあるけれども頭脳の動きとヤル気は前日よりも上昇していたので、その日のお仕事にとりかかりました。
(1月7日の14時前の状況)
しかし、家の者から「医者に行け」と命令が……。
インフルエンザなんか寝てれば治るものなのに。
でも命令には逆らえないので近所にある「休日夜間診療所」に行って検査を受けると、意外なことにインフルエンザは陰性という判定でした。
担当の医者によると「発熱だけが症状として出る風邪」があるとのこと。
ホンマかいな。
本当にインフルエンザではなくて単なる風邪なのかという疑いを持ちながら、もらった解熱剤を飲んで早々に就寝し、
さっき(1月8日午前11時半)熱を計ったら37.3度になっていました。
しかし熱発するのは久しぶり。
そういえば、過去にもこんな症状になったことがありました。
それは10年ちょっと前、年明け早々に夜行列車「ムーンライトながら」で京都競馬場に突撃したとき。
帰りも夜行列車で帰ろうと思ったら猛烈に寒気がしたので、野洲駅前のスーパー銭湯(現在は廃業)の高温サウナで体を温め、
さらに薬局に行って風邪薬を購入したのでした。
そのときと今回とで共通するのは、体が芯まで冷えたことと、睡眠不足。
そのときと今回とで違う点は、私のジジイ化が進行したことですね。
もともと私は体温調節がヘタなほうなので、体が芯まで冷えたときに、適温に戻す本能的機能が過剰に働くという可能性が考えられます。
いずれにしても無理は禁物。
頭では大丈夫だと判断できても体がついてこないケースがこれから増えてくるんでしょうなあ。あー、やだやだ。
しかし、体調が悪くなると気持ちも弱くなることを知ったのは収穫といえるかも。
調子上々のときはイケイケでもいいけれど、過ぎたるは及ばざるがごとし。
今年は空港で夜明かしする回数を減らすとか、もうすこしゆとりある行動を心がけようと思います……
さらにもうひとつ確認できたこと。
それは「体調が悪いと予想が当たらない」こと!
土日月とJRAの開催がありましたが、人気薄の馬が上位に食い込むレースが多かったとはいえ、的中率が低くてやんなっちゃいました。
これも私の座右の銘(?)のひとつ、“健全な予想は健全な肉体と精神に宿る”の状態ではなかったことが敗因でしょう。
これからニューイヤーカップのシルシをつけるにあたり、その点は不安材料。
ですが、体調はボチボチ回復していますので……(汗)
◎7.ハセノパイロ
○6.レベルスリー
▲8.クロスケ
△2.ヤマノファイト
△5.セイヴェルビット
ハセノパイロは全日本2歳優駿でうまく流れに乗りましたが、先着された2頭がともにワイルドな走りだっただけに、
これは相手が悪かったと考えるべき。
その地力を評価して中心視します。
レベルスリーは転入初戦の前走がワイルドな走り。
スタートで後手を踏んで、そのあとは左海騎手が手綱を引きっぱなし。
向正面では前の馬が動いたことに反応して横の馬と衝突し、最後まで暴れながら走って差し切り勝ち。
その内容を考えると、相手が強くなるほうがむしろ良いかもしれません。
クロスケは2歳時に8戦5勝。
これ以上の上積みとなると微妙という気はしますが、初の浦和の前走で最後に差を詰めた脚はなかなかのもの。
外枠でも道中の距離ロスを最小限に抑えられれば、重賞でも善戦以上が可能とみます。
ヤマノファイトとセイヴェルビットは主導権が取れそう。
浦和マイルの特性を生かしての粘り込みに警戒すべきでしょう。
1月5日の川崎では3連単1頭ヌケ地獄にハマってしまいましたが、ここから上昇していくことを目論んでおります!
(3件とも惜しいハズレ)
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。